「やりたいと思うことを、
とにかく存分にやってほしい」と堺屋さんは言う。
「そのことが、ひいては日本経済の活性化にも、つながるのです」
なぜか。
「60代が好きな事にお金を使えば、
それをターゲットにした市場が発展するからです」
堺屋さんは、ピアノ教室を例にに説明してくれた。
「同じように教室に通うにしても、
子供が求めるレッスンと60代のそれとは違う。
『バイエルから習うより、好きな曲を早く弾けるようになりたい』
そんな60代のニーズに応える為の市場が、
次々と生み出されのは間違いありません」
夢を追い求めよ・・。
「団塊」へ向け《生みの親》が発信するメッセージだ。
以上が新聞記事の全文です。
☆私のコメント☆
私は定年退職後の一年生です。
大学二年で中退し、あてどもなく彷徨った後、昭和45年に
企業に中途入社した。25歳の時だった。
この年に入社時がしたのが、団塊の世代の人々でした。
自然と、彼らと業務を通し、仲良くなり、交遊した。
私の生まれた家庭では、昭和21年と23年生まれの妹が二人いて、
私の家内は24年生まれで、人一倍《団塊の世代》と連帯感がある。
私の第二の人生は、自分の趣味に時間を費やしている。
現役時代に出来ずらかった事に、十二分に時間をかけている。
年金は部分支給で、満62歳から完全支給となる。
この二年間をどうするか、55歳の時に決断した。
生活資金と自分達の生活設計を決めて、定年退職後は、リタイアしよう、と・・。
団塊の世代の人々も、年金完全支給が満63歳からであり、この3年間を
いかにするか、多くの人は悩まれる、と思う。
私共は子供が恵まれなかったが、私共の共通の趣味の旅行をし、
それ以外は堅実に生活している。
自身の趣味に、時間を掛けられる《贅沢》に私は満足している。