夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

長生きのためにやっても意味ないこと5つ、薬、減塩など、76歳の私は学び、やがて微苦笑して・・。

2021-01-16 08:33:31 | ささやかな古稀からの思い

昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【介護ポストセブン】を見ている中、

『 長生きのためにやっても意味ないこと5つ
      習慣で飲んでいる薬、無理な減塩・・・』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。




こうした中、過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。

私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医師に懇願した。

そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、
体力の衰えた66歳の私は、青色吐息のような表情で、内科の医師のアドバイスを聴いたりした・・。

私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。

やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。

この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。

そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。

          


こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、 
 糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。


しかしながら家内は、糖尿病の予備群ですから、程々に注意して下さい、と言われる時もある。
   
そして私は、身長は169センチ、体重は74キロ前後であるが、

あと3年を過ごし、80歳のお誕生日を健康寿命で迎えたい、
ささやかな目標がある・・。

このような深情のある私は、今回の《・・長生きのためにやっても意味ないこと5つ・・》、
学びたく記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『女性セブン』の2021年1月7・14日号に掲載された記事のひとつで、
関連の【介護ポストセブン】に1月10日に配信され、記事の殆どを転載させて頂く。



《・・長生きや健康のためにと思ってやっていることが、
実は意味がないことも・・・。

年齢とともに増える服用する薬の量や、
健康のためにと思ってする減塩やダイエット・・・
本当に必要なのか?

60歳を過ぎたら、やる必要のないこととは。
専門医に聞いた。



1.その薬は本当に必要?|血圧・コレステロール・血糖値

年を取れば取るほど増えるのが、服用する薬の量だ。
60代以降は、数種類の薬を併用している人が多く、
月に5種類以上の薬を処方されている人は、65~74歳で28%、  75歳以上で40%にのぼるという。

その薬は本当に飲む必要があるのか…?

★血圧を下げる「降圧剤」
多くの人がのんでいる薬の中で、まず見直すべきは「降圧剤」だ。
東京都立大学名誉教授の星旦二さんは
「日本では必要のない人も、高血圧の薬をのんでいる」と指摘する。

「世界の降圧剤の全生産量の5割が、日本で消費されています。
血圧はただ下げればいいものではありません。
年とともに血圧は自然に上がり、それによって全身に血液が循環されているのですから、
薬で無理に下げるのは危険を伴います。

脳に血液がいかなくなれば、認知症のリスクが高まり、
心臓に血液が充分に送られなければ、心筋梗塞になる。

血圧がそれほど高くないのに、降圧剤をのみ続け、
結果的に心筋梗塞になった患者もいます。

一般的に、血圧が140/90mmHg以上あれば軽度高血圧です。

一方、1987年に厚生省(当時)が決めた高血圧服薬基準は180/100mmHg以上です。
高血圧基準と服薬基準は異なるのです」



★「コレステロール値」を下げる薬
コレステロール値を下げる薬も、のみすぎている可能性が高い。
岡田さんは「60代以降は不要」と話す。

「悪玉コレステロールといわれる『LDLコレステロール』は、
加齢とともに自然と数値が上がるものです。

年を取って食べる量が減れば、自ずと数値は下がっていきます。
60代以降、健康状態に問題がなく、ただ数値が高いだけなら、
薬で下げる必要はありません」



★「血糖値」を下げる薬
血糖値を下げる薬を常用している人も、少なくないだろう。
動脈硬化などの重大な合併症を引き起こすため薬で、
下げる必要があるが、高齢になるほど、のみすぎはリスクとなる。

「年齢とともに血糖値の調整能力は衰え、
数値の上下の振れ幅が大きくなります。

少し値が高い程度で薬をのむと、
低血糖で失神するリスクがあり危険です。

正常な血糖値は110mg/dlですが、
60歳で150mg/dl、70歳で170mg/dl、80歳以上で200gm/dl以下なら
のまなくてもいいでしょう」(岡田さん)

薬を常用している人は、本来の効果以前に、
のむことで安心感を得ているケースも多いという。

何年も習慣的にのみ続けるのではなく、
最小限に減らすことを心がけたい。



2.がん検診は本当に必要?

がん検診も60代を機に見直すべき項目の1つだ。
高齢になるほど、がんになりやすいため、検診で細かくチェックしたくなるものだが、
仮に見つかったとしても、高齢者の場合は、
治療が体に与えるダメージの方が大きい。

岡田さんが指摘する。
「早期発見で治療して、治る人がいるのも事実です。
しかし、過剰診療による施術で寿命が短くなる人の方が、
寿命が延びる人より少し多いのではないかといわれており、
効果には疑問があります。

さらに欧米では、仮に85歳でがん検診を受け、
治療をしなければ余命5年だとわかったとしても、すでに平均寿命を超えているので、
治療をしても本人の利益にはならないのではないかという議論があります」

現在、がん検診で推奨とされているのは、
40~75歳までの乳がん検診、65歳までの子宮頸がん検診、
75歳までの大腸がん検診、80歳までの肺がん検診だ。

少なくとも、それ以外のがん検診はやめてもいいだろう。



3.健康のための減塩は必要?

健康のための減塩も、無理して行う必要はないという。
「近年、高血圧と塩分の摂りすぎは、あまり関係ないことがわかってきました。

高齢になってくると、高血圧を気にして味気ない食事でがまんしようと考える人もいますが、
60歳以上になったら、好きなものをおいしく食べて、
人生を豊かに生きるというのがベースの考え方です」(星さん)




4.60歳超えたらダイエットは必要?

ダイエットも60歳を超えたら、やめて構わない。
むしろ、無理な減量は、寿命を縮める恐れがある。

「いかなる年代においても、やせている人より、
少し太った人の方が長生きするという統計があります。

特に高齢になると太らないことより、やせすぎないことが大事。
やせすぎると、体の免疫機能が低下します」(星さん)

女性は、40代半ばから50代半ばの更年期になると、
女性ホルモンの分泌の低下から、肥満になりやすくなる。

その頃に始めたダイエットを60代以降も継続していると、
将来的に介護リスクが高まる危険がある。

医療ジャーナリストの増田美加さんが指摘する。
「60、70代になると、筋肉量を維持することが、大事になってきます。
高齢になって体重が落ちるということは、筋肉量や骨量が減少しているということ。

やがて歩けなくなり、食事も不自由になって、認知症や寝たきりになりかねない。
60代以降は、しっかり食べて運動をして、体重を増やす意識を持った方がいい」



5.入浴は毎日する必要ある?

寒い冬は、お風呂場での「ヒートショック現象」で心停止し、
亡くなる高齢者も多い。

日本では毎日お風呂に入って、清潔にすることが常識とされているが、
神経質になるのは禁物だ。

「石けんをつけて、体をタオルでごしごし洗う人が多いですが、
皮膚の細胞が傷つき、そこから細菌が侵入することがあります。
それが原因で脚に炎症を起こしているかたも珍しくありません。

お風呂は湯船につかるだけで、石けんを使わなくても汚れは充分落ちます。
また医学的に、入浴の有無は、健康状態に影響しないといわれています」(岡田さん)

寒くて億劫だと感じる日は、無理してお風呂に入るより、
暖かい布団で早く寝る方がいいかもしれない。


★教えてくれた人
岡田正彦さん/新潟大学・名誉教授・水野介護老人保健施設長、
星旦二さん/東京都立大学名誉教授、
増田美加さん/医療ジャーナリスト ・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回の《・・長生きのためにやっても意味ないこと5つ・・》、
多々私は学んだりした。

私は65歳の頃からは、心身共に自立し健康的に生活できる健康寿命を意識して、
確かな『生きがい』と『健康』、そして『気力』を持続できるようにと願いながら
何かとプラス思考で過ごしている。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフ健康体と信愛し、年金生活を過ごしている。 

こうした中、私は殆ど毎日のように自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、
小公園、住宅街などを散策している。



こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。




しかしながら糖尿病の再発防止の薬を毎日習慣のように服用し、
8週間ごとの検査結果が、たとえば血糖値が私の年齢の平均値範囲から、
大きく差異があった時は、注意して次回にその範囲にしょうと努力しているのが、
実態となっている。

こうした中、薬をやめて、ウォーキングなどを活発にして、
果たして私の年齢の平均値範囲に入れるか、何かと体力の衰えを実感している私は、
ウォーキングなどを継続する自信がない・・。

やむなく習慣のように薬を服用しているのが実態であり、
恥ずかしながら、微苦笑をしたりしている。
コメント (2)
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