その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

起死回生の回転レシーブ

2021-07-07 06:42:58 | 転職

日中はやる気のない「猫」ですが…

「取れるボールだけ練習していたら、試合で勝てるわけがない。」…確かにその通りかも知れない。しかし、総ての国民が「勝ち(価値)」だけを意識して生活している訳でも無いはずである。いやむしろ、大多数の国民は身の丈に合った「勝利(幸福感)」に満足しているはずである。「オリンピック中止」などという今となっては非現実的なことを今さら叫ぼうとも思わない。しかし、後から「だから反対と言っていたのに。」とだけは言わないようにしようと思う。なぜなら、『おやじぃ』は今、表立って反対の意思を表明するような行動を何ひとつ取っていないのだから…。
スパコン「富岳」の感染リスク試算も公表されたようである。またぞろ「科学的証明」という自分に都合の良い結果だけをつまみ食いして、国立競技場内での感染リスクの危険性の低さを強調しております。(時の文科大臣だからねぇ。)政府の分科会もスパコンも、政治屋さんにとっては利用すべきものであって、真摯に耳を傾ける対象ではなく、「都合の悪い真実」には蓋をするのが高度な「政治的判断」というものということが如実に分かる報道でもありますなぁ^^;
東京オリンピック2020壮行式…『おやじぃ』は、菅首相の昔語りに笑ってしまった。今さら『東洋の魔女』かい?適齢期を迎えた選手たちに、時の大松監督は「俺に付いてこい。」と再招集の名台詞を吐いたと言われているけれど、「俺に付いていける」のは一部の人間であり、「勝利」に浴せるのはひと握りにも及ばない人々である。オリンピアンに何も罪は無い…科学もスパコン結果もオリンピアンも、利用できるものは利用し尽くす、時代錯誤の感覚を笑っただけなのであるけれど。


良い結果しか見せないのだ…

何だかんだと言ったところで、東京オリンピック2020がテレビ放送されれば、『おやじぃ』もその結果に一喜一憂するはずである。素直に「観たい。」と言えば良いではないか^^; その結果がどうなろうと知ったことじゃない。田舎暮らしをしていると「感染拡大」などと言われても現実感がないのでありますよ。「汗と涙」「努力と根性」…こうして戦後日本は復興し、経済大国の仲間入りを果たしたのであります。「困難を乗り越えた先には明るい未来がある。」「如何なる困難も日本人は乗り越えて来たのである。」というオジサンたちの精神論は、パワハラなんて言われても脈々と生き残っているのでありますよ。「俺を信じて付いて来い。」…信じられないからブーブー言っているんですけれどね。「取れないボールを取る。」という練習で、当時の『魔女』たちは「回転レシーブ」という技を編み出した。「なっ!な!なっ!俺が言った通りだろう!」…回転レシーブをしているのは、監督(総理)ではなく選手(優秀な国民)なんですけれどねぇ。根拠のない博打も勝てればそれでいいが、博打で常に勝つのは「親」である。大体、損をしない仕掛けで開帳されているのだから…。一発逆転、起死回生の大博打…踊らされた結果がすってんてんなんてね(笑)

コメント
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