「ソテツ」の花言葉らしいのですが…
千葉県の海岸では普通に植栽されている「ソテツ」でありますが、自生地としての北限は宮崎県という説もあるようです。『南国(温暖地)』をイメージさせる植物でありますが、ヤシの木や木性のシダ類とは似てはいても系統的には遠い存在のようであります。
ネタに詰まった時には、花言葉なんぞを持ち出す…「ソテツ」の花言葉は「雄々しい」ということらしい。とは言え、裸子植物の「ソテツ」の花は、胞子による受精だから、花といっても雄株の胞子嚢穂と雌花の大胞子葉ということらしいのだけれど、当然、見たことがありません。葉が落ちた後の樹肌や立ち姿が「雄々しい」という花言葉の由来のようではあるけれど、見た目重視の結果ではあるわなぁ…。見た目は同じような雌株の「ソテツ」に「雄々しい」という花言葉をあしらっても問題にはならないようでありますが、『女々しい』という言葉を使うと、人間社会では差別用語になってしまうようである。同じような見た目言葉でも、相手を傷付けるか否かが問題のようではありますが…。
青空に映える「ソテツ」の葉を見ながら、突然「いじめ」を考え始めた『おやじぃ』であります。
こちらは「牛久大仏」…
さて、どうも「世界一」「日本一」という言葉には弱いようで、台座からの高さ120mの「牛久大仏」も「大仏」としては「世界一」、立像としては「世界6番目」ということらしい。阿弥陀仏の『十二光』を由来として120mとされたとのことではあるけれど、『十二光』…即ち「無量光」「無辺光」「無碍光」etc. 阿弥陀仏の光明も並べ上げても一切分からない。ただ凡人にも分かることは、帰りの圏央道で撮った画像であるから明らかに「逆光」ではある…実に罰当たりな見解ではある。
はてさて、子どもの頃に「大仏さまは男か女か?」と聞かれたことがある。お釈迦様がモデルならば『男』のような気もするが、その時は「男女を超越した存在である。」という回答だったような気がする。某歌劇団の『いじめ問題』…多くの管理者側は「いじめは確認できなかった。」とコメントすることが常のようである。(いじめがあったと発言することで、次に管理監督責任が問われることへの逃げなのかも知れないが…。)今の学校では、他人にされて『不快なこと』は、全て『いじめ』として扱われるから、「いじめが無かった」とすること自体に問題があり、「いじめがあった」と言わせることを前提に取材している気もするけれど…。『男女を超越した世界』であっても、全て横並びということでもありますまい。『優越』を競うところに差別やいじめは存在するような気もするけれど、大仏さま自体は何も答えてくれないのでありますよ…。