のんびりぽつぽつ

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外見で選ぶ。

2007年09月23日 11時16分02秒 | ☆本☆
本の表装は、「表紙」じゃないの?今時はジャケットっていうの??

18日の朝日新聞の文化面に載っていた記事。
文庫本も、当節表紙が命!ってお話なのですが、「文庫本もジャケ買い」ってタイトルなんです。
ジャケット・・ねぇ。
この言葉に、かなりな違和感かんじるなあ・・・
文庫本の場合、表装とは言わないのかな?だけど、本の表紙でしょ。ジャケットはないんじゃないかなぁ。。

っとまあ、それはそれでオイトイテ・・・

表紙のデザインといえば、星新一の本で以前、そんな話題があったなあ、って思い出しました。
でも、今回はちょっとそれとはまた違う内容。

「若者と古典を橋渡し」

ってことなんですね。
うにゃ?なんじゃ??と目を留めて、載ってた写真に納得。
文学作品の表紙が俳優さんとマンガの主人公でずらっと写ってました。

はっはっは。ありますよ。これ~~~!我が家にも。。
太宰治の「人間失格」DEATH NOTEバージョン・・
確かに、異彩を放ってました。文庫本売り場でライトくんの表紙。
しかも、題名が「人間失格」太宰治。もちろん中身はそのまんま「人間失格」
一体何事?と、平置きしてある棚に吸い寄せられていったのは、確かです
んで、、
実は、蒼井優ちゃん表紙の「銀河鉄道の夜」も一緒に買ったわぁ~~~(こっちは娘用。さすがに中学生に太宰治は・・ちょっと、ね。しかも「人間失格」は、、ねぇ。。

なんにしても、これはこれでいいのかもしれないって思います。
文学作品って、そもそも、学校で教科書で読むくらいでしょう。好んで手にする人って、私の学生時代でも1人・・太宰ファンの子がいたけれど、完全に少数派。
受験とか、勉強で仕方なく読んでるって状態だったもんな。(私も嫌いだった。面白くなくて訳わかんない~~って

表紙につられて買ってみて、読んだけどおもしろくない・・・やっぱりダメダった、、でもいいと思うんですよ。ただ、触れてはほしいって思うんです。今時の横組みになってる小説とか、携帯小説とかだって、底辺にはやっぱりこういう文学作品があってしかるべきって思うし、、日本の言葉や表現を覚える、学ぶためには、文学作品を手に取らないと土台が無くなっちゃうんじゃないかなー、、って。

・・・あれ?何を私は語っちゃってるんでしょう。
表紙買いしたよ~~~ってだけで、軽く書くつもりだったんだけど。。
(上の子にさっき話したんだった。テストがで、ね。本読んでも言葉が増えないっていうからさ。最近横組みの本とマンガしか手にしてないんで、、読まないよりいいけれど、こういうもんじゃないかなあ、、と。。たはは~~~~)

「今の若者は本に手を伸ばす力が弱くなってる。だから本から手を伸ばしていかないといけないでしょう」と、朝日新聞は締めくくっています。

そうだね。それをきっかけに、ちょっとでも読めたらいいね。
ほら、つまんなかった~~でも、いいから、さ。