私は70歳の頃から体力の衰えを実感し、
時折もの忘れもあり、独り微苦笑をする時もある。

過ぎし日に、厚生労働省の公表によると、2016(平成28)年時点で、
日本人の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳と推計され、
平均寿命と健康寿命の差は、男性約9年、女性約12年と報じられている。


もとより「健康寿命」は、日常的に介護を必要としないで、
自立した生活ができる期間であり、
私は昨年の9月で、満77歳の誕生日を迎え、
何んとか男性の健康寿命には、何とか乗り越えている、と思ったりする時もある。


しかしながら私の友人、知人の7人は、すでにあの世に旅立っているし、
或いは私より8歳ご年配の知人は、心身溌剌とされている御方もいて、
あくまで健康寿命も男性の平均であるよなぁ・・と思ったりしている。



介護に関して、私は要支援の範囲であるならば、自宅介護をするつもりであるが、
やがて、いつの日にか・・トイレまで間に合わないことがあった時は、
こうした後片付けを愛妻にさせるいたたまれず、
いさぎよく何かと制約の多い介護施設にお世話になる時だ、思い深めている。

果たして・・介護・要になる時期は、もとより日頃の自助努力は肝要であるが、
こればかりは神様か仏様の采配により・・と思い重ねている。