ほぼ、推理小説尽くし?
の中、児童書的分野まであるのが私らしいっちゃらしいなあ~。
2010年7月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3952ページ
■妖怪アパートの幽雅な日常1 (講談社文庫)
寝る間を惜しんで・・・一気に後半部分を読む。母と子の関係に不意打ちの涙・・・・。先日別の某出版社でイタイメを見たので警戒して1冊しか買ってこなかったけど、残り全巻購入決定。最初から買ってくればよかった。。ライトな物語の中にちゃんと信念があるから、子どもでも大人でも楽しんで読めるんだな。。るりるりさん、ごはん食べたいです!生物多様性の法則。。とはちょっとちがうか(w)でも、こういう世界。大好きです。
読了日:07月30日 著者:香月 日輪
■夜叉桜 (光文社時代小説文庫)
タイトルの「夜叉」これかこういうことだったのか、と判ったとき寒気がした。非常に複雑な心境。後味がすっきりしない。信次郎と遠野屋のやり取りに息が詰まる。もう少しなんとならんのか???と思いつつでも読み込まされた。うーん・・・にしてもすっきりしない・・・・・。時代小説としては平易で読みやすいシリーズ。
読了日:07月28日 著者:あさの あつこ
■弥勒の月 (光文社時代小説文庫)
昨夜から止められなくて一気読み。そこまで人々の因縁がつながるのか・・・・。ラストがあまりに哀しいために不安定な気分になった。。(遠野屋さんがあまりにも・・・)ちゃんと彼は帰る場所を見つけたのか?と。けれど、よかった。続編がちゃんと時間も世界も繋がっているみたい。ほっとして。。「夜叉桜」を早く読まねば!と思っている。遠野屋清之介は少しでも日の射す道を歩けるようになれるのだろうか。
読了日:07月26日 著者:あさの あつこ
■八日目の蝉
ドラマを飛び飛びに観て、是非原作を!と図書館で借りる。なるほど、原作は希和子と薫=恵理菜の心情がそれぞれの立場で丁寧に描かれていて、活字のほうが二人のこころがしっかり伝わってくる。特に恵理菜の心情。薫として生きた数年を否定する気持ちは、悲しくて淋しくて。八日目を温かくなくても静かにいつか受け止められるよう祈らずに要られなかった。未来は変わるよね?
読了日:07月25日 著者:角田 光代
■乱鴉の島 (新潮文庫)
近海の孤島。隔絶された世界の中での事件。これぞ本格推理物。けれど、人はあまり死なない(^^;)謎解きの興味が、「この人々の集まりの本当の目的はなに?」っていうほうに比重が重くなって、実際の事件につい目が向かない状態になってしまった。ちゃんと謎解きは見事だけれど、途中でいちいちつっかかる人にちょっとイラっとしてしまう。にしても・・・うーん。理解には苦しむ。その本当の目的とそれを「是」とした人々の感覚。そこまで傾倒できるということのすごさを感じるべきなのか?
読了日:07月23日 著者:有栖川 有栖
■新参者
加賀恭一郎シリーズの中で、「悪意」に匹敵するくらいおもしろかったかも。こういう事件へのアプローチの仕方、物語の組み立て方もあるんだと、東野圭吾氏の力量にも感服。人の人生に深く関わる「刑事」という仕事。それを見せ付けられた感がある。。被害者、加害者、周りの人々、更には事件を追う刑事にまで神経を行き届かせる加賀刑事。どんどん人としての大きさが深く広くなっていく。
読了日:07月17日 著者:東野 圭吾
■絶叫城殺人事件 (新潮文庫)
「絶叫城」の火村がやってたゲームの描写に寒気・・・だめですこーゆーゲーム苦手・・・(><)だけど、作品としてはまあまあ。「黒鳥館」が私はこの中では一番でしょうか。うーん。でも完全にのめりこめるものは今回なかったかな。次は長編読もう。。。
読了日:07月14日 著者:有栖川 有栖
■つくもがみ貸します (角川文庫)
畠中さん大得意の分野です、ね。そして、巻を重ねるごとに描き方が巧になってる。しゃばけシリーズの初めの頃とほんとに変わったなあ・・・と思いつつ読みました。「蘇芳」をたて軸にして、短編でつづる損料屋の若い二人の物語。つくもがみさんたちがほんっとにいい!ルールをキッチリ守って人と妖怪が共存する。こんな世界いいなあ・・・。また若だんなに会いたくなってきた(w)
読了日:07月09日 著者:畠中 恵
■暗い宿 (角川文庫)
それぞれが違う話運びでどの話も楽しめる。「ホテル・ラフレシア」のラスト1Pに衝撃。「火車」や「白夜行」をいっきに凝縮させたような・・・といったら言い過ぎ?でも鳥肌が立った。前半誉められすぎるホテルもちょっと気味が悪かったのだが、なるほど「ホテルカリフォルニア」かあ。「201号~」には火村の容赦のない姿も垣間見える。他2編も短編の中にいろいろな情報が凝縮されていていい!チェックアウト・・・できてよかった~けど帰ってこれているのかな?(笑)
読了日:07月07日 著者:有栖川 有栖
■モロッコ水晶の謎 (講談社文庫)
「推理合戦」が面白い!作者の狙い通りくすっと笑いました。これからもこんなスパイス効いたショートショート、3人で作っていただきたい!「助教授」は見事にタイトルにひっかかり、「ABCキラー」はうーん。表題作は・・・ある意味有栖川作品らしいところもあるな、とも・・思う。どこかロマンチスト・・・(^^;)
読了日:07月05日 著者:有栖川 有栖
■スイス時計の謎 (講談社文庫)
長編の後の短編4話。マレー鉄道で「長編が得意?」って思ったけど、この1冊はまた短編もすごい!と思う。スイス時計の謎は特に最高。この長さでベストの内容で、ラストの火村の論理の刃は見事だった。猫・・書いた人と同じなんですよねぇ。このギャップがまた、、たまらいないのかも。アリスの過去。それを上手く織り込んだ辺りがまた、有栖川さんのこのシリーズらしくて嬉しい。
読了日:07月02日 著者:有栖川 有栖
▼読書メーター
の中、児童書的分野まであるのが私らしいっちゃらしいなあ~。
2010年7月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3952ページ
■妖怪アパートの幽雅な日常1 (講談社文庫)
寝る間を惜しんで・・・一気に後半部分を読む。母と子の関係に不意打ちの涙・・・・。先日別の某出版社でイタイメを見たので警戒して1冊しか買ってこなかったけど、残り全巻購入決定。最初から買ってくればよかった。。ライトな物語の中にちゃんと信念があるから、子どもでも大人でも楽しんで読めるんだな。。るりるりさん、ごはん食べたいです!生物多様性の法則。。とはちょっとちがうか(w)でも、こういう世界。大好きです。
読了日:07月30日 著者:香月 日輪
■夜叉桜 (光文社時代小説文庫)
タイトルの「夜叉」これかこういうことだったのか、と判ったとき寒気がした。非常に複雑な心境。後味がすっきりしない。信次郎と遠野屋のやり取りに息が詰まる。もう少しなんとならんのか???と思いつつでも読み込まされた。うーん・・・にしてもすっきりしない・・・・・。時代小説としては平易で読みやすいシリーズ。
読了日:07月28日 著者:あさの あつこ
■弥勒の月 (光文社時代小説文庫)
昨夜から止められなくて一気読み。そこまで人々の因縁がつながるのか・・・・。ラストがあまりに哀しいために不安定な気分になった。。(遠野屋さんがあまりにも・・・)ちゃんと彼は帰る場所を見つけたのか?と。けれど、よかった。続編がちゃんと時間も世界も繋がっているみたい。ほっとして。。「夜叉桜」を早く読まねば!と思っている。遠野屋清之介は少しでも日の射す道を歩けるようになれるのだろうか。
読了日:07月26日 著者:あさの あつこ
■八日目の蝉
ドラマを飛び飛びに観て、是非原作を!と図書館で借りる。なるほど、原作は希和子と薫=恵理菜の心情がそれぞれの立場で丁寧に描かれていて、活字のほうが二人のこころがしっかり伝わってくる。特に恵理菜の心情。薫として生きた数年を否定する気持ちは、悲しくて淋しくて。八日目を温かくなくても静かにいつか受け止められるよう祈らずに要られなかった。未来は変わるよね?
読了日:07月25日 著者:角田 光代
■乱鴉の島 (新潮文庫)
近海の孤島。隔絶された世界の中での事件。これぞ本格推理物。けれど、人はあまり死なない(^^;)謎解きの興味が、「この人々の集まりの本当の目的はなに?」っていうほうに比重が重くなって、実際の事件につい目が向かない状態になってしまった。ちゃんと謎解きは見事だけれど、途中でいちいちつっかかる人にちょっとイラっとしてしまう。にしても・・・うーん。理解には苦しむ。その本当の目的とそれを「是」とした人々の感覚。そこまで傾倒できるということのすごさを感じるべきなのか?
読了日:07月23日 著者:有栖川 有栖
■新参者
加賀恭一郎シリーズの中で、「悪意」に匹敵するくらいおもしろかったかも。こういう事件へのアプローチの仕方、物語の組み立て方もあるんだと、東野圭吾氏の力量にも感服。人の人生に深く関わる「刑事」という仕事。それを見せ付けられた感がある。。被害者、加害者、周りの人々、更には事件を追う刑事にまで神経を行き届かせる加賀刑事。どんどん人としての大きさが深く広くなっていく。
読了日:07月17日 著者:東野 圭吾
■絶叫城殺人事件 (新潮文庫)
「絶叫城」の火村がやってたゲームの描写に寒気・・・だめですこーゆーゲーム苦手・・・(><)だけど、作品としてはまあまあ。「黒鳥館」が私はこの中では一番でしょうか。うーん。でも完全にのめりこめるものは今回なかったかな。次は長編読もう。。。
読了日:07月14日 著者:有栖川 有栖
■つくもがみ貸します (角川文庫)
畠中さん大得意の分野です、ね。そして、巻を重ねるごとに描き方が巧になってる。しゃばけシリーズの初めの頃とほんとに変わったなあ・・・と思いつつ読みました。「蘇芳」をたて軸にして、短編でつづる損料屋の若い二人の物語。つくもがみさんたちがほんっとにいい!ルールをキッチリ守って人と妖怪が共存する。こんな世界いいなあ・・・。また若だんなに会いたくなってきた(w)
読了日:07月09日 著者:畠中 恵
■暗い宿 (角川文庫)
それぞれが違う話運びでどの話も楽しめる。「ホテル・ラフレシア」のラスト1Pに衝撃。「火車」や「白夜行」をいっきに凝縮させたような・・・といったら言い過ぎ?でも鳥肌が立った。前半誉められすぎるホテルもちょっと気味が悪かったのだが、なるほど「ホテルカリフォルニア」かあ。「201号~」には火村の容赦のない姿も垣間見える。他2編も短編の中にいろいろな情報が凝縮されていていい!チェックアウト・・・できてよかった~けど帰ってこれているのかな?(笑)
読了日:07月07日 著者:有栖川 有栖
■モロッコ水晶の謎 (講談社文庫)
「推理合戦」が面白い!作者の狙い通りくすっと笑いました。これからもこんなスパイス効いたショートショート、3人で作っていただきたい!「助教授」は見事にタイトルにひっかかり、「ABCキラー」はうーん。表題作は・・・ある意味有栖川作品らしいところもあるな、とも・・思う。どこかロマンチスト・・・(^^;)
読了日:07月05日 著者:有栖川 有栖
■スイス時計の謎 (講談社文庫)
長編の後の短編4話。マレー鉄道で「長編が得意?」って思ったけど、この1冊はまた短編もすごい!と思う。スイス時計の謎は特に最高。この長さでベストの内容で、ラストの火村の論理の刃は見事だった。猫・・書いた人と同じなんですよねぇ。このギャップがまた、、たまらいないのかも。アリスの過去。それを上手く織り込んだ辺りがまた、有栖川さんのこのシリーズらしくて嬉しい。
読了日:07月02日 著者:有栖川 有栖
▼読書メーター