夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

甘い物は苦手な私でも、ささやかな和菓子の想いでは・・。

2015-05-28 16:31:01 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
お酒は過ぎし65歳までは呑兵衛だった為か、
何かと甘い物は苦手で、和菓子、洋菓子は殆ど食べないひとりである。

しかしながら私たち夫婦が旅行先などで、煎茶、抹茶などを頂きながら、
和菓子を食べさせてくれる処では、家内と共に頂いたりしている。

日常、知人宅に訪問する時は、お子様が高校生ぐらいの場合は、洋菓子を買い求めるが、
これ以上のお歳を召している場合は、和菓子を使っている。
          

家内は中学生の時から茶事を学んできたので、程々に和菓子に関しては詳しく、
私は和菓子も無知な方であるが、
季節感が醸(かも)し出されていれば、独断と偏見で選定する。

旅先で和菓子の買い求める場合、
その地で長い歴史を育(はぐく)んだ老舗の和菓子店を使うのが、圧倒的に多い。

私は差し上げたお方から、こうした場合は喜ばれている。

その地に生まれ、人々から買い求められ、
味そのもの長年培(つちか)われた和菓子となっているので、
まぎれない和菓子と私は確信している。

そして和菓子は、その地の風土、文化を代表するひとつと思っている。


このような思いで、ときたま家内と和菓子について話したりすると、
貴方は人前では和菓子について話されないように、
と和菓子の基本も由来も無知な私に、家内は苦言されたりしてきた。
          

私たち夫婦の共通趣味は、国内旅行であり、
確か7年前、たまたま北海道の釧路市の街並みを散策したりしていた。

そして偶然に駅前の和菓子屋を通り過ぎようとした時、
『あのお店の和菓子・・美味しそう・・』
と私は家内に話しかけたりした。

店内に入り、数点の和菓子を見ていたら、
私は買いましょう、と家内に小声で云ったりして、私は積極的に数多く選定した。

私達は店を辞した時、『柳月』と看板が観えたりした。
http://www.ryugetsu.co.jp/
☆公式ホームページ【柳月】☆


この後、旅先の観光ホテルに帰館した後、まもなく私たちは買い求めた和菓子を頂いている中で、
私が決めた和菓子に関しては、殆ど家内に苦笑されることが多かったが、
このお店の和菓子に限り、思った以上に美味しいわ、と賛意を得たりした。

こうした中で、私がこの中で瞬時に魅せられて、小声で家内に絶賛したのは、
『百代餅 (ももよもち)』であった。
http://www.ryugetsu.co.jp/online_shop/detail.php?id=5
☆公式ホームページ【柳月】==>『百代餅 (ももよもち)』☆

まもなく家内は、
『先ほどのお餅・・確かに品位もあり美味しいかったけれど・・
貴方は・・やはり農家の児ね・・』
と家内は微笑みながら、私が幼年期の農家だったことを云ったりした。
          

古来より味覚は幼年期で決まる、と名言があり、私は和菓子に関しても無知なひとりであるが、
まぎれく確かな味の白みそ、柚子などの『百代餅 (ももよもち)』だった、
と心の中で呟(つぶや)いていた。

尚、『柳月』に関しては、私も親族も知人にも一切関係のなく、
たまたま賞味したひとりであり、味、風味はもとより、心にも深く残った銘菓である。


☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、無上の喜びです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする