のんびりぽつぽつ

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のんびりと。

2月の読書 まだまだ一桁…

2016年03月11日 12時12分12秒 | ★★★毎月の読書まとめ
なかなか以前のペースで読むことができません。
でも楽しいことは変わらないから、これでいいかな。

浅田次郎作品を初めて読みました。
なんで今まで避けてきたかなあ…とまた「読まず嫌い」を反省することシキリ…です。


2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2147ページ
ナイス数:1345ナイス

つづきの図書館つづきの図書館感想
再読)今回はラストの淋しさ、悲しさが圧倒的に押し寄せてきて、涙を堪えることができなかった。もちろん楽しくて賑やかで可愛らしくて不器用な、「霧の向こうのふしぎな町」とまた違う、大人の女性の成長物語をさりげなく描いているそれを、目一杯楽しんだのだけれど。古くて痛んでしまった本を処分する。それは仕方のないことだけどせめて。王さま、ロボ、あまのじゃく、べそ幽霊の本は残してほしかった。間に合ってほしかった。桃さんが見つけるまで…。あーなんでしょう。切ないです!今の私はただひたすらに彼らの「つづき」がとても知りたい
読了日:2月24日 著者:柏葉幸子
仮面病棟 (実業之日本社文庫)仮面病棟 (実業之日本社文庫)感想
差し込まれていた作者インタビューで話されていた通り、どんどんページを捲り一気読み。スピード感は今までに読んだ作品のなかで一番でした。ある療養型の病院で起こる事件と、次々に変わっていく状況に見事に対応して謎を解いていく主人公。うん。ご都合主義的場面もふくめて読みやすい。でも。同時にうすら寒い感覚を覚えたことを書いておきます。スピード感に乗るのを少し止めて立ち止まるととても恐ろしい物語、と。後味はあまり良くなくて…うん。そうですね。私は鷹央ちゃんと小鳥先生の方がダンゼン好きだな、と思いました。
読了日:2月21日 著者:知念実希人
三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)感想
実は初作家さん、だったりする浅田次郎。WOWOWでドラマ化の番宣に興味をもって手にしましたが、いやぁ~笑った!途中の某所でホントにどうしよう!と思うくらい大笑い、させてもらいました。といって、この物語は決して軽いものではなく、3人が抱える問題は単純に善悪で語れはしない方向のもの。なのにこんな描き方されるんですね。非常に読みやすく安定した文章でとても楽しむことができました。続きも手に入れます。あ~面白かった!(でも深い内容でありますね!)3人+1人。この先どうなるのかな?
読了日:2月20日 著者:浅田次郎
ブラック・ベルベットブラック・ベルベット感想
図書館)やっと廻ってきた恵弥シリーズ最新刊。そして今回もまた謎と謎と謎が絡み合って途中までドキドキして、最後は恵弥だけがいいように振り回されたね、だったのだけれど、これまでで一番楽しめた。加えて一番スッキリできた。この後彼はどうするのかな?フリーになった活躍も見たいな、と思うけれど書いてくれるかな?個人的には満の立場に少なからずショックを受けた。関根父とも繋がる彼は決してそちらに踏み込みはしないとは思っていたけれど、でも危ない橋を渡ってることは確かな告白。これから先に何事もありませんように(祈)
読了日:2月17日 著者:恩田陸
ぶたぶたの甘いもの (光文社文庫)ぶたぶたの甘いもの (光文社文庫)感想
この続き、というか和菓子屋しみずとお稲荷さまのあるこの町で次の一冊も書いてください~!と読み終わった途端に望んでしまいました。そりゃあテッパンだ!とは思っていましたけど、ぶたぶたさん。今回のぶたぶたさんの住む町が私は大好きです。神社でお詣りをしてそのまま和菓子屋しみずにいって甘味処でゆっくりと美味しい和菓子とお茶を頂いてお土産のお菓子をあれこれ迷いながら選ぶ…。。どれだけ贅沢で幸せな一日になることか、と想像しただけでほっこり幸せな気持ちになります。ああ。。上生菓子が、、食べたい~(笑)
読了日:2月12日 著者:矢崎存美
陰陽師―夜光杯ノ巻 (文春文庫)陰陽師―夜光杯ノ巻 (文春文庫)感想
いつもとほんの少し気配の違う一冊。何が違うかことばに出来ないのだけれど。そして作品の世界は正しく陰陽師の安心できる物なのですが。で、その「ほんの少し」が心地よいのが不思議でした。このシリーズは何を読んでどれを読んでいないかわからなくて(一時図書館で手当たり次第に読んだことがあったから)文庫本を買うときはいつもドキドキします。うん。今回はきっちり新作でした。ゆっくりとシリーズ全巻揃えるつもり、です(笑)
読了日:2月12日 著者:夢枕獏
天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム (新潮文庫nex)天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム (新潮文庫nex)感想
今回は家庭内騒動がなくてその部分ちょっと落ち着いていて良かったな@おじさん関係。サブタイトルの意味は最終話でスッキリとわかるのだけれど、そこで私は新井素子先生の「二分割幽霊綺譚」を力いっぱい思い浮かべておりました。当時、この病を知って衝撃を受けましたけれどそうか。こういう病名なのですね。小鳥先生の想いはまた砕かれたけれど、ひとりの女性の心を救えたことは良かったな、と思います。そしてほら、目の前にいるもうひとりの「女性」に早く気づくと・・・って無理かな~(笑)変わらぬ二人のコンビが最高でほっとしました。
読了日:2月5日 著者:知念実希人

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