のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

12月の読書

2017年01月05日 20時58分50秒 | ★★★毎月の読書まとめ
懐かしかったり
久しぶりだったり

ほぼ、シリーズ物のみの1ヶ月
冊数がふた桁にいったのはコミックがあったから。

カードキャプターさくら、改めてはじめから読みたくなるね
「冬天の昴」
そのまんまシリーズ一巻に戻っております



2016年12月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:3012ページナイス数:1039ナイス冬天の昴 (光文社時代小説文庫)冬天の昴 (光文社時代小説文庫)感想弥勒シリーズ第五弾。まるで薄皮を一枚一枚剥がすように、清之介と信次郎の心うちが開かれる。と感じたり全く逆にどんどん見えなくなりそうでもあり。そんな中で二人の間に立つ伊佐治親分の人間味が際立つ。この人が踏んばる限りはこの二人は「人」の領域に踏み止まっていられそう、とまで思う。事件を追うなかで商いを進める中でそれぞれの闇をこぼしつつ包み込みつつ進む二人。今回信次郎の闇の深さを初めて畏れた。清之介の方がまだまだ人、なんだ。いや、戻ってきた、のかな?物語の続きが、二人の先がとても気になる。読了日:12月28日 著者:あさのあつこ
吾輩も猫である (新潮文庫)吾輩も猫である (新潮文庫)感想猫が主役。語り手も猫本人…もとい、本猫な、一冊。素子さん目当ての購入で初作家さんが4人。8人8様な作品はそれぞれテイストが違っていてとても面白かった。共通点は一つ。猫ってとことん孤高の生き物なのね。ワンニャンどちらも飼った事のない私は猫の視点から見る主…世話係な人間の生態が面白く。へぇ、この形ならば読める世界もあるんだな~と発見もさせてもらい、そして。書き手の愛情もまたたっぷり受けとった。最後に素子さん。ファージの本名を私は勘違いしてたかな。T2じゃなくてT4だったのですね。ん十年後の訂正、でした(笑)読了日:12月24日 著者:赤川次郎,新井素子,石田衣良,荻原浩,恩田陸,原田マハ,村山由佳,山内マリコ
0能者ミナト<10> (メディアワークス文庫)0能者ミナト<10> (メディアワークス文庫)感想サクサクと読みやすく、そして仕掛けにしっかり騙されてそこは定番(私限定)いつものミナトの形を少し緩めて今回は外伝のような感じの物語を作った、というあとがきになるほど、と思う。でもユウキと孝元さんの根っこ?とも言えるお話だし本編と捉えても問題ないとも思う。ユウキがユウキである意味。両親との繋がり。なんだかんだ、ラストで泣かされて、そこもこのところのこのシリーズの定番でした。ライトだけど不意討ちがあるんですよね、このシリーズは。読了日:12月20日 著者:葉山透
居酒屋ぶたぶた (光文社文庫)居酒屋ぶたぶた (光文社文庫)感想丸ごと一冊飲み屋さん!けれど居酒屋さんだけかとおもったらさにあらず。おしゃれなバーやらおでん屋さんやら、ぶたぶたさんらしいバラエティーに富んだ仕事場(笑)相変わらずなほのぼのなんだけれど、「悩み事の聞き方」は目からウロコ。相手のことなんて考えなくていいんですよ、と言い切る彼の言葉に、どこかでほっとして肩の力が抜ける思いをさせてもらいました。そして…ぞぞぉ~っとするお話が締めにきて。本当にほんとうに。毎回思うし叫んでいるけれど、ほんと、ぶたぶたさんのお料理で美味しいお酒も少しいただきつつ過ごしてみたいですよ読了日:12月17日 著者:矢崎存美
ツバサ -WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編(3)<完> (講談社コミックス)ツバサ -WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編(3)<完> (講談社コミックス)感想小狼と四月一日。ふたりの、心から会いたい人に会うための手段を決めるための物語だったのかなぁ。ふたりとも身を心を削られながら出した答えの先はどこにゆくのだろう。ツバサもホリックもどちらも過酷なお話で、身を切られる痛みをいやと言うほど感じ、そして彼らを心配する。それでも最後に。ふたりの間だけでなく、小狼がファイや黒たん、モコナにきちんと話そうとしていること。そこに救いがあるんだろうな。本編ではなかなかできなかったこと。一人で抱えず話すこと。この物語はどこまでゆくのでしょうか。。読了日:12月16日 著者:CLAMP
ツバサ -WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編(2) (講談社コミックス)ツバサ -WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編(2) (講談社コミックス)感想小狼と他の人たちで見る世界が違う。ファイや黒たんが彼を守って戦ってる。モコナはどこか調子が悪い←は明らかに伏線。な、裏側の世界で。強く印象に残るのが四月一日だった。なぁ。「戻」との絡み合いもあってどうしても彼に意識がいった。四月一日が心から笑える日は来るのかなぁ。どこまでも今は辛くて寂しい笑みしかない。それが切ない。そう。クロニクルの面々は今はしっかりとした目的に向かって行動しているから。真っ直ぐで素直に応援できてるんだよな。この先には何が待っている?「腕」を持つ彼は間に合うのかしら?とあちこち気になる。読了日:12月16日 著者:CLAMP
ツバサ -WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編(1) (講談社コミックス)ツバサ -WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編(1) (講談社コミックス)感想再読)2巻すら読んでないことがわかったので、1巻から読まねば~と開き、ほぼ初読状態で楽しんだ。なにしろあちらこちらの世界と繋がっているので、その把握もしなくちゃいけなくて大変!いや、知らなくてもいいんだけどさっ気になるから(^^;小狼、ファイに黒たん、モコナ。面白すぎる掛け合いと、そして裏がありすぎる(だろう)会話と…2巻からが本格始動ですね。ホリック「戻」と合わせて内容を忘れないうちに次に進もう。読了日:12月15日 著者:CLAMP
×××HOLiC・戻(2) (KCデラックス ヤングマガジン)×××HOLiC・戻(2) (KCデラックス ヤングマガジン)感想再読)一巡り。確かだと思ったことが、物が、人が、、ぐらり、と大きく揺れる巻。そこから更にどこに向かうかは四月一日次第。読むたびに思う。ちゃんと完結してください、って。結びがないと、その物語自体のその先に居場所がなくなっちゃうから。特に、このシリーズはそう思う。願う。。祈る。読了日:12月14日 著者:CLAMP
×××HOLiC・戻(1) (KCデラックス ヤングマガジン)×××HOLiC・戻(1) (KCデラックス ヤングマガジン)感想再読)うん。そうだね。四月一日はいつも必ず自ら選ぶ。それを待つこと。彼の周りの人々はものすごい人格者かもな、などと、ひまわりちゃんや百目鬼くんをみて思う。背筋が寒くなったのは「類は友を呼ぶ」話。縁。それは彼をどこに向かわせるんだろう?あ、でもその向かう先を決めるのもまた、四月一日本人、なのね。読了日:12月14日 著者:CLAMP
×××HOLiC・戻(3) (KCデラックス ヤングマガジン)×××HOLiC・戻(3) (KCデラックス ヤングマガジン)感想再読)遡り再読。ああ、そうだった!4巻を読んで改めて戻るとそこかしこの様々な見えていなかった部分が見えてきて、、。繋ぐ。つながる。思えば始めからすべてはここなんだよなぁ。わかるようなわからないような。でもだから手元に置きたいんです。読了日:12月13日 著者:CLAMP
×××HOLiC・戻(4) (KCデラックス ヤングマガジン)×××HOLiC・戻(4) (KCデラックス ヤングマガジン)感想あちらこちらと繋がっていて正直理解するのにいつも大変なのに、更に今回はちょっと間をあけすぎて繋がりを忘れかけ…。それでも読めば思い出して引き込まれて止められず。四月一日の辛さ切なさが輪をかけて大きくなってる。なんだか不穏な空気が押し寄せてきて、とめることはできないのか?と苦しくなる。座敷わらしは大好きだし雨童子も大好き!とにかく大団円(幸ある方向で)を強く望むのだけれど、CLAMPさんだからなぁ。巻のラストはまた爆弾を投下されて、次巻までヤキモキしながら待つしかないんですね。なんだかたまんないです。読了日:12月13日 著者:CLAMP
シャーロック・ホームズの十字架 (講談社タイガ)シャーロック・ホームズの十字架 (講談社タイガ)感想よかった。続編が出た!とまずは喜んで。シリーズ開始2作目なので世界設定は頭に入っていてストレートに楽しむことができた。遺伝子レベルの名探偵たち。どれだけいるんだろう?と思ったら「機関」も空振りはするんだな。それでも人が命を断たれるのは変わらない。厳しい事件が続き更に棘の道を進むことになるだろうけれど、歩みを止めないんですね。こちらも覚悟を決めつつ、見届けようと思います。時折織り込まれる「笑い」も楽しみに。今回、金子巡査の言葉が印象に残りました。読了日:12月13日 著者:似鳥鶏
カードキャプターさくら クリアカード編(1) (KCデラックス なかよし)カードキャプターさくら クリアカード編(1) (KCデラックス なかよし)感想開いたら閉じられなくてあっという間に読了。この「読ませる力」まったく変わらないんだなぁ。そして絵柄も変わらずさくらちゃん。続きってことで若干の不安感があったのですが、そんなものは余計なこと、でした。さくらワールドがまた始まります。どきどきしつつ楽しみましょう♪さて読み終わるととにかく次は?次~!!(笑)新シリーズ、期待しております。読了日:12月4日 著者:CLAMP
読書メーター

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする