その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

『迷い鰹』とは…

2023-11-01 09:13:15 | 転職

こちらは「戻り鰹」でありますが…

庶民の食卓では代表的な「鰹の刺身」でありますが、その「カツオ」…春は黒潮に乗って北上し、秋に親潮の影響が強くなる頃、南下を始めるらしい。しかし、島(伊豆・小笠原)の周辺に居付く群れもいるらしく、むしろ、コチラの方が大型化するようでありますよ。餌を求めて北上し、生息に適さない水温になると産卵場所を求めて南下するのか?身近なお魚ではありますが、産卵場所は小笠原や沖縄以南の海域と推測されているに過ぎないようであり、まだまだ、その生態は解明されていないようであります。ただ、分かっていることは、「鰓蓋」を開閉できないので一生泳ぎ続けなければいけないということ…泳がないと窒息死してしまうのだそうでありますよ。
一方、対馬海峡を越え、日本海に迷い込む群れもあり、こちらは『迷い鰹』として珍重されるらしい。人間の『目』からすれば『迷子の鰹』ということかも知れませんが、もしかすると『新たな生息場所』を求める『精鋭部隊』なのかも知れない。人間の常識からは、生き物に対して『ねばならない』という見方をしてしまいがちでありますが、色々な『失敗』の積み重ねが、今の生態を形作っているだけであって、今後の在り方次第では変わる要素もありうる…生きるために一生泳ぎ続ける(働き続ける)ということに限って言えば、人間の生き方にも共通するものがあるなんてね(笑)


今頃になって「草むしり」…

さて、今年も『休養宣言』した結果、庭も畑も草ぼうぼう…そろそろ、雪囲いの時期を迎えるから、今頃になって、庭の草むしりをしている状態であります。夏場と違って『薮蚊』がいない。(一匹だけ耳元で不快な音を立てる輩がいた^^;)草の根もこの節弱っているから抜きやすい…自分にとって都合の良い理由だけを考えております。「おやじぃは今年どうしたのだろう?」といぶかしがられたら、「少々体調を崩し、今年は外仕事をしないでいた。」と応えることにしよう^^;
はてさて、我が親父が大切にしてきた「庭木」であるけれど、『おやじぃ』の代で切り倒そうと考えている。『おやじぃ』自身の趣味でもなく、当然、家族も関心がある訳でもない。結局のところ『ねばならない』という意地だけで続けて来た訳であるけれど、今年一年掛かって分かったこと…草など生えても誰も構わないということだけである。「〇×の代で庭木を伐った。」という『汚名』は、『おやじぃ』が引き受けることにいたしましょう。『おやじぃ』の「終活」は庭木を伐り倒すことから始めなければならない。それでも『迷い続けるカツオ君』…『長男のねばならない』は、我が代で終わりにすることにしよう。『墓仕舞い』だけは子どもたちにお願いするしかないけれど(笑)

 

コメント
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