先程、ときおり愛読している天気予報を進化させる気象サイトの【ウェザーニュース】を見ている中で、
『 かき氷の売れ行き 最高気温より○○が重要 』
と題された見出しを見たりした。
たまたま私は、昼下がりのひととき生活総合情報サイト【All About(オールアバウト)】に於いて、
暑気払いのひとつとして『夏の風物詩・かき氷でクールダウン』を暮らしの歳時記ガイドの三浦 康子さんより、
『かき氷』について、多々教示されて、微笑んだりしてきた。
《・・・・冷たいものといえば、かき氷。
清少納言の『枕草子』に出てくるほど歴史は古く、
平安貴族が暑気払いに食べていたことがわかります。
しかし、冷蔵庫のなかった時代、夏に氷を口にするには、
冬に氷を切り出し、氷室に蓄えておかないといけません。
6月1日を氷室の節供(氷の節供)といい、氷を献上していたほど貴重なものでしたから、
氷で暑気払いをするなんて庶民には夢の話でした。
庶民には手の届かない氷に見立てて作られたのが「水無月」という和菓子で、
三角形の葛の上に邪気払いの小豆をのせ、6月30日の夏越しの祓の行事食にもなりました。
いずれも旧暦の6月ですから、今の暦では7月~8月の暑い最中です。
今では誰でも簡単に食べられますが、夏ならではの風物詩を大切にしたいものですね。・・》
☆【All About(オールアバウト)】より、お借り致しました☆
このようなことを学んだ私は、標題の《・・かき氷の売れ行き 最高気温より○○が重要・・》、
何なのかしら、と思いながら記事を精読してしまった・・。
この記事は、気象サイトの【ウェザーニュース】に2019年6月5日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。
《・・かき氷の売れ行き 最高気温より○○が重要
かき氷を食べたくなる季節がやってきました。
ゴールデンウィークを過ぎると、「かき氷あります」の看板を見かけるようになりますね。
「飲み物に使う氷やかき氷の売れ行きと、天気や気温には不思議な関連があります」
と東京上野の老舗氷卸問屋、四代目大野屋氷室の大野勇さんは言います。
☆気温が高くても、曇ると売り上げが伸びない
2018年度のかき氷の出荷量の推移をみてみましょう。
関東甲信で統計開始史上、最も早い梅雨明けとなった6月、氷の出荷量も一気に右肩上がりとなりました。
7月3日から8日にかけて、西日本豪雨が西日本から東海地方の広範囲を襲いましたが、
関東も戻り梅雨となり、出荷量はガクッと落ちています。
その後、記録的な猛暑となった7月中旬~下旬にかけてピークを迎え、
その後は台風などによる荒天時に出荷量が落ちています。
「うちでは、飲み物などに使う氷の卸とかき氷をやっているのですが、
飲みものに使う氷は、5月の初め頃から動き始め、6月に入るとかき氷が売れ出します。
面白いことに、かき氷の売れ行きは、雲に左右されるのです。
晴れたり曇ったりする日の場合、晴れている時間帯は店に入ってかき氷を注文する人が増えますが、
曇ると店を素通りする人が増えるのです」(大野さん)
提供:ウェザーニュース
☆最高気温より“最低気温”が売れ行きを左右
かき氷屋さんにとって、曇ると客足が落ちるのですね。
気温についてはどうでしょうか。
「30℃ぐらいの日が3日ぐらい続かないと、かき氷は売れ行きが伸びません。
1日だけ暑くても爆発的に売れることはなく、3日続くと3日目の売れ行きが良くなるのです。
しかし、ポイントは最高気温より最低気温で、
最低気温が20℃を超えると売れ行きが良くなるので、
うちは最低気温の動きを見ながらかき氷店で使う氷の準備をしています」(大野さん)
かき氷の売れ行きは、天気や気温に大きく左右されます。
これから夏に向けて、かき氷がおいしい季節。
行列に並ばずに人気店のかき氷を食べるなら、
思うほど売れ行きが伸びない曇りの日を狙うのが、よいかもしれませんね。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は『かき氷』に関しても、今回の記事で多々教示させられたした・・。
私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
過ぎし小学生の4年生の時、多摩川で川遊びをした帰路、
駅前の食事処で、『氷』と表示された旗に誘惑されて、いちごの『かき氷』を初めて食べたりした・・。
これ以来、60数年、熱い時節の中で、冷たい食感に魅了されて多彩な『かき氷』を頂いたことを、
思い馳せて、微笑んでしまった・・。