読売新聞の連載特集『時代の証言者』は、
作詞家の阿久 悠・氏が連載されていますが、
過日、私はこの作詞家から多大な影響を受けたと綴りましたが、
そのひとりとして、
彼の発言を転記したいと思います。
僕が企画に加わり、審査員もした日本テレビのタレントスカウト番組『スター誕生』(1971年=昭和46年=放送開始)には、
特別な意味がありました。
『スター誕生』の以前と以後では、
実に色々なものが変わった。
テレビが普及してから、ほぼ10年、
僕は、テレビから生まれるスターを作るべき時期にきている、
と思っていました。
劇場でスターを見詰めてた時代と違うんだ、と。
劇場では遠目だし、暗い中でスターが照明で浮び上がる。
非現実なんですよ。
化粧も違うだろうし、発声も遠くへ響く歌い方になるだろう。
今や、二メートル先の人間に語りかける、
素顔に近いかわいさ、
美しさを持つスターが必要なんじゃないか。
これは我ながら名言だと思うだけど、
手の届きそうな高根の花か、
手の届かない隣のみよちゃんか、
テレビのスターは、そのどっちかだろうと、言ってたんです。
《1971年、NHK総合テレビが全面カラー化し、
カラー受信契約が1000万を超える。
TBSの『時間ですよ』ではこの年、天地真理が「隣の真理ちゃん」、
1973年には浅田美代子が「隣のミヨちゃん」として登場、
人気のアイドルとなる》
以上が新聞記事の一部です。
私のコメントは、後日まとめて綴ります。
作詞家の阿久 悠・氏が連載されていますが、
過日、私はこの作詞家から多大な影響を受けたと綴りましたが、
そのひとりとして、
彼の発言を転記したいと思います。
僕が企画に加わり、審査員もした日本テレビのタレントスカウト番組『スター誕生』(1971年=昭和46年=放送開始)には、
特別な意味がありました。
『スター誕生』の以前と以後では、
実に色々なものが変わった。
テレビが普及してから、ほぼ10年、
僕は、テレビから生まれるスターを作るべき時期にきている、
と思っていました。
劇場でスターを見詰めてた時代と違うんだ、と。
劇場では遠目だし、暗い中でスターが照明で浮び上がる。
非現実なんですよ。
化粧も違うだろうし、発声も遠くへ響く歌い方になるだろう。
今や、二メートル先の人間に語りかける、
素顔に近いかわいさ、
美しさを持つスターが必要なんじゃないか。
これは我ながら名言だと思うだけど、
手の届きそうな高根の花か、
手の届かない隣のみよちゃんか、
テレビのスターは、そのどっちかだろうと、言ってたんです。
《1971年、NHK総合テレビが全面カラー化し、
カラー受信契約が1000万を超える。
TBSの『時間ですよ』ではこの年、天地真理が「隣の真理ちゃん」、
1973年には浅田美代子が「隣のミヨちゃん」として登場、
人気のアイドルとなる》
以上が新聞記事の一部です。
私のコメントは、後日まとめて綴ります。