1967年のチョコレートのCMですが…
故)山本直純さんが出演していたテレビコマーシャル「大きいことはいいことだ♪」…他社製品と比較して大きいことを強調、差別化したCMではあるけれど、「大きくすること」=「サービス向上」といった感がある。ジャンボジェット機(ボーイング747)が開発されたのが1969年とのことであるし、当時は高層ビルとして霞が関ビル(地上36階 1970年)の竣工もあったから、文字通り「大きいことはいいこと」だったに違いない^^;
「今年のサンマは小ぶり」という記事を目にして、それでは、一般的なサンマのサイズはと調べてみたのだけれど、通常は2年程度で35㎝程まで成長するとされ、28㎝未満は0歳魚と考えられているフシがある。「小ぶり」という表現自体、他に比べて少し小形であるということだから、どれだけ小さいのかが分からないし、そもそも食卓に上るのは冷凍サンマであり、今年の生サンマにはめぐり逢えていないような気もしますけれど…。エサ不足がサンマの小型化を招いているという説もあるようですが、明確な原因は分かっていないようでありますなぁ…。
「雪囲い作業」も大物の囲いは終えたから、今度は伸び放題となったモミジやヒバの木を整理しようと思っているのだけれど、切り落とした枝に閉口しております…ああ、今度は短く切って処分料がかかるなんてね(笑)
ご近所の独居老人から雪囲いの依頼が…
さて、自宅の庭木さえ、嫌々「雪囲い」をしているというのに、ご近所の婆さんから雪囲いの応援要請が…昨年は、娘夫婦が来てやってくれていたはずであるけれど、子育て等々忙しいに違いない。所詮、1時間程度で終わる作業だから、チョチョイのチョイとやってのけましたけれど、困ったのは「杉の木」の整枝作業…シルバー人材センターに依頼したらしいけれど、高齢者による高所作業はお断りしているらしい。数年前に下枝は伐ってあげたのだけれど、『おやじぃ』もシルバーに登録できる年齢であるから、そろそろご遠慮したいところなのでありますけれどねぇ…『大きくなって、良くないこと』の事例でありますよ^^;
はてさて、「大きくすること」「小さくすること」で、世の中、商品の差別化を図っている訳でありますが、「小さな政府」か「大きな政府」かという問題になると甲乙つけがたいお話となってきますよ。高齢化が進み、担い手が少なくなると『行政』だのみの問題が山積みであり、一方、負担能力はと言えば落ちていくばかり…高齢者の懐具合に合わせたサービス程度に収めるのか、いっそのこと、問題の本質である『樹』を伐ってしまう方が得策か?伐ってしまって、処分するにもお金がまたかかるんだよなぁ…『票』を狙って、負担能力の高い子育て世代に施策を集中しても、いずれ年は取るものでありますからねぇ。「大きいことはいいことだ。」が「年取ることもいいことだ。」という世の中にはならない気がしてきたぞい(笑)