その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

怨霊…怖いこわい^^;

2023-11-20 10:05:20 | 転職

「富山(とみさん)」ではありませんが…

房総半島のお仕事で、ふと「南総里見八犬伝」を思い出しました。江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって書かれた長編小説でありますが、28年の歳月をかけて完結したらしい。鎌田敏夫氏の翻訳本が映画化されたのが1983年のことであり、ストーリーは全く違うのでありますが、共通するのは『玉梓の怨霊』…何故かしら『怨霊』というと女性をイメージしてしまうのでありますが、『日本三大怨霊』として、「菅原道真」「平将門」「崇徳天皇」を上げる方もいらっしゃるから、むしろ、後世に恐れられる『怨念』とは男性の方が強いのかも知れない(笑)
「南総里見八犬伝」で、「伏姫」と神犬「八房」が暮らしたという「富山(とみさん)」は確かに存在し(作品中では「とやま」)、安房里見家の初代「里見義実」(こちらは実在の人かどうかは怪しいらしい。)も存在するのだけれど、史実と伝聞から長編小説としてまとめ上げ、『娯楽』として親しまれているところが素晴らしい。『おやじぃ』の妄想も、こうしてまとめあげることが出来れば大したものであるけれど、そこはほれ、『文才』というものがありませんから^^;
そうそう、今朝のお題は『怨霊』でした。「恨みをもって、生きている者に災いを与える死霊、または生霊」のことではあるけれど、「恨み辛み」など抱え続けていたところで、心の健康には害を与えるだけのようであるから、さっさと忘れることが最良だと思うのでありますけれどね…。


平等に分けていただいております^^;

さて、「恨み」の根源は、理不尽な扱いを受けたということだろうから、何ごとも平等に扱っていただくことを当然と思い込んでいるフシもある。世の中、「平等」かと言えば、保障されているのは「法の下の平等」であって、すべてが平等に扱われている訳ではございません。晩酌の刺身が「一切れ少ない」などと言い始めたら、あっと言う間に『平等』など崩れ去ってしまいますよ。(友人『ノロ社長』はむしろ多くを『おやじぃ』に分け与えてくれる^^;)
はてさて、『おやじぃ』も歳を重ね、財力、体力etc.と当然の如く『差』が生じて来ていると感じているところでありますが、さりとて、それを理不尽な取り扱いとは感じておりません。(恵まれているのかも知れませんなぁ…。)むしろ、何ごとも平等にという風潮の方に嫌気が差しているフシもある。「里見八犬伝」では、「里見義実」が「敵将の首を討ち取ったら伏姫を嫁につかわす。」と言った虚言も『恨み』のひとつになっているようである。そうそう『虚言』に踊らされ、後からツケを払わされる予感がするから、減税も給付金も疑ってかかってしまうのかも知れないねぇ…今の世代のウケを狙って後代にツケを回す。これだと現役世代の『恨み』は募る一方だと思うのだけれど、まさか『怨霊』の域にまで達するとも思えないけれど…しかし、支持率という数字には『怨念』の意味も込められてはいるような気もするが(笑)

コメント
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