ぬっくん、アリス・・・とすっかりミステリーずいている今日この頃。
マレー鉄道のあと、ちょっと恩田さんに行こうか?と迷ったんですが。。。
初志貫徹(ってほどのものではない)、大人買いした作家アリスの国名シリーズを読み倒そう!と7月も突き進みます
2010年6月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4992ページ
■マレー鉄道の謎 (講談社文庫)
面白い面白い面白い!!いやもう止まらない面白さでした。これは本当にキャラクターといいトリックといい大満足です!キャラが立ってる。物語がきっちりあってそれぞれの人がちゃんと生きていて。蛍・・はとってもロマンチック。そんなエピも有栖川作品らしいかな。有栖川先生は長編のほうが得意なんでしょうか?
読了日:06月30日 著者:有栖川 有栖
■ペルシャ猫の謎 (講談社文庫)
「赤い帽子」あとがきを読んでなるほど!と思う。森下刑事エピは嬉しかった。そしてラストもこういう形は大の好み!「悲劇的」「猫と雨と助教授と」も大好き。火村という人物をこうして少しずつ知っていく。他の作品もミステリーとしてはありゃりゃ(><;)、なところが多々あるけれど、物語として、形を変えた表し方もあってしっかり楽しんだ1冊だった。
読了日:06月27日 著者:有栖川 有栖
■英国庭園の謎 (講談社文庫)
文庫化された順番に国名シリーズを読んできて。この本がいままでで一番おもしろかった。全編、みんな楽しい。同時に、時代が現在に近づいてるな~とも感じて。「ジャバウォッキー」「完璧な遺書」が中でも好み。「英国庭園の謎」はラストが最高。火村&アリスのこのシリーズはみんな短編集?そろそろ長編恋しい病も。。(^^;
読了日:06月23日 著者:有栖川 有栖
■ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)
蝶に絡んだ物語で挟まれた6話の短編集。「彼女か彼か」の蘭ちゃんがいい!このキャラは確かに再登場してほしいな~と思ってしまいました。ラストの1話は、最後にガツンっとやられ、当時を思い出して切なくなると同時に、こういう形のミステリーは初めてでした。あの記憶・・・ずっと残していかないと・・・と改めて思います。
読了日:06月21日 著者:有栖川 有栖
■殺人症候群 (双葉文庫)
4つの物語が巧に交差する。お話の構成や掴みは本当に鋭くて確かに止められないんだけれど・・・。苦しかった。読んでいてどんどんつらくなった。現代に持ってきた必殺シリーズ、と大雑把に捉えたけれど内容は厳しい。貫井さんは「殺人」に対してする側にも追う側にも非情に厳しい人だと感じる。「慟哭」でも感じた・・・それが命を奪うということだろう。
読了日:06月17日 著者:貫井 徳郎
■誘拐症候群 (双葉文庫)
また密かな事件が起こって環さんが3人を招集して動き出すんだと思い込んでいたので、今回托鉢僧の彼が全く別行動な物語のつくりにびっくり。でも貫井さん得意の同時進行でクロスして・・・みたいなお話で楽しめました。クロスした瞬間が残酷だったけど。環って人の割り切り方は一方では割と好み。失踪ではあまり感じなかった(言葉としてはあったけれど)事件を解決するためならどんな非情なことでも平然と行う彼が見事に描かれてました。ラストは・・・こうなったか・・・と複雑ですが、らしいなとも。殺人・・いきます!
読了日:06月13日 著者:貫井 徳郎
■失踪症候群 (双葉文庫)
この設定、かなり好みです。こういう終わり方も好き。ラストの結果は以降公の機関でも捜査できることだから、あえて彼らが動く必要はない、と理解しました。そういう割り切り方をするチームのように感じます。が、こういう設定は、好みは分かれるだろうなあ・・・。3部作だから、あと2冊。やっぱり「殺人症候群」も買いますか?なぜか2冊でやめてきてるんだけど、ね。
読了日:06月11日 著者:貫井 徳郎
■にょっ記 (文春文庫)
半年分ずつ一気読み!斜め37度くらいに立って更にそこから斜めに見ているような、ホントのようなウソな日記がすごく楽しい!この方、初めてだったんですが読んでよかった!煮詰まってる気持ちがふいに楽になりました。思わず自分でも付けて見るか?って思ったり(笑/無理です!)
読了日:06月10日 著者:穂村 弘
■海のある奈良に死す (角川文庫)
相変わらず後半に行くほど止められなくなる物語運び。筆者もおっしゃってますが、関西あちこち&東京を力いっぱい移動できます(笑)。有栖川作品は基本的に謎解きをしていく過程がすきなんだな、と改めて実感。トリック、動機には「時代」も感じますけど、それもまあ、よし。火村の悲鳴を初めて目にして更に気になっています。さて、次は何を読もうかな。
読了日:06月08日 著者:有栖川 有栖
■ダリの繭 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)
後半を今日一気読み。ダリひげね。。読み出すと止められない。今回は火村の過去よりもアリスの過去、小説を書き出したキッカケに驚いた。この2人抱えるものも大きいなあ。二転三転する物語と動機は有栖川さんならでは、なのかな。火村シリーズまだまだ入り口!カナリアが気になる!(笑)
読了日:06月06日 著者:有栖川 有栖
■×××HOLiC(17) (KCデラックス)
マンガなんだけど・・読み応えある小説のように読んできて。今は切ないなあ。ラストのめがねはクロウと同じ?侑子さんの「こころ」の宿る店。守っていくその先に四月一日と同じように彼女を望むけれど、でも死者は蘇らない。それでも望んでしまうよね。どうしても。この物語はちゃんと完結するよね?CLAMPさん!
読了日:06月03日 著者:CLAMP
■被害者は誰? (講談社文庫)
さくっと読める楽しい1冊。以前「慟哭」の後に読んだ時、あまりの軽さに驚いたなあ。横柄で性格の悪い名探偵ってどうしてこう笑えるんだろう?な~んて思って安心して楽しみました!
読了日:06月03日 著者:貫井 徳郎
■スウェ-デン館の謎 (講談社文庫)
たった一日の出来事。長い長いその一日に登場人物それぞれの人生が見事に描き出される。火村の過去。犯罪社会学、フィールドワークを自らに課す彼の過去をますます知りたいと思う。それにしても童話作家と殺人事件。「僕にまかせて」・・・悲しすぎた。
読了日:06月01日 著者:有栖川 有栖
▼読書メーター
マレー鉄道のあと、ちょっと恩田さんに行こうか?と迷ったんですが。。。
初志貫徹(ってほどのものではない)、大人買いした作家アリスの国名シリーズを読み倒そう!と7月も突き進みます
2010年6月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4992ページ
■マレー鉄道の謎 (講談社文庫)
面白い面白い面白い!!いやもう止まらない面白さでした。これは本当にキャラクターといいトリックといい大満足です!キャラが立ってる。物語がきっちりあってそれぞれの人がちゃんと生きていて。蛍・・はとってもロマンチック。そんなエピも有栖川作品らしいかな。有栖川先生は長編のほうが得意なんでしょうか?
読了日:06月30日 著者:有栖川 有栖
■ペルシャ猫の謎 (講談社文庫)
「赤い帽子」あとがきを読んでなるほど!と思う。森下刑事エピは嬉しかった。そしてラストもこういう形は大の好み!「悲劇的」「猫と雨と助教授と」も大好き。火村という人物をこうして少しずつ知っていく。他の作品もミステリーとしてはありゃりゃ(><;)、なところが多々あるけれど、物語として、形を変えた表し方もあってしっかり楽しんだ1冊だった。
読了日:06月27日 著者:有栖川 有栖
■英国庭園の謎 (講談社文庫)
文庫化された順番に国名シリーズを読んできて。この本がいままでで一番おもしろかった。全編、みんな楽しい。同時に、時代が現在に近づいてるな~とも感じて。「ジャバウォッキー」「完璧な遺書」が中でも好み。「英国庭園の謎」はラストが最高。火村&アリスのこのシリーズはみんな短編集?そろそろ長編恋しい病も。。(^^;
読了日:06月23日 著者:有栖川 有栖
■ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)
蝶に絡んだ物語で挟まれた6話の短編集。「彼女か彼か」の蘭ちゃんがいい!このキャラは確かに再登場してほしいな~と思ってしまいました。ラストの1話は、最後にガツンっとやられ、当時を思い出して切なくなると同時に、こういう形のミステリーは初めてでした。あの記憶・・・ずっと残していかないと・・・と改めて思います。
読了日:06月21日 著者:有栖川 有栖
■殺人症候群 (双葉文庫)
4つの物語が巧に交差する。お話の構成や掴みは本当に鋭くて確かに止められないんだけれど・・・。苦しかった。読んでいてどんどんつらくなった。現代に持ってきた必殺シリーズ、と大雑把に捉えたけれど内容は厳しい。貫井さんは「殺人」に対してする側にも追う側にも非情に厳しい人だと感じる。「慟哭」でも感じた・・・それが命を奪うということだろう。
読了日:06月17日 著者:貫井 徳郎
■誘拐症候群 (双葉文庫)
また密かな事件が起こって環さんが3人を招集して動き出すんだと思い込んでいたので、今回托鉢僧の彼が全く別行動な物語のつくりにびっくり。でも貫井さん得意の同時進行でクロスして・・・みたいなお話で楽しめました。クロスした瞬間が残酷だったけど。環って人の割り切り方は一方では割と好み。失踪ではあまり感じなかった(言葉としてはあったけれど)事件を解決するためならどんな非情なことでも平然と行う彼が見事に描かれてました。ラストは・・・こうなったか・・・と複雑ですが、らしいなとも。殺人・・いきます!
読了日:06月13日 著者:貫井 徳郎
■失踪症候群 (双葉文庫)
この設定、かなり好みです。こういう終わり方も好き。ラストの結果は以降公の機関でも捜査できることだから、あえて彼らが動く必要はない、と理解しました。そういう割り切り方をするチームのように感じます。が、こういう設定は、好みは分かれるだろうなあ・・・。3部作だから、あと2冊。やっぱり「殺人症候群」も買いますか?なぜか2冊でやめてきてるんだけど、ね。
読了日:06月11日 著者:貫井 徳郎
■にょっ記 (文春文庫)
半年分ずつ一気読み!斜め37度くらいに立って更にそこから斜めに見ているような、ホントのようなウソな日記がすごく楽しい!この方、初めてだったんですが読んでよかった!煮詰まってる気持ちがふいに楽になりました。思わず自分でも付けて見るか?って思ったり(笑/無理です!)
読了日:06月10日 著者:穂村 弘
■海のある奈良に死す (角川文庫)
相変わらず後半に行くほど止められなくなる物語運び。筆者もおっしゃってますが、関西あちこち&東京を力いっぱい移動できます(笑)。有栖川作品は基本的に謎解きをしていく過程がすきなんだな、と改めて実感。トリック、動機には「時代」も感じますけど、それもまあ、よし。火村の悲鳴を初めて目にして更に気になっています。さて、次は何を読もうかな。
読了日:06月08日 著者:有栖川 有栖
■ダリの繭 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)
後半を今日一気読み。ダリひげね。。読み出すと止められない。今回は火村の過去よりもアリスの過去、小説を書き出したキッカケに驚いた。この2人抱えるものも大きいなあ。二転三転する物語と動機は有栖川さんならでは、なのかな。火村シリーズまだまだ入り口!カナリアが気になる!(笑)
読了日:06月06日 著者:有栖川 有栖
■×××HOLiC(17) (KCデラックス)
マンガなんだけど・・読み応えある小説のように読んできて。今は切ないなあ。ラストのめがねはクロウと同じ?侑子さんの「こころ」の宿る店。守っていくその先に四月一日と同じように彼女を望むけれど、でも死者は蘇らない。それでも望んでしまうよね。どうしても。この物語はちゃんと完結するよね?CLAMPさん!
読了日:06月03日 著者:CLAMP
■被害者は誰? (講談社文庫)
さくっと読める楽しい1冊。以前「慟哭」の後に読んだ時、あまりの軽さに驚いたなあ。横柄で性格の悪い名探偵ってどうしてこう笑えるんだろう?な~んて思って安心して楽しみました!
読了日:06月03日 著者:貫井 徳郎
■スウェ-デン館の謎 (講談社文庫)
たった一日の出来事。長い長いその一日に登場人物それぞれの人生が見事に描き出される。火村の過去。犯罪社会学、フィールドワークを自らに課す彼の過去をますます知りたいと思う。それにしても童話作家と殺人事件。「僕にまかせて」・・・悲しすぎた。
読了日:06月01日 著者:有栖川 有栖
▼読書メーター