のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

劇場版名探偵コナン 絶海の探偵(プライベートアイ)

2013年05月07日 22時02分42秒 | まんが☆アニメ
GW映画2本目。
何年ぶりだろう。映画のコナンを映画館に観に行くのは。
某作品ですっかり映画への気持ちが薄れ、更に最近はTVシリーズの方も子供が観るからなんとなく~。
原作に至っては、60巻台から読んでない…状態の中。

ああ、そうか。
おっちゃんの声が変わってからはおそらく初めての映画館でのコナンでした。
映画の公式HPはこちら



物語は、本当に久しぶりにあまりストレスを感じずに楽しんで観られた。
ゲスト声優さんの柴咲コウさんも違和感がなく、というか、最初柴咲さんだって気付かなくて途中で気付いて逆にびっくり
物語もコナンのいつもの定番突っ込みどころ(ナニ?/笑)以外、なんだかな~な部分がなかったので。
本当に久々だなあ。
おっちゃんの声も何だかんだ未だに抵抗はあるんですがTVシリーズで知らないうちに慣らされていたんだろうなあ。

強引に突っ込んで出かけた映画だったんだけれど、映画館で観てOKだったな、と思えて良かった。

ま、ね。一箇所。これはいらないんじゃないだろーか?というエピソードあったんですけど、、ここで書く勇気はない(笑)
それもそれで毎回定番の出来事(にしていーんだろうか??)だしな、と思えば。。
そしてイージス艦の性能を顕すにはなかなかいいと。。言おうと思えば言える…かなあ(汗)


そうだ。
エンディングの後の定番。来年の「決定!」がいつもとちょっと変わっていて面白かった。
って、もう発表になってるからいいよね?
今年12月に公開されるルパンVSコナンの映画紹介も挟まってたのでした。

そういえば、、ルパンも声優さんが変わって長いですね。。こちらは哀しい訃報のためだったけれど。
今のルパンもすっかり馴染みましたけれどでも。たまに再放送で昔の山田@ルパン三世の声を聞くと、やっぱり「ああルパンだ」と思います。
なんだろう。山田康雄さんの声にはどこか、品の良い下品さ。。があって。それが栗田貫一さんでは物足りない。
それは実は、神谷明という声優さんにも感じていることで。おっちゃんのあのどうしようもない姿の時の表現が、品の良い下品さ。
ああそういえば。納谷悟朗さんの銭形警部もそうだった。
選手交代した声優さんがダメというのではなく、どこか違うと感じるのは演じ手が違うのだから当たり前なのだけれど、ルパンと銭形警部、そして眠りの小五郎さんの3人共に何か共通するものがあります。

ううう。。望んでももう新たなものは絶対に実現しない声の共演。。ですね。。。
なんだかすごく…切ないなあ。。


あれ?話が相当ずれてしまった。。。
脱線続きだけど、ま、いいか。

とにかく今回のコナンの映画は。
それなりにちゃんと、楽しめる作品でした。


あー良かった。


で。
エンドロールにしっかり海上自衛隊。ですよ。広報室さんっ!(と、締めでまた脱線する/爆)


以上、GW後半の5日6日に突っ込んだ映画館突撃記事でした。

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映画「図書館戦争」 @実写版

2013年05月07日 21時20分35秒 | テレビとか、映画とか、
ある欲求をなんとかごまかすために(はっきり言えば池袋行きたい病/笑)GW後半で映画を2本見た。
その1本目。

実写版図書館戦争。公式HPはこちら

予想した以上になかなか見ごたえはある映画でした。はい。
この作品を気楽に楽しもう♪という気持ちにさせてもらえました。


アニメ映画(↓)と違って、こちらは物語のほぼ最初から描かれているのでメディア良化法というものと、その世界もちゃんと分かりやすく説明されていて、原作知らないでいきなり映画、という人たちにもおそらく、入りやすかったかな。
ただ。
始まったとたんにドン引きしそうな映像で(日野の悪夢の容赦ない描き方…)隣に座った小学生の子がぎゅうっと小さくなったのを感じ、大丈夫かな?とちょっと心配になりました。(余計なお世話ですが)

全編通してしっかりエンタメ。
そして、原作をかなり忠実に(ある一箇所のみ大幅に変わっていて、そこには思わず「え??」と声を上げそうになりましたけれど…)再現している映像。
キャストの皆様にも、基本的にほとんど違和感はなく、なかなかよく仕上がってるなあ、、という感想を持ってます(何様!?)。

笠原@榮倉奈々ちゃんがね。かわいいの。一生懸命(一所懸命じゃなくて一生懸命。そう。文字通り命懸けの仕事)頑張っているのがよくわかる。
対して堂上@岡田准一さんは、、実は原作から頭の中に描いていたイメージ的にはかっこよすぎてね~。だけどラストはもう、、とにかく死ぬなーって…。
そして一番予想外に(失礼…)目がいって離せなくてぴったりだと思ったのが、小牧@田中圭さん。
始め、配役が何かよくわからず、おやまた田中さんだ~(@相棒)と思ってよくよく見たら、、え?小牧役??
…それが、なんだかとってもぴったりとはまって(私の中で)、気付いたらとにかく写ってるときは小牧を追いかけました。あはは。。
あんまり登場がなかったのは残念です。
もし続編があるのならば、ぜひもっと堂上との絡みで出してください(完全に偏ってるっね)
そして。柴崎@栗山千明さんは。文句なく。


しかし、始めからほとんど映像になることに抵抗がなかった作品ですが、
実際に見て更にほとんど違和感のないキャスティングっていうのも。。珍しいなあ。
いや、初めてかも。

原作→映像として。

知らなかったんですが、昔、ダ・ヴィンチでもし実写になったらアンケートってやったんですってね。主役の二人はそのままの配役とか。
なんていうか、有川浩っていう作家さんのパワー?不思議さ?を、感じます。


と、まぁ。
概ねとても好意的な印象を持って原作ファンとして映画を楽しんでまいりました。
そして先日のWOWOWアニメと連続して見て。

アニメも実写もとてもよかった上で、一つ感じたこと。


それでも。
やっぱり原作が一番。

いや。出来がどうのこうの、じゃないんです。
なんていうか、この世界を描く最良の手段・・・とでもいうか。

本を守る。
命懸けで守る。
そのために武器を取る。
逆に、武器をとってまで本を消そうとする。
表現を押さえつけようとする。

この、根本にある世界のテーマが。

活字で伝えられるのが一番、受け手側に現実味を帯びて感じられるんじゃないだろうか?と。

映像になると、、作品として楽しめるし怖いし苦しい状態だし、その世界を理解はできるけれど、でもなんというか。
特に私が感じたのは実写のほうですが。。
「なんだか、火器を持ち傷つけ合ってまで、、相手を殺してもと思うほどに本を燃やそうとしたりそれに対抗したりするってないよなあ」
なんて。原作でその本当のところを知っているのに、思ってしまったんです。
「やりすぎじゃん?」なんて。。心の片隅で感じていた。
ことばがキツイかな。。「所詮これは絵空事の世界よね」・・・と。

活字で有川先生が伝えたかったこと。
それは、今、ここまでではなくても表現するうえで制約が確実にある、ということ。
使いたい言葉を使えない。
それも法ではなく「自主規制」というもので使おうとした言葉を置き換えるように指示される。
普通に使って何も思わない言葉、、単語。職業を呼ぶ呼称を差別用語と知らないうちに分類されている。

そういうことがあって、それを全て間違いとは言わないけれどもどこかおかしくないか?

そんな根本的に現実に置き換えて感じる。
考える。
衝撃を受ける。


その度合いが。。やはり活字表現だからこそ一番伝わるんじゃないかなあ、、なんて思ったのでした。


だから。
3つの形でこの「図書館戦争」を見て、読んで思うこと。

映像のどちらかでも両方でも。
観た方にはぜひ。原作も読んで欲しい。
この描かれている世界のことをきっと、原作を読んでもらったら更に深く理解出来ると思うから。
知ることができると思うから。


ひとつの作品を3つの表現方法で見てみる。こんなこと初めてですがいろいろ考えたり面白かったりできて、、うん。なかなか良い経験をさせてもらえたな~と思います。
んでいま。
原作読みたいな~って思うけど、、そういえば。


「空飛ぶ広報室」有川浩著
読み終わってすっかり自衛隊広報室を気にしていた私。
図書館戦争のエンドロールに陸自と空自のふたつの部署が関わっていることを見つけて、おおお~~っと思っちゃったのでした。

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