その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

分散型ファイアーウォール?

2021-07-03 07:52:49 | 転職

「ナス青枯病」でしょうか?

政府や公的機関、製造業など価値の高い知的財産を保有している組織が狙われる「標的型サイバー攻撃」…これに対応するために、「分散型ファイアーウォール」なんていう技術開発も進んでいるようであります。PCのウイルス感染なんて言われても、個人のパソコンの被害は軽微ではある…がしかし、組織のPCでは甚大な被害が起こる場合がありますから、助平なオジサンは、見ず知らずの婦女子からのメールやエッチ画像の閲覧は、どこまでも個人で楽しんでくださいな。(とは言え、個人のPCでもメール発信で他者に被害をまき散らすことがあるから、これまた注意願います^^;)
さて、200本ほどのナスを栽培し、直売所や加工用として販売しておりますが、ナスの病気で一番怖いのは、「青枯病(細菌)」や「萎凋病(かび)」でありましょうか?植物残渣を適切に処分し、「輪作」をすることである程度防げるはずですが、小さな農園では、そうそう場所の移動もできません。そこで台木に耐病性の品種を使った「接ぎ木苗」を導入する訳ですが、「自根苗」の倍の値段であります。種苗費を稼ぎ出すために、結構な時間が掛かってしまいますよ。かと言って、「自根苗」で節約を図ると…昨日、田んぼの水見の帰り道、知人の畑ではありますが、見事な(失礼)「青枯れ」の圃場を見つけましたよ。病気の植物を摘果、摘葉したハサミで健全植物を摘果すると、次々に伝播することもママあるから、怖いこわい…圃場全滅なんてこともありますからねぇ。さらに悪いことには、病原菌は数年間は生き残ってしまうから、実質栽培が出来なくなってしまいますよ。(土壌燻蒸という大掛かりな方法も無い訳ではないけれど…。)
「自根苗のナスは柔らかくて美味しい。」…「おいおい、『柔らかいとか美味しい。』というのは主観であって、客観性に乏しい…自根苗を使うなら気を付けた方が良いよ。」と注意しても、ほとんど意に介さない方が多いことよ。


夏秋キュウリ畑は、今のところ順調^^;

タネバエの食害を受け、今度はキジにつつかれたであろう大豆畑は、芽出しした「秘伝豆」を定植して、ほぼ終了。あとは、オクラを定植して、遅取りのインゲンを蒔けば、そろそろ定植作業も終わりだろうか…七月末には、抑制キュウリ苗が届くはずだから、何かなぁ…4月から種蒔きと定植をずっと続けているような気がする。そして、8月の声を聞けば、秋野菜の種蒔きが始まるのだから、『種蒔きおやじぃ』に改名する必要があるかも知れない^^;
昨年から借りた畑の隣りでは、知り合いの『Iさん』夫妻が草刈りと中耕除草をしております。「スイカの蔓が見事に張ってきましたねぇ。最初の年は見事にカラスにつつかれましたよ。」なんて教えてくれる。(ネットを掛けて、被害を最小限に抑える工夫はするつもり^^;)「我が家のスイカは、今草の中でどこにあるか分からない。一度は、ストッキングを被せて守ったこともあったけど、今度は標的も増えて、カラスも迷うんじゃないかしら?」ですと^^;
何とまぁ、スイカも『分散型ファイアーウォール』の概念導入かねぇ?今のところ、使い古しのマルチの上で、きれいは肌(実)を晒しているから、我が家のスイカが狙われるのは必然か? 害虫に病原菌、さらには鳥獣害…最近では「盗み」という人的被害も横行しているようだから、収穫するまで気は抜けませんなぁ。「カラスもキジも生活(命)が掛かっているから必死だわなぁ。」なんて、言葉を返しながら、少しだけなら分けてやっても良いのだけれどと思う『おやじぃ』であります。1個か2個、ネットの外に出して、『分散型』で対応できないかなんてね…ほとんどの場合、屑果には手を出さず、収穫間際の良型をかっさらっていくんだよなぁ、奴らは(笑)

コメント
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