その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

所属肩書き、氏素性

2020-03-05 05:25:27 | 転職

スナップエンドウも順調ではありますが…

ご近所のスーパーが3月で閉店する。系統出荷(おらだの農協)のきゅうりは別にして、やはり天候不順に対応できるよう『危険回避用』の作物栽培は必要であり、1年目にしてはスーパー直売所での売上もそこそこの成績を残していました。その売上高を前年比で1.5倍から2倍を目標に今年は取り組もうとした矢先の閉店の連絡であります。正直イタイです。『夢屋農場長』は新たな直売所発掘のために、あいさつ回りの営業でありました。それぞれの直売所には、初年度入会金と年会費があり、さらに売上手数料…今までお世話になっていたスーパーの手数料がいかに低廉であったかということを改めて感じたところです。
勤めを辞め、『お百姓さん』を志してからは、「名刺」など必要ない物と思っておりましたが、やはり営業活動をして、先方から名刺を差し出されると、返さないのは失礼かなぁなんて、勤め人時代の癖が抜けきっておりません。カラープリンターもあることだし、百均で台紙を購入して自作してみますか^^;


所属先ではなく自宅住所を入れるのもなぁ…

田舎ではプライバシーもへったくれもありませんが、この時節、自宅住所や自宅電話番号を入れるのも気が引ける。『第2サティアン』という事務所もあるのだから、その所在地(税務署届出済み^^;)と携帯番号にすれば、家族には迷惑をかけないかも知れない。(但し、看板・ポストの無い事務所に郵便物は届かないと思うけれど^^;)
所属・屋号は『夢屋農園』、肩書きは大層に『農場長』か『自遊人』…結局のところ、組織を離れると肩書きなどというものは何の意味もないことに改めて気がつくのであります。組織が与える社会的信用度…自営業者の肩書きなんてねぇ。(第一、最低でも50万円の与信枠は与えられるだろうと思ったネットバンクのクレジット契約は、未だ認定されませんから^^;)最後に残ったのは親父が付けてくれた『名前』だけ、これだけは住所不定にさえならない限り、役所で身分証明書は発行していただけるものと思いますけれど…。
「起きて半畳、寝て一畳。天下取っても二合半。」平均寿命まで約20年、これからの20年は、自分の名刺に自らの手で、信用度を付加していくことになるようですなぁ(笑)

コメント
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