その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

価格破壊

2020-03-23 06:42:06 | 転職

安心安全、低価格?

ご近所のスーパーの営業も残すところあと一週間となりました。そろそろ露地の「茎立菜(アブラナ)」も直売所店頭に並ぶようになり、『夢屋農場長』が出品していたお値段が3分の2(100円)まで下がってしまいました。まぁ、この辺が通常価格なのかも知れませんが、他の方に一気に値下げされますとコチラの上がりも減る訳でありまして、周囲(スーパー価格や他の出品者価格)を忖度しながら出品していただきたいものであります。
昨年の秋は台風19号の影響で秋野菜(ハクサイ)が影響を受け、当初は良い価格帯(1球250円ほど)からスタート出来ましたが、続く出品者はやはり低価格設定(150円スタート)で、これまた一気に価格ダウン…スーパーの価格が1球300円する冬場も120円の出品と「安心安全低価格」をモットーに商売されているなら別でありますが、只々自分の品物を売り切りたいという発想だとしたら、生活が掛かっている身としては迷惑な話であります。こんな風に書くと、台風被害(災害)を待ち値の吊り上げを画策しているようで心苦しいのでありますが、労働生産性に見合った価格帯というものがあるはずで、売れる(得られる)価格を自ら下げてしまう心理が良く分からないのでありますよ。


ポットで回転率を上げられないだろうか?

将来、長男『ポン太郎君』が自立するためにも、色々な試みを企んでおります。葉物は確実に売れますが、栽培期間と栽培面積が必要で回転数を上げないと単位面積当たりの上がりが少ない。手始めに「露地夏秋きゅうり」を選択したのも、果菜類は一定期間収穫量が担保されるからであり、取引先も『おらだの農協』であるから、一定程度の価格保証が見込めるからでありまして、葉物は収穫期間が一点に集中し、他の産地の動向次第で大きく値崩れを起こしてしまう。さらに昨年は、加工品用のナスやトウガラシを作付することで危険率を分散しながら、直売所で売れる売れ筋作物や価格帯を調べて来たつもりなんですけれどねぇ…そのスーパーも今月で閉店でありますよ。4月からは、また出品者の価格調査と売れ筋作物の再調査でありますなぁ^^;
ある意味、博打の要素がありますけれど「私、勝てない博打はしませんので!」…必ず勝率を上げる方策を考えてから博打を打ちますよ^^;
まぁ、博打に勝つには胴元が一番儲かるはずでありますが、葉菜類の回転率を上げる『植物工場』計画は、100均ショップで練っております。オバちゃんたちの『価格破壊』行為に、真っ向から立ち向かうことを決意する『夢屋農場長』でありますよ(笑)

コメント
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