その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

子どもたちの成長…

2021-07-15 08:29:41 | 転職

彼にしては「どや顔」である(隠しているけど^^;)

「もう、子どもたちはそれぞれに成長しているから心配はない。」そんな言葉を残して、我が姉はあの世とやらへ旅立ってしまった。「ポン太郎君も萎縮してしまうから、怒鳴り散らすのはやめなさい。」そんなことも言っていた。「人間二十歳を過ぎたら一人前の大人として扱い、怒鳴る、意見することは止めると子どもたちには宣言したものの、人の道に外れることには物申す。」とだけは伝えている。進学、就職も放任…一度きりしかない人生だから、悔いの無い一生を送って欲しいだけである。(考えてみれば、悔いだらけの人生ではあるけれど、それはそれで自分で選択した生き方であったと自分に言い聞かせておりますけれど^^;)
ただし、キュウリ栽培に関しては長男『ポン太郎君』には厳しく接しているような気がする。というのも彼がこの作物で生計を立てるというならば、もう少しだけ管理を徹底し、規模を徐々に拡大していく必要があると思っているから…。彼は彼なりに頑張っている。それは承知しているのだけれど、年金までのつなぎ程度と考えている『おやじぃ』の取り組みと、これからの生活という彼の立場では、自ずと気合の入り方が違って当然と考えるのは、やはり昭和生まれの性でありますかねぇ^^;


姪っ子がお中元を送って来ましたよ^^;

「何で?」コロナ禍で行き来を制限しているということもありますが、昨年は四十九日、百か日と節目、節目で彼女たちが好きな「茄子漬」を持参していたから、叔父さんは「茄子漬」を送って頂戴というサインね…サインは見逃しませんよ^^; ナスの需要もダブつき気味で、市場にあふれ出したことから、貴重な「薄皮丸茄子」「窪田茄子」の瓶漬けを送りましたから…。
それぞれが、本来ならば職場における中堅層として活躍している年齢ではあるのだけれど、昭和生まれの『おやじぃ』としては少々物足りない。これは我が子どもたち、姪っ子たちに限ったことではなく、前職での若い衆もそんな雰囲気を漂わせていた。この程度の生活が続けられるのであれば、現状維持ということで…ガツガツとした上昇志向の塊となった人間よりは、人間らしい生き方が出来るのかも知れないけれど。
確かに、子どもたちは成長しているのである。一方、『おやじぃ』は年を追うごとに「老い」を感じなければならない。まだまだ、まだまだ…我が農園で、夏秋キュウリの収量が最高記録を達成した朝に、「もうキュウリ畑では、病気の予兆が出ているぞ。」と気を引きしめさせる『おやじぃ』でありますが、こういう場合は、一緒に歓び合うべきなんでしょうなぁ…どこまでも『ウザいおやじぃ』ではあるなぁ…成長していないのは『おやじぃ』の方だったりしてね(笑)

コメント
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