以前のマイミクの方から音楽レビューを書いてはどうかという話があったので挑戦することにした。
何回続くかは分からないけれどまずは挑戦ね。
第1回目は「たま」
平成元年に放送されていた「いかすバンド天国」から飛び出したバンドだ。
このバンドに出会ったことで悔しい思いをしたことがある。
ゆきたんくは、たいていのギター譜(フォーク系ね)ならば、初見で弾くことができる。
ドレミ出版さんの楽譜が見やすくて特に好きだ。
20年前以上に買った楽譜もあるが、次男がギター練習に使っているのが嬉しい。最近買ったのはコブクロの全曲集だ。これも非常に弾きやすい。
たまのバンドスコアーも3冊持っている。
その中にある曲は初見では弾けないような曲ばかりであった。
彼ら(たまのメンバー)は遊んでいた結果が楽譜になっただけと言っていたが、はっきり言って難しいというか出会ったことのない奏法だった。
ギタリストの知久さんはマンドリンも弾く。ゆきたんくもマンドリンを弾くのですごく身近に感じたミュージシャンだ。そしてそのルーツを知りたくなった。
そうしたら、ゆきたんくがギターコピーでくじけたライ・クーダーというミュージシャンのコピーをしていたというではないか。
ゆきたんくのフェバリット・ミュージシャンはUKのギタリストでありマルチプレーヤーのマイク・オールドフィールドだ。彼の曲をコピーする時にドロップD(6弦を1音下げる)を覚えた。ライ・クーダーの場合は購入した楽譜の中だけでも、オープンのD、E、Gというチューニングで曲が紹介されている。もう、これでゆきたんくは参ってしまった。小椋佳の曲の中にオープンDのやつが1曲(落書きⅢ)あったが、これでもなかなかなじめなかった。
まあ、ギターとマンドリン(チューニングはGDAE)ほどの違いはないのである。
ようするに努力がたりなかったわけだ。
その努力を重ねた知久さんをギタリストとする稀有な楽曲のバンドが「たま」だ。
では、たまの「らんちう」をどうぞ
たま - らんちう (Tama - Ranchiu)