夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

阿久 悠・氏から観た『スター誕生』・・♪ ①

2005-07-16 17:32:49 | 音 楽
読売新聞の連載特集『時代の証言者』は、
作詞家の阿久 悠・氏が連載されていますが、
過日、私はこの作詞家から多大な影響を受けたと綴りましたが、
そのひとりとして、
彼の発言を転記したいと思います。


僕が企画に加わり、審査員もした日本テレビのタレントスカウト番組『スター誕生』(1971年=昭和46年=放送開始)には、
特別な意味がありました。
『スター誕生』の以前と以後では、
実に色々なものが変わった。

テレビが普及してから、ほぼ10年、
僕は、テレビから生まれるスターを作るべき時期にきている、
と思っていました。

劇場でスターを見詰めてた時代と違うんだ、と。
劇場では遠目だし、暗い中でスターが照明で浮び上がる。
非現実なんですよ。
化粧も違うだろうし、発声も遠くへ響く歌い方になるだろう。

今や、二メートル先の人間に語りかける、
素顔に近いかわいさ、
美しさを持つスターが必要なんじゃないか。

これは我ながら名言だと思うだけど、
手の届きそうな高根の花か、
手の届かない隣のみよちゃんか、
テレビのスターは、そのどっちかだろうと、言ってたんです。


《1971年、NHK総合テレビが全面カラー化し、
カラー受信契約が1000万を超える。
TBSの『時間ですよ』ではこの年、天地真理が「隣の真理ちゃん」、
1973年には浅田美代子が「隣のミヨちゃん」として登場、
人気のアイドルとなる》

以上が新聞記事の一部です。


私のコメントは、後日まとめて綴ります。
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夢は、夢で終らせたくない人・・♪

2005-07-16 10:26:00 | 定年後の思い
昨日の読売新聞の特集記事で、『顔』という記事があるが、
今回は第133回の直木賞に決まった朱川湊人・氏(42歳)を取り上げていた。

記事の内容と当人の言葉が爽やかだったので、転記させて頂く。

           文化部 佐藤憲一・記者

「最初の本から二年で大きな賞を頂き、頭の中は真っ白です」。
大柄な体が笑顔と共に、ひときわ大きく見えた。

「現代の怪談に新しい形を与えた」と評された受賞作は、
昭和の大阪の路地裏を舞台に、友人の幽霊が出没する作品など、不思議な話六編を収めた短編集。
差別問題なども直視し、
「怖いだけのホラーでなく、人間の喜び、葛藤を読者に伝えたかった」という。

大阪市の下町が生まれ故郷。
両親の離婚で五歳の時、東京に移ったが、
「大阪に残ったおかあちゃんへの思慕が残る街」への郷愁が、創作きっかけだった。

高校生の時から小説を書き始め、
「夢は、夢で終らせたくない」と、
20代後半で出版社を退社。

公務員の妻に代わって、二人の子供の育児・家事をこなす《主夫生活》をしながら、
新人賞の投稿を続けた。
「子育てに疲れ、ワープロに突っ伏して、寝入ったことも。
でも子供の成長がすべて見られる得な生き方だった」

デビューまでが長く、世間の冷たい視線を受け、焦った時期もある。
「時流に流されず、本当に好きな世界を」との決意が、
テレビで育った「ウルトラマン世代」の不思議感の漂う作風を生んだ。

東京でも、ずっと下町暮らしの庶民派。
今でも、子供達の食事は自分で作る。
「子供の時、家庭が不幸だったから、
今の生活を大切にしたい」。

受賞を報告すると、家族は、
「まさかね・・」と喜んでくれたという。

以上、記事の全文です。


☆私のコメント☆

文学、音楽をめざすの青年は、夢は勝ち取るものとして邁進するが、
やがて家庭を持ち、子育ての頃になると、先の見えない目標に見切りをつける。

家庭、親族、周辺の人々の視線を乗り越えたこの人には、敬意を私は持つ。

音楽、小説にしろ創作活動をする人々は、夢を見て、挫折するのが数多い。

この人は、不断の努力の結晶と想像する。




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アメリカ芙蓉、咲く・・♪

2005-07-16 05:44:00 | 定年後の思い
昨日、インターネット関係の回線、プロバイダを変更し、慌しい一日であったので、
夕食の時に久々にビールを呑んだら、眠くなり夜の11時過ぎには夢の中であった。

今朝、4時に目覚め、庭に出たらアメリカ芙蓉が咲いていた。
宗旦木槿のように、底紅であり、白の花が静寂な庭でひっそりと咲いていた。

昨日は蕾であったが、何時咲いてくれるか、と思っていたので、
早朝のひとときにうるおいを受容できた。

この花は、これからの一ヶ月、庭を彩ってくれるひとつの花である。
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私のBフレッツ対応・・♪

2005-07-16 05:30:00 | 定年後の思い
昨日、午前中に回線の設置にNTT東日本の業者の方が来宅し、設置して頂く。

結果として、『回線終端装置』が本体となり、『ひかり電話対応ルータ』を通して、
『パソコン』と『電話機』それぞれ接続する方法であった。

そして、Bフレッツの対応セット・アップをした後、プロバイダを指定する。

その後、プロバイダとしてのインターネットの環境を設定し、
電子メーメの設定をした。

この結果、電気器具のタップが不足したので、簡易的につけて、テスト完了。

その後、猛暑の中、しっかりしたタップを買い求めに出かける。

結果として、エコタップは従来と今回ので計12対応となる。

肝心なスピードは、先程に計測したが、52.5メガ、再測定で55.0メガであり、
実効速度としては想像したより良かった。


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