8/6の投稿で、ヒロシマの爆心地が島医院であることを書いた。
今回ココフカの旅で広島・福岡・山口・島根の4県を旅した。
その時に行くことができた。
広島平和記念資料館の人だかり、原爆死没者慰霊碑の人だかり、原爆ドームの人だかり・・・
そして人だかりのない場所へ行く。
爆心地の「島病院」 2016.08.09
長崎の爆心地は、しっかりとしたモニュメントとして成り立っている。
もっともここは爆心地になった時に病院があった。
そこで亡くなられた病院の職員、入院患者は80人にのぼるという。
このことを思えば当時院長だった島薫がここに病院を再建したのは自らの使命と、犠牲になられた方の鎮魂もこめてのことと思う。
再建されたのは3年後のことで、たくさんの骨が掘り出されたという。
爆心地モニュメントの写真
当時、病院の玄関先にご遺体が一人。
残りの人たちは、皆この瓦礫の下敷きになったという。
ここを訪れる人は少ない。
しかし、現在も病院があることを思えばそれはそれで良いのだと思う。
そして人類が記憶にとどめるべき場所の1つと思うゆきたんくである。