流山市は平方にある平方観音を取材していた時のことだ。
境内で写真を撮っていた時に、軽トラックが近くに止まった。
中からは品の良い女性が出てきた。
境内を掃除する方のようだ。
一通り仕事が終わったようなので、平方観音について聞いてみた。
何しろ数百年に一度ご開帳というような由緒ある観音様だと聞いていたからだ。
女性は丁寧に説明してくれた。
しかし、ゆきたんくの頭の中に残ったのは境内脇の石碑石像群のことだ。
「ここの石碑は、台座がなくて直接土の上に立っています。このようなのは流山市ではここだけなんですよ。」
ゆきたんくも様々な神社や仏閣を見てきたが、台座のことはあまり考えたことがなかった。
写真を見ると何か心もとない感じがする。
平方観音の本堂(右側のお堂)
上写真、左側のお堂にあった小さなたぬき