その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

プレミアム

2020-03-22 06:37:57 | 転職

「プレミアムルビー」の発芽

「勝ち味」とは、勝てる見込みのことでありますが、大相撲の世界では、自分の得意な体勢に持っていくことが遅い力士に対して「勝ち味が遅い」と表現するようです。「琴ノ若傑太」…先代琴ノ若晴将(現佐渡ヶ嶽親方)が山形県尾花沢市出身という縁で、千葉県松戸市出身でありますが、勝手に山形県ゆかりの力士に祭り上げられ、応援されております。
今場所幕尻で七勝を上げてから、まさかの四連敗で、14日目でようやく勝ち越しを決めました。(良かった、よう勝った^^;)親父の先代「琴ノ若」も「勝ち味の遅い」相撲で、『ミスター水入り』と呼ばれた力士であり、幕内時代も千秋楽まで勝ち越しを待つこと度々でありましたから、父子の遺伝でありますかねぇ。(運動神経の遺伝は母方が優性であるという、何の根拠もない持論の持ち主なんです私。)長男『ぽん太郎君』の「勝ち味の遅さ」も「反応の悪さ」も父親からの遺伝かも知れない(笑)
そんな反応の遅い『農園』に、反応の遅いトマト…「プレミアムルビー」がようやく発芽しました。


キュウリの『Q三郎』もようやく本葉が…

5年前は、お彼岸に育苗ハウス周囲の雪をかき分けて「スナップエンドウ」の種子を蒔きました。昨年は、職を辞し、4月7日に種子を蒔き、折角発芽した『遠藤さん』がネズミに荒らされ、種蒔きすること三度。当然収穫も大幅に遅れ、4~5月の販売品が何もないという事態に陥り、山に山菜を獲りに行く始末。今年の『遠藤さん』は、昨年の秋に種蒔きし、破れたビニールハウスの中で冬越しし、今花を咲かせております。低温に強いレタス類や春蒔きホウレン草も順調に本葉を展葉しており、今年は去年の取り組みの遅さを改善したつもりであります。(エヘン!)
けれども、山形のホウレン草が出回る頃には、宮城県産のホウレン草が大量に流通し、大幅に値崩れしてしまうんですよねぇ。(昨年経験済み。)雪国では、春蒔き早出しを目指すよりも、秋蒔きし上手に冬越しさせて早春に出荷する方がプレミアムが付きそうでありますなぁ。(今年秋の実験課題であります。)「プレミアム」とは、本来は「おまけ」や「景品」のことであり、商品にさまざまな希少価値が付加されたときに上乗せされる金額をいう…トマト「プレミアムルビー」は、果たして希少価値を生んでくれるのでありましょうか?今年は甘~い『遠藤さん』と早出しのキュウリ『夏秋美人』に期待しているのでありますが、『夢屋農場長』の勝ち味はいかに?
毎年、モンシロチョウの初見にコメントをくださる『glassmonhopper』さんへ 今年、山形県高畠町糠野目のモンシロチョウの初見は、気温が急上昇した3月19日でありました。昨年は確か4月8日…20日間ほど早いようです^^;

 

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