夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

暑さに「弱い人」、「強い人」の差は、こっそりと高齢者の私は具体的に学び、やがて微苦笑して・・。

2019-06-21 18:42:58 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 オトナンサー 】を見ていたら、
『 暑さに「弱い人」「強い人」の差は どうやって生まれる? 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年となっている。

こうした中で、毎年、夏になると、私は幼年期に農家の児として育てられた為か寒さには強く、
暑さに何よりも苦手な身であり、 家内は寒さに弱いが、夏の暑さは30度ぐらいでは平然としている。

こうした風変わりな夫婦なので、
困ったなぁ、と私は少しばかりため息を幾たびも重ねたりしてきた。

このような状況であり、家内はクーラーの冷風が苦手であり、
私はクーラーの冷風をこよなく愛するタイプであり、
毎年、夏の初め梅雨の時節は、我が家は『冷たい戦争』となってきた・・。

家内からすれば、女の人は冷え症の方が多く冷風は禁物なのよ、
と天上の神のような声に私には聴こえたので、 これ以来、私なりに多少耐えてきたのが実情となっている。

               

このような心情を秘めてきた私は、今回の《・・暑さに「弱い人」、「強い人」の差は・・》を学びたく、
こっそりと読んでしまった・・。

 
この記事は、公式サイトの【 オトナンサー 】に2019年6月18日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・暑さに「弱い人」「強い人」の差は どうやって生まれる?  

梅雨は「梅雨寒」と呼ばれる気温の上がらない日もありますが、
晴れ間が広がると、真夏のように暑くなる日もあります。

急に暑くなったことで体調を崩したり、倦怠(けんたい)感を覚えたりする人がいる一方で、
こうした暑さでも全く大丈夫な人もいます。

暑さに弱い人」「暑さに強い人」の差は、何が原因で生まれるのでしょうか。
内科医の市原由美江さんに聞きました。

               

☆男性の方が暑さに弱い傾向

Q.暑さに弱い人と強い人の差は、何が原因で生まれるのでしょうか。
  生まれつきの体質や遺伝が関係するのですか。


市原さん
  「もちろん、遺伝的な要素もありますが、
  基本的には筋肉や体脂肪、皮膚上の汗を分泌する汗腺が多いか少ないかが、
  暑さに弱い人と強い人の差になります。
  そのため、暑さに弱いか強いかは、周囲の環境によって変わる可能性があります。


  例えば、暑い地方に住んでいる人は、熱を生み出しにくくするために基礎代謝が低かったり、
  汗をかいて熱を放出するための汗腺が多かったりと、その地域に体が適応しています。
  つまり、暑い環境に不慣れな人でも、徐々に慣れると考えられます」


Q.暑さに弱い人と強い人について、男女差や年齢差はありますか。


市原さん
  「性別では、男性の方が、女性よりも暑さに弱い傾向があります。
  男性の方が筋肉量が多く、基礎代謝が上がって体温も上がりやすいからです。

  また、男女とも体脂肪が多いと、熱を体外に放出しにくいため暑さを感じやすく、
  肥満傾向のある人は暑さに弱いといえます。

  年代別では、高齢者は、体温調節機能が低下し、汗をかきにくくなって熱の放出が少ないため、
  暑さに弱くなります」


Q.「水をこまめに飲む人は、暑さに負けず、
  逆に水をまとめて飲む人は、暑さに負けやすい」と聞いたことがあります。


市原さん
  「事実ではありません。こまめに水分補給をしている人について、
  『熱中症になりにくい』イコール『暑さに強い』というイメージを持つ人がいるのかもしれませんが、
  関係ありません。

  ただ、暑さに強いかは別として、こまめに水を飲む人が、暑さによる熱中症になりにくいのは事実です」


Q.皮膚にある汗を分泌する「汗腺」が発達しているかどうかも、暑さに強いかどうかに関係するようですね。
  よく「汗腺を鍛えよう」と聞きますが、どうやって鍛えるのでしょうか。


市原さん
  「汗が皮膚から蒸発するときに、熱が奪われることで、体温が調整されています。
  汗腺の機能が発達していれば、効率よく汗をかいて体温調整がうまくできることになります。
  定期的な有酸素運動や半身浴で適度に汗をかくといいでしょう」


Q.暑さに弱い人が暑さに強くなるには、どのようにすればよいですか。


市原さん
  「まず、肥満の人は、内臓脂肪を減らしましょう。
  先述のように適度な運動などで汗をかくことも大切です。

  熱中症には十分注意する必要がありますが、冷房などで過度に体を冷やさず、
  汗をかくことで汗腺の機能を保ちましょう」・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

               

今回の記事を読み終わった後、具体的に多々教示させられたりした。

私が若き40代の当時、サラリーマンで奮闘していた時、 休日の時、
テレビで確か主婦連の女性が、 夏のクーラーは程々に倹約して27度を超えたら、
体調を配慮してクーラーを、 このような発言をしていた。

我が家は、この当時は古い温度計しかなかったので、
まもなく私は真夏日の日曜日に渋谷のデパートに出かけて、
西ドイツ(現在・ドイツ)製の堅牢な温度・湿度計を購入したりした。 

                          

我が家の居間にあるが、今回は特別に移動して記念写真とした。

この後の暑い日になると、
『XXちゃん・・30度を超えているょ・・ 主婦連だって・・体調を配慮してクーラーを・・と言っていたよ』
と私は温度計を指して、家内が見た後、クーラーの冷風をセットするのが、
ここ20数年の我が家の習性となってきた。             

昨年の7月初旬のある日、午前中のひととき、 私は平素の買物専任者のメール老ボーイの身であるので、
この日は歩いて10分ばかりのスーパーで買い物をしたりした。

燦々と陽射しが照らす中、夏の帽子を深くかぶり、半袖のスポーツシャツ、 長ズボンの容姿で颯爽と歩いたりしたが、
汗ばみ、ハンドタオルで顔をふいたりした。

そして帰宅後、洗面所で冷たい水で顔を洗ったりした。
家内は、窓を開け放ち、掃除をしていた・・。
そして部屋の片隅で、扇風機の羽根が元気よく廻っていたのであった。

『扇風機かょ・・』 と私は心の中で呟(つぶや)き、
やむなく私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。

やがて昼下がりのひととき、私は奥の和室に簡易ベットを敷いて、
私は扇風機の風を受けながら、横たわりながら本を読んだりし、少し昼寝をしたりした。

               

翌日の午前中のひととき、私はいつものように平素の買物し、
この日は歩いて8分ばかりのスーパーで買い物をし、帰宅した。

この後、私たち夫婦は、昼食代わりの素麺(そうめん)を頂いている時は、
30度を超えていたので、 私は扇風機の風に吹かれて、家内と話したりしていた。

『節電の時世・・数年前、確か政府は28度ぐらいの室温に協力を・・と言っていたよねぇ・・』
と私はエアコンの冷気が苦手な家内に言ったりした。

『そうでしたよねぇ・・』
と家内は微笑みながら私に言った。

『確か・・25年前頃・・主婦連の方たちが、
夏のエアコンの最適な温度は、 27度ぐらいが理想的・・と記憶しているが・・』
と私は言ったりした。

『あの当時は・・エアコンは冷やすものだと・・
各家庭が寒いぐらいに冷やしていた時代だから・・ 適温を言ったのよ』
と家内は笑いながら私に言ったのである。

『先ほど、そこにある温度計・・30度を超えていたよ・・
我が家でも、今年初めてのエアコン・・セットしょうか?』
と私は家内に言ったりした。

『今頃から・・エアコンのお世話になると、非国民と言われますよ・・』
と家内は私に言ったりした。

『非国民かょ・・XXちゃんも昭和24年生まれなのに・・よく知っているねぇ』
と家内より5歳ばかり齢上の私は苦笑したりした。           

やがて午後3時過ぎ、家内は奥の納戸から収納している簾〈すだれ〉を取りだして、 各部屋に掛け始めた・・。
この間、クーラーの自動掃除をセットしたりした。

平年ならば学童が夏休みに入る21日の頃に、私の住む地域は『梅雨明け』となり、
これに順応して、我が家はクーラーの冷気の生活となるのであるが、
高齢者を大切にしましょう、と私は家内に幾たびか言ったりしていたので、
こうした効果が表れたのかしら、 と私は微苦笑したりしていた。

そして、冷風を受けた私は、夏の熱い時期はこの世で一番の贈り物だ、 と確信を深めたりした。 
このような事は、ここ10数年の習〈なら〉わしとなっている。 

洋間であったら、雨戸、網戸、ガラス戸があるが、この季節はカーテンを外して簾〈すだれ〉とし、
和室も同様に、雨戸、網戸、障子となっているが、簾〈すだれ〉を掛けたりしている。

そして居間を中心に、和室、洋室、玄関、洗面所、トイレの窓際まで、 簾〈すだれ〉を付けている。
玄関の内部の窓辺、簾〈すだれ〉の上に、黒地の布をして、陽射しの熱さを防いでいる。

この熱い時季は朝涼(あさすず)が残る9時が過ぎる頃まで、 網戸と簾〈すだれ〉にして、風を通したりしている。
               

今回、《・・肥満傾向のある人は・・暑さに弱いといえます・・》こうしたことも学び、
身長169センチ、体重74キロ前後の私は、やはりねぇ・・と微苦笑をしたりしている。
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