さて、「旨かった」ラストである。
まぁ、番外編も用意してあるけれど・・・
場所は津和野。
島根県津和野町だ。
ココフカ2016最後の観光地である。
広島、福岡、山口、島根と2泊3日で欲張りな旅であった。
その津和野での昼ごはんである。
津和野 沙羅の木・松韻亭 季節限定メニュー 「津和野 郷土料理づくし」だ。
島根県産石見ポーク冷しゃぶサラダ風 津和野寿司 石州そば うずめ飯 天ぷら5点盛り おさしみこんにゃく からし椎茸
と種類も豊富。
この中では「うずめ飯」について解説があった。
日本五大名飯の1つだそうだ。
パッと見は何の変哲もない湯(出汁)をかけたご飯である。
ご飯の下にみつば・しいたけ・にんじん・のりなどをうずめ、上から温かいだしをかけて召し上がる津和野郷土料理です。
昔、津和野は山菜くらいしかお客様にもてなす食材が無く、ご飯の下に山菜をうずめて控えめに出したといわれています。
サイズは通常よりミニサイズです。
といただいたプリントにあった。
諸説あるようだが、お店の方の説明では
江戸時代中期頃のアイディアだという。質素倹約の時代に役人に見つかっても贅沢を隠すことができるという話だった。
役人がいなくなった後に、お椀の中身をかきまぜて食べるのだという。
様々な具が下に隠れている。
大きな御椀をばらけると・・・
左から「島根県産石見ポーク冷しゃぶサラダ風」、手前に「天ぷら5点盛り」、真ん中上に「石州そば」、右に「おさしみこんにゃく」
手前に「津和野寿司」寿司の入れ物の左側に「からし椎茸」がある、そして「うずめ飯」で郷土料理づくしである。
どの料理も出しゃばらない。
この料理全部で1つの作品というようにバランスが取れているのだ。
また食べたくなる料理である。