夜食まであと3分…
元々は、一日を24分割して1時間とし、1時間を60進法によって60分割したのが1分の始まりらしい。物理学の進展により、今ではセシウム原子時計によって「秒」が定義され、その60倍が「分」という国際単位となっているそうですが…。
「一分一秒を大切に生きる。」などと恰好をつけてみましてもね、その実、一分一秒は着実に進んでおりますし、人生とは無駄の塊なんじゃないかとも思えて来る。偶然の一致ではあるけれど、標準的な人間の心臓拍動は、ほぼ1秒に相当するそうで、肉体の中では一番働いている臓器のようにも思えるのだけれど、ドクンと脈を打った瞬間に次のドクンまで心筋は休んでいるから、「最も怠け者の臓器である。」なんておっしゃる方もいらっしゃるようだ。心の臓がこの体たらくだから、持ち主の怠け癖は当然であると勝手に自分を正当化し始めるのでありますよ^^;
さて、1分の3倍である3分間で出来ること…夜食のカップヌードルにお湯を注ぎながら考えてみた。地球上でウルトラマンが戦闘できる時間であり、ボクシングにおける1ラウンドの時間であり、「〇ピー3分クッキング」(実際には10分程の放送時間であるけれど^^;)そもそも、何故カップヌードルの待ち時間が3分間なのか?…HPによれば、技術的には1分で麺を戻すことも出来るのだそうだけれど、その分、麺の延びも早く、「美味しさ」を追求した結果が3分なんだそうだ。どうやら、「人間が集中し、我慢できる時間が3分である。」という説も有力で、そうこうしている内に、カップヌードルは完成しているのでありますよ^^;
鳥の気持ちになって眺めてみる^^;
カラスがスイカを突くなら、カラスの気持ちになってスイカ畑を眺めてみる。まだ、実は小さいから見えないな!(ヨシヨシ^^;)人間が食べて「美味しい」と感じるから、カラスやタヌキも「美味しい」と感じるに違いない。「不味い」スイカでは売れないしねぇ。しかし、枝豆をつまみにビールなんてこりゃ~最高ですよと思っても、稔った枝豆をタヌキはバリバリと食べたりはしないし、カラスもキジも突いたりしない。何故なんでしょうねぇ…「調理」しないと青臭いかぁ?しかし、ウサギは豆がらまで食べちゃいますけれど…人間と同じ「味覚」で考えるからややこしくなる。生き残るために喰えるか喰えないかで判断、選択しているとしたら、その線引きは難しいですねぇ。昨日、友人『ノロ社長』のお友達であるカラスの『勘太郎♂』が、残飯を漁っていた。「よくもまぁ、あんな物を食べて腹を壊さないものだ。」と感心しながら眺めておりましたけれど、生き残るためには喰わなければいけないのかも…はてさて、そうなると人間には無駄の多いことよ。いやいや、こんな下らない思索を巡らせている時間があったら、生き残るための戦略でも考えたらどうかね…と読んでいる方々も約3分間の無駄使いをしたに違いない(笑)
そんな時間の無駄使いをしているから、カップヌードルも延びてしまいましたよ(大笑)