冬越しした小松菜が…
パソコンで変換すると「薹(とう)」という漢字が変換できますが…書けません^^;
花茎が伸びて野菜が固くなり、食用に適さなくなることを「薹が立つ」と言い、これを人間の主に女性に当てはめようという大胆な試み…完全にセクハラでありますよ。しかし、我が農園のハウス内は、この薹を食べる「茎立菜」「五月菜」がようやく収穫できるようになりました。(1ヶ月は確実に早い収穫であります。)
昨夜は『おらだの農協』の「きゅうり部会総会」そして「野菜特産部会」の解散総会であります。時節柄、懇親会は控えるところでありますが(事実、おらだの農協でも酒宴の開催は自粛しているとのこと。)これが最後の「解散総会」ということで少人数で開催したとのことのようです。
いつもはひと言多い『夢屋農場長』も、「きゅうり部会」では新参者ゆえ、黙って総会決定に従い、小さくなっております。(いつまで続くことやら^^;)ようやく若い衆の名前が分かるようになり、色々と情報を仕入れることが出来ました。少雪の影響は彼らの冬場のアルバイトにも影響し、例年であれば70万円ほど稼ぐはずのバイトも自宅待機で収入が皆無の方もいらしゃったようで…これに新型コロナでダブルパンチでありますなぁ。
ハウス内の希望の芽…順次発芽しております。
ここから商品として出荷出来るようになるまでさらに2ヶ月ほど掛かる。アルバイトでもしなければ、1月から4月は全く無収入状態であります。ましてや売る場所が無くなる。ご近所のスーパーの閉店により、『夢屋農場長』は新たな直売所開拓に向けて、2店舗ほど訪問し、1店めは契約を交わし、2店めは本日オーナーとの面談後に契約に漕ぎ着けられるか瀬戸際外交でありますなぁ^^;(大丈夫だろうけれど、搬入距離が遠くなるんです。)
何だかんだと講釈を並べてみても、どこかの組織に属さないと、生産品を売りさばくことが出来ないのが実態です。有機農業や特産品化で直売などという方法もあるかも知れませんが、宅配料金に見合うような価格の野菜ではありませんのでね。今年は観光客向け用、市中販売用と顧客ニーズを考えながら出品し、我が農園の特徴もPRする工夫が必要になるようです。生産技術力の向上、差別化と課題が大きくなっていく。
長男『ポン太郎君』には、「大丈夫!市場確保は俺の仕事。お前は良い物を作れ。」と平気を装っておりますが、正直なところ2年目のハードルは高いような気がする。それでもねぇ…リーダーは不安など無いと宣言しなければならない。
「10年前のマスクが使えるなら利用すれば良い。」かなり人任せの総理の答弁でありますが、副大臣が口ごもりながら答弁した内容は「緊急対策備蓄事業で感染症対策指定機関に備蓄マスクの購入費を助成し、使用しても良いと発した。」という風に聞こえたのですが…つまり、医療機関の倉庫を借りて備蓄したつもりだけれど今はあるかどうかは分からない…が結論では?無い物を有るやのように言い繕い、あったことさも無かったように説明する。騙されません勝つまでは…騙しません!我が農園の利用者は^^;
薹が立ち過ぎた『おやじぃ』は、どこまでも世の中を斜で眺めておりますよ。