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『陽炎の辻3』 最終話

2009年08月08日 23時28分28秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「磐の音」

終わった・・・・・
終わって、しまった・・・・・

予想通り、回想シーンが割り込まれていたけれど、
関前でのあの「きっかけ」の場面を観た時、
本当に涙が止まらなくなった。

あの時がきっかけで、
磐音は今がある。
あの時がきっかけで、
おこんさんが隣に居る。

今津屋に跡取りが生まれたり、
仮祝言があったり、
井戸端会議は何だかこれから先がありそうな会話だったり、、
いろいろ、怒涛のような最終話だったけれど。

あの、時。
そして、磐音さんの涙。

TV放送は足掛け2年くらい?
けれど、本当に6年の月日が流れていることを
実感として味わっていた。

本当に苦しい日々を坂崎磐音は過ごしてきた。
生きることを捨てていた磐音に、もう一度生きようと思わせたのがおこんさん。

*****
 そう。ステラで山本耕史さんはこう語っていた。これは、すごく驚いた。
 原作で、私はそういうことを一切考えてこなかった。
 磐音は人のために必死になるけれど、自分を省みない。
 ああ、そういう捉え方があって、そしてそういう考えで、
 山本磐音は終始一貫した行動をしていたんだ。
 そして最後の着地点がおこんさんっていう
 山本磐音の心情があったんだな、とぐっときて、しみじみ感謝した。
*****

関前に江戸から旅立って、
坂崎家に着いて、
今津屋で由蔵さんが壊れてて(笑)
久々の笹塚様が無理難題持って来ようとして、
跡継ぎが生まれて(一太郎くん/かっわいぃぃぃぃ~~!!)
磐音とおこんさんの仮祝言があって(おこんさん。。。。きれい・・・・・)
あの、ゆりかごの由来をお佐紀さまが原作通りに話してくれてうれしくて、、

とか、
その様々な事の間に1週間単位の時間が流れているであろうこと、
それを、原作を読んでいない、
まして、江戸時代の時間の流れに慣れていない人たちに
どの程度伝わったのか??という疑問はあるのだけれど、

*****
 そもそも、30分って枠なんだもん、無理。
 そして、それが今回とってもイタく感じたのも事実。
 だって。
 この「陽炎の辻」は、人々のふんわりとしたあたたかい「間」がまたよかったから。
 会話にも、風景にも見え隠れする微妙な「間」
 そこに思いやりや気遣いが感じられて陽炎の世界が出来上がるって思ってた。。。
*****

だけど。

6年間。
それを実感として味わわせてくれたこの作品。
やっぱり私にとって別格のシリーズだった。

今はただただ淋しいけれど。

気は、長いですから!
2年くらい、簡単に待てますから。

ええ。
できれば、金兵衛さんに美しいおこんさんの花嫁姿を見せてあげる、そんなスペシャルがあったらいいなあ~~とは、思うけど、、、

でもでも。
佐々木磐音と妻おこんっていう、スペシャル時代劇。
作るよね?
作ってくれますよね?
NHKさん?

もちろん、120分バージョンで、ね。

・・・・・私の着地点はここかい!!!???・・・・・

っとその前に。

DVD。
NG集とは言わないけど、未放映部分を入れてほしいなー。
インタヴュー、載せてほしいなー。
インターネット版の山本耕史さんインタビューも入れておいてほしいなー。
それから・・・・・(要望多すぎ!?/爆)

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