夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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100円均一「買っていいモノ損するモノ」、高齢者の私は学び、多々教示させられ微笑み・・。

2019-06-04 16:15:34 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式ネットの【 プレジデントオンライン 】を見ている中で、
『 100円均一「買っていいモノ損するモノ」 』
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかに年金生活を過ごして、早や15年目となっている。


私は家内のホディガード兼お供で、ときおり駅前に買物に行くが、
こうした時、家内は殆ど100円ショップに立ち寄ってきたので、
74歳の男性の私でも、知的好奇心に負けてしまい、精読してしまった。

この記事の原文は、プレジデントの編集部が、
消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんに取材されて纏められた記事であり、
公式ネットの【 プレジデントオンライン 】に2019年6月4日に配信されていたが、 無断であるが転載させて頂く。

《・・100円均一「買っていいモノ損するモノ」 

                 


100円均一ショップでは、何を買うのが「おトク」なのか。

消費経済ジャーナリストの松崎のり子氏は
「季節商品やお試し買いにはいいが、食品や飲料には要注意。
『100円=安い』というイメージで、本当に安いのかを考えなくなる」という――。



■季節イベント用のグッズは得意分野


われわれの暮らしになくてはならない「100円ショップ」。
ダイソーセリア、キャンドウの上位3社を合わせた店舗数は、フランチャイズを含め約5800店舗にのぼる。

今や食品・日用品から衣類まで備える100円ショップだが、
昨今はより安いディスカウントストアも増えてきた。

ここでは100円ショップで買うべきオトク商品、買ってはいけないNG商品について紹介したい。

 
「100円ショップで買ってもいいものとは? 」と聞かれた際に、筆者はこう答えることが多い。

①季節商品
②お試し商品 
③緊急避難的な買い物

 
100円ショップに入ってまず目立つ場所にあるのは、まさに今必要な「季節商品」だ。
この時期ならアウトドアやBBQグッズ、子供用の水泳ゴーグルや昆虫採集用品、女性のUVグッズなどもそうだ。

一年のうちで季節商品の出番は限られている。
毎年使うくらい頻度が高い家ならともかく、年に一度使う程度なら100円ショップで調達し、
ワンシーズンで使い切るほうが合理的だ。

 
夏が終わるころには、ハロウィーングッズが並ぶだろう。
ハロウィーンが終われば、クリスマス、
クリスマスが終われば正月と、こうした季節イベント用グッズも100円ショップの得意とするところ。

年に一度しか使わないのだから、お金をかける必要はない。

               

■趣味のグッズや調味料、緊急時の買い物に便利

 
また、気軽に試してみたいものを100円ショップで調達するのもよいだろう。
例えば趣味に使う道具などだ。家庭菜園に挑戦したいなら、
100円ショップでは、植木鉢から培養土・肥料、もちろん種まで手に入る。

手芸用品や、子供用の将棋セットなんかもある。
和風の趣味でいえば、百人一首や、般若心経の写経セットにまで遭遇したことも。


本格的に趣味を始めようとして、立派な道具をそろえるのも悪くはない。
しかし、お金をかけて三日坊主ではもったいない。
まずは100円ショップの商品を使って、ローコストで始めた方が、飽きたときの傷が浅いだろう。

 
100円ショップ定番の便利グッズも、お試し商品のカテゴリーに入る。
電子レンジで一人分のご飯が炊ける、即席ラーメンが作れる、
手巻きずしが作れるなんてグッズは、試してみたくなるものだ。

100円なら出しても、財布はさほど傷まない。


料理好きな人なら、調味料を買うのもいい。
少量だけで十分なハーブやスパイス、エスニック系の調味料も、100円ショップに並んでいる。
売っているサイズは小さめなので、お試しにはぴったりだろう。

 
緊急避難的な買い物というのは、例えば出張先や旅先などで困った時のことだ。
急に必要になったものがあれば、100円ショップに駆け込めば何とかなる。

今どきの100円ショップには、男性ものの下着から靴下、ネクタイまでそろっている。
ばんそうこうや冷却シート、スマホの充電コードも買える。
雨具もタオルある。緊急時には、100円ショップは実にありがたい存在なのだ。


               

■食品や飲料を「買ってはいけない」本当の理由

 
では100円ショップで買ってはいけないものは、なにか。
その代表は、調味料を除く、食品や飲料だ。

クオリティーの話ではなく、ズバリ価格面である。
かつてはスーパーやコンビニよりも安く買えたため、100円ショップのオトク度ナンバーワンは
食品やペットボトル飲料だった。

だが、平成後半にかけて、事情が変わった。

安さを求める客にアピールするため、スーパーやコンビニエンスストアのPBブランド食品には
100円を切るものが並び、ドラッグストアも客寄せのために、食品を激安で並べ始めた。

ドラッグストアなら菓子類が88~98円、ペットボトル飲料や缶コーヒーも78~88円程度で買える。
100円ショップの優位性は薄い。

 
しかも、100円ショップは、アプリやポイント制度に積極的ではないため、
日常的に使う食品は、PB商品やドラッグストアの商品を買い、
その店でポイントを貯めたほうがトクだと言える。


               

■「よりどり2つで100円」は狙い目

 
100円ショップの最大の弱点は、その売りでもある100円という価格だ。
すべて100円なら、いちいち値札をつける手間がいらないから、
均一ショップが生まれたという逸話があるように、
原則的には100円以下に値下げできない(店舗によっては見かけることはあるが)。

そのため、割引が容易なスーパーやドラッグストア、ディスカウントストアに価格で
負ける商品も出てきてしまうわけだ。

PB商品の中には、わざと98円と2円下げ、100円ショップに対抗しているのではと感じるものも多い。

 
しかし、そこは100円ショップ側も考えている。
最近は「よりどり2つで100円」という表示が登場している。

100円という価格は崩さず、数で勝負というわけだ。
ペットボトル2本で100円、菓子が3つで100円は、当たり前に見かけるようになった。
この手の100円なら買ってもいいだろう。

 
なお、地方の大型店に行くと、大型のインテリアやエクステリア用品も扱っている。
連結して使うコルクマットや組み立て式スチール家具のパーツが、
一点100円で売られているのもよく見かける。

一つで事足りるものならいいのだが、組み合わせるべきパーツがいくつも必要な場合は、
割高になりかねない。

ホームセンターやネットショップで購入した方が安くつかないか、
冷静にカウントした方がいいだろう。


               

■「すべて100円」と言われると安く感じる


100円ショップの商法は、価格が均一であることにつきる。
つまり、100円で売って儲かる商品も、儲けが少ない商品も混じっているはずだが、
それが客側には見えなくなっているのがこのビジネスだ。


われわれ消費者も、商品ごとにもし価格が違えば
「この値段は安いのか?  他の店はもっと安いのではないか? 」
と考え、いちいち吟味するのだが、すべて100円ですと言われると、それをやめてしまう。

「100円=安い」という印象が強いため、他で買った方が安いはずの商品があったとしても、
そう感じなくなる。

「まあいいか」と深く考えなくさせられるのが、100円という数字のマジックだ。

 
そのせいで「あれもこれもついでに」と手が伸びる。
100~200円の買い物のつもりで店に入ったはずが、
会計をしてみたら軽く1000円をオーバーしていたという覚えのある人は多いのではないか。

              
               
■「100円なら買っておくか」が一番の落とし穴

 
100円ショップで最も買ってはいけないもの、
それは「とくに買うつもりじゃなかったけれど、100円なら買っておくか」
と、つい手に取ってしまった商品である。

レジに並ぶ前に、カゴの中を改めて確認し、入っている数をカウントすることをお勧めしたい。

 
最後に余談だが、10月の消費増税により、100円ショップが「110円ショップ」になったら
どうしようかとひそかに気をもんでいる。

 
税率8%までは、だましだまし100円の看板のままで来たものの、
消費税が10%になり「+10円」となると、さすがにキツイのではないか。

各社もきっとネーミングに困っていることだろう。
さらに、食品は軽減税率対象で108円のままだから、価格帯にもバラツキが出る。

 
すでに店頭で200円や300円といった100円以上の価格を展開する店も増えている。
今後、「100円均一」というスタンスは維持できるのか。
100円ショップを愛する者としては、その意味でも増税の行方から目が離せない。・・》

注)記事の原文をあえて改行を多くした。         

                

私は世界広しといえども100円ショップを創業された御方は、
過ぎし年にダイソーの矢野博丈さん、と初めて学んだ。

そして“世界でいちばん厳しいお客様は、日本人だ”と明確に分析されて、
商品の品揃えは大事ですが、何より重視するのは品質・・こうした企業哲学に基づき、
殆どの国民に愛用されてきた、と私は学んだりした。

ここ10数年、100円ショップは世界の主要国に出店され、
各国の御方にも、驚きながらも愛用している御方も多いと知り、
私は日本の文化品のひとつ、と讃えながら、微笑んだりしている。

               

こうした中、私は100円均一ショップで買い求めた品、日頃愛用している。

過ぎし私が年金生活を始めた当時の2004年(平成16年)の秋、
100円均一ショップは風の噂で知っていたが、
店頭販売価格は100円で買い求めることができる品は、
製造元の原価を推定すると、たいした物はないだろう、と思ったりしていた。

やがて多彩な数多く品を知り、よくぞ製造元の方達は、創意工夫、企業努力で開発されて、
そして100円均一ショップに納品しているなぁ、と私は驚いたりしてきた・・。

我が家は100円ショップで購入してきた品は、
収納用品(ケース・ボックス)として小物トレー、
ポリ袋、ハンガー、S字のフックなど、
生活雑貨としては家具脚カバー、家具脚滑り止めなど、

キッチン収納としては吸盤小物ホルダー、マグネットスポンジホルダーなど、
或いは掃除用品としては洗濯ばさみ、ほうき(ミニ)などを家内は買い求めてきた。

私は100円ショップを知って、まもなくクリアケースとクリアファイルがあることを知り、
廉(やす)くて驚きながら、書類整理に積極的に買い求めたりしている。

そして数年過ぎた頃、文房具屋さんで少し高価なカレンダーを長年購入してきたが、
100円ショップでメモ書き欄のあるカレンダーを見つけて、これ以来、私は毎年買い求めている。

或いは私は旅行などをする時、表紙が堅牢なA4サイズのノートを文房具屋さんより買い求めて持参してきたが、
100円ショップでA4サイズのレポート用紙を見つけて、
これ以来、A4サイズのクリアファイルの中に、レポート用紙を入れて活用している。

このように私たち夫婦が買物に行ったりすると、
家内は殆ど100円ショップに立ち寄ったりして、
早や14年半が過ぎている。

そして今回、私は消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんの《・・100円均一「買っていいモノ損するモノ」・・》を学び、
買い求めるお得な商品を多々学びながら、買い求める時の選択・・と微笑んだりしている。

コメント (2)
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