その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「に」)

2011-06-20 21:46:48 | 夢屋王国

日曜日の朝は、まったりとしていたい。しかし、我が家の『オッカーザウルス』が娘たちの所へ行っていることを幸いに強行された『第2サティアン竣工祝賀会』の後片付けがある。他所様の休耕田ではあるが、隣の田んぼの雑草が生い茂り、夏のカメムシの住み家とならないように、今から草刈りをする必要もある。
結構、日曜百姓というものは忙しいのであります。朝仕事に田んぼの草刈りを終え、朝飯にありつけたのは9時。一服して王国内の果樹回りの草刈りをして汗をかいて、シャワーを浴びて缶ビールを一缶^^;
気付けば1時を回っておりました。
「今日は、第2サティアンの薪置き場を作る…。」と張り切っては見たものの、真夏日の陽気に嫌気が差して、国王自慢のサギソウの植替えを日陰でやることにしよう。3鉢ほど植付したところで、中体連の審判を終えて友人Tが帰宅しました。
「ニンニクの試し掘りをしよう。」(友人T)
貴重な『夢屋王国』の換金作物候補である「にんにく」を二株ほど掘り起こすと、茎には「むかご」が出始めており、掘り頃サインと見て取った。80株ほどのニンニクを掘り起こし、表面を洗い根と茎を切って、成型すると時間は夕方7時を回っておりました。まったりした日曜を返してくれ…!!!
              
画像は『夢屋国王』が通う御狩場「大沢山」で見つけたカニグモの仲間「ワカバグモ」と思われます。小さなハムシを捉え、手を広げた様は、国王に獲物を自慢しているかのようであります。
『夢屋国王』も今日は、自慢のニンニクをぶら下げて、地元企業の社長さんに『営業』に出かけようと思います。
『夢屋国王』の営業の心得第1条 ワカバグモのように、つかんだ獲物(買手)は離すべからず…ってね^^;

No.○△× ワカバグモ Oxytate striatipes
残念ながら御狩場で見つけたクモなので、王国の住民登録せず。自慢しているのは、ワカバグモではなく、出来の良いニンニクを巻頭画像で紹介している『夢屋国王』かもしれません。来週末には、ニンニクの収穫祭が行われる予定です。飲み会の段取りだけは、やけに早い国王と友人Tであります。

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夢屋王国(国勢調査「未確認飛行物体」)

2011-06-19 14:09:08 | 夢屋王国

この冬の大雪にも係わらず、庭先の「バイカウツギ」が満開であります。土曜日は、朝から近所の友人Kさんの母の葬儀のお手伝いをしておりました。国王の住む集落では、隣組単位でお手伝いをし、昔は弔問客(親族)への食事の提供やお墓の清掃、受付会計など、住人も家族も大変だったような気がします。今では葬祭会社が仕切るセレモニーホールで法要(忌み抜き)の食事もお手伝いの方々への慰労(壇払い)も一挙解決…楽と言えば楽…お金との交換ということになりますが…^^;
国王と友人Tは、葬儀の間も落ち着かない。実は、友人Tの発案で、夕刻より『第2サティアン』竣工祝賀会を同級生に呼びかけていたのであります。メニューは「ネット販売人気No.1北海道産生ホルモン」とのことなのだが、炭を熾し、バーベキューの準備が出来上がる頃には、日はとっぷりと沈み、焼けたのか?半生なのか?半ば闇なべ状態のバーベキュー大会と相成ったのであります。
何と言ったって『第2サティアン』は、電気無し、水無し、トイレ無しの国勢調査前線基地なのですから…^^;
集まった友人は6人のオ・ヤ・ジ。齢50も過ぎれば、それぞれ注文も多い。大まかに言って、不便を楽しむ派と不便を厭う派のふたつに分かれたのであります。6月の半ばを過ぎたのに屋外のバーベキューは肌寒い。国王は戦闘服である半袖のツナギで平気なのでありますが、長袖を着た友人が寒いという。自宅からジャンパーを持ち出して着せるがそれでも寒い…。
『第2サティアン』の持ち味は、ここから始まるのであります。果樹の剪定木や古材を持ち出して「キャンプファイヤーやろう~!!!」ご近所からの消防署への通報を恐れる友人たちを他所に、国王と友人Tは古材に点火…(簡易かまどの中ですけど)夕闇が炎で明るくなり、寒さを追い払う「火」にオヤジたちは何も文句を言える訳がありません…^^;
              
本日の国勢調査結果は『未確認飛行物体』…水田の水路に浮かぶ赤い1mm程度の物体は、マクロレンズ越しに、しっかりと脚を動かしていることが見て取れるのでありますが、何者なのか想像がつきません。肉塊のような角?もあるようだ…水の動きに身を任せながらも、水上を歩く様は『不思議君』と名付けるしかないのであります。

No.014 『不思議君』 ・・・ ・・・   ・・・綱 ・・・目 ・・・科
どなたか知っている方、『不思議君』の名前を教えてください。
国王にとっては、この赤い生物が『不思議君』であり、『未確認飛行物体』であるのだが、ご近所の皆さまからすれば、『第2サティアン』に集まるオヤジたちが『不思議君』であり、『未確認非行物体』であることは間違いない…^^;

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夢屋王国(国勢調査「あ」ver.2)

2011-06-18 12:33:08 | 夢屋王国

「童は見たり 野なかの薔薇♪ … 清らに咲ける その色愛でつ…♪」
シューベルトやヴェルナーが作曲した、ゲーテの詩「野ばら」…若き日のゲーテは、恋心や傷心する様を赤い野ばらに託し詩を作り、夢屋少年は、野釣りで出来る野ばらの引っかき傷に身を痛めたのであります。Ah~!これが恋(鯉)の痛みと知っていたなら、夢屋少年も詩人と成り得ただろうに…^^;
あれれ、シューベルトとヴェルナーの曲は、どっちがどっちだっけ?
確か、小学生の時に歌った曲がヴェルナーの作曲で、女子高生のお姉さんたちが合唱する曲がシューベルトの作曲だったような気がする…文学から音楽に目覚めた『夢屋国王』は、もし、勉学が『勉楽』と書き表せたならば、我が子たちの成績ももう少し伸びたのではないだろうかなどと考えるのであります。最近の『夢屋国王』は、もっぱら口先だけの『弁学』ではありますが^^;
              
「ボクらはみんな生きている~♪ … ミミズだって、オケラだって、アメンボだって、みんなみんな生きているんだ 友だちなんだ~♪」と手のひらを太陽にかざしながら、世の子どもたちの勉学が『勉楽』になるように、『夢屋国王』は今日も王国内の国勢調査を続けるのであります。あれまぁ~オケラとアメンボは友だちのはずなのに、アメンボ♀がオケラを食べています。
アメンボは、水の上を優雅に泳いでいるイメージがありますが、このように肉食系だったことご存知でした?♀の黒っぽい口吻が胸元に伸びているのが見えますでしょうか?消化液を出しながら消化されたオケラの体液を吸っているんです。こうした食べ方は、クモやカメムシ類と同じ食べ方のようです。画像では見づらいのですが、上に乗った♂の口吻も♀の頭近くに伸びています。♀の頭から体液を吸っている訳ではないので、条件反射で伸ばしているのでしょうか?
夫婦合体中のアメンボを良く見かけますが、常時、交尾している訳ではなく、恐らく交尾後の♀が別の♂との新たな交尾を防ぐために防御しているものと思われます。世の男性諸氏よ…おかあちゃんは、こうして守ってあげなければいけないのです。おかあちゃんを守るためには、自分の食事はじっと我慢しなければいけません^^;

No.013 アメンボ(ナミアメンボ) Gerris paludum 昆虫綱 半翅目 アメンボ科
最近、サボりがちの『アマ執政』…アマガエルの「あ」より先に紹介すべきでしたが、ベタ過ぎて紹介する機会を失っておりました^^; 昨日、溺死したと思われるオケラの体液を吸汁するアメンボの群れを見つけ本日の紹介と相成りました。王国内では、夫婦和合の象徴…害をなす訳でもなく、心を和ませてくれる存在です。『夢屋国王』の心にやすらぎを与える点では、益虫としておきましょう^^;

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夢屋王国(国勢調査「み」ver.2)

2011-06-17 12:12:44 | 夢屋王国

「さまづけで 育てられたる 蚕かな」(小林一茶)
養蚕農家も居なくなり、子どもたちは「蚕」を見る機会も無いことでしょう。ましてや、腹を空かせて桑の実に手を伸ばすなどということはないでしょうねぇ…^^;
「さまづけで」・・・国王の在所でも、昔は『蚕様』をさらに丁寧に『御蚕様』と呼んでおりました。今「かいこ」を漢字変換すると「解雇」が先に出てきます。
「管理職 滅私奉公 解雇かな」などと、当世風に詠んでみました^^;
さて、『夢屋国王』は、朝仕事の合間に、近所に住む友人Tの所有する『第1サティアン(通称:掘立小屋)』でモーニングコーヒーをご馳走になることが日課となってしまいました。最近、コーヒーが「こんぶ茶」になった時、味に違和感を感じました。屋内と屋外が一体化した『第1サティアン』なので「こんぶ茶」の風味が変化(劣化)してしまったのではないだろうか・・・ご馳走になっている「こんぶ茶」が切れたのを機会に、国王が詰め替えパックを2袋買い足して置きました。1袋は、国王の執務室である『第2サティアン』に常備し、友人たちの訪問に備えておくことにします。昨日、『第2サティアン』で飲んだ「こんぶ茶」は美味しかった^^;
さては・・・!!
今朝、国王は、自慢の井戸水を『第1サティアン』に持ち込み、友人Tに飲ませたのでありますが・・・「美味い!!!(友人T)」水道水のカルキ臭(次亜塩素酸ナトリウム)が違和感の原因だったのであります。日常飲んでいる水の味に飼い慣らされて、水の異臭に気付かなかったとは情けない話であります。
              
本日は「コガタノミズアブ♀」であります。『山形組』の『さゆママ(H.N.)』さんが一度投稿されていたことがありますが、体色が緑色なので、国王も初めは皮膚が硬化していない「ヒラタアブ」の類と思っておりました。彼女は、田んぼや湿地に住む昆虫であります。国王の自宅のクコの葉に止まっておりました。国王が「彼女」と即断できるのは、彼女の目と目の間にご注目。研ナオコさんのように(失礼)目と目の間が広いのが、ハエやアブの♀の特徴です。「三重県レッドデータブック2005」に絶滅危惧Ⅱ類に選定されている・・・などと報告している方もおりますが、本当ですか?絶対数は多いと思いませんが、こうして『夢屋王国』には生息しております。本日は、人間にとっても大切な「ミズ」の話題でありました・・・^^;

No.012 コガタノミズアブ Odontomyia garatas  昆虫綱 双翅目 ミズアブ科
特に害を為すということもなく、国王にしてみれば共存共栄種。「郷愁」とは、失ってしまって始めて湧き出す情感であります。レッドデータブック掲載種だから大切ということではなく、当たり前の者が、当たり前に暮らせる環境が・・・当たり前なんです^^;
             

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夢屋王国(国勢調査「こ」)

2011-06-16 08:58:27 | 夢屋王国

「きくの露 落ちて拾へば ぬかごかな」(松尾芭蕉)
最近の『夢屋国王』は、哲学から文学に目覚めたのかな…^^;
さて、「ぬかご(むかご)」とは、植物の茎や葉が肥大化した肉芽(栄養繁殖器官)で、植え込めばまた芽が出る不思議な物体。「芭蕉」の詠んだ「ぬかご」は「ヤマノイモ(とろろ)」のことでしょうが、画像は「ノビル」のむかごであります。爽やかな朝の青空をバックに撮影したものですが、山芋のむかごの塩ゆでは、結構いけるんだよなぁ…。『がんこオヤジのツマミシリーズ』に登録しておこう^^;
              
お弁当のおかずのツマに、畑のサンチュを一枚ほど使おうか…すると「コカマキリ」の『子太郎君』が得意のファイティングポーズをとっております。近くには小さなハエが止まっておりましたが、国王の気配に気付き飛び去ってしまいました。狩りの失敗…否、国王が彼の狩りを邪魔してしまったのでしょうか?
ハエの位置は、射程距離にはまだ遠く、第一、擬態や迷彩色で獲物に近づくには『子太郎君』の場合、緑色のサンチュではなく、地上で待ち伏せすべきではないのか…国王は得意の言い訳をするのであります。
              
不完全変態で成長する『子太郎君』の背中には、翅らしきものが、まだ見えません。しかし、眼光だけは一丁前に鋭いのであります。経済力が脆弱な『夢屋王国』が、隣国「日本」からの侵略を阻止するためには、当面ゲリラ戦を挑むしかありません。
「その行動は神出鬼没にして、局所的、一時的な戦闘と心得なければならない。正規軍として長期戦を覚悟で挑むには、ゲリラ戦法は不向きなのである。」(夢屋国王)
などと、『子太郎君』に戦略構想を示しながら、来るべき白兵戦には、不敵な面構えの彼に先陣を切らせようと考える夢屋国王でありました。
文学も いつの間にやら 妄想に・・・

No.011 コカマキリ Statilia maculata  昆虫綱 カマキリ目 カマキリ科
害虫を捕食するという行為から益虫と思われるが、害虫を捕食する益虫を捕食するカマキリは害虫になるのでしょうか?「害虫」「益虫」などという仕分けは、一時的な人間の都合によるものであり意味をなさない。積極的に作物に害を及ぼさないという点から、これまた共存共栄種としておきましょう^^;

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夢屋王国の愉快な仲間たち

2011-06-15 16:18:21 | 夢屋ラボ

夢屋王国の愉快な仲間たち

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夢屋王国(国勢調査「き」)

2011-06-15 08:57:25 | 夢屋王国

「つゆ草 咲けばとて 雨ふる ふるさとは」(種田山頭火)
今夜の『夢屋国王』は、漂泊の俳人、山頭火を真似て旅を続けるのであります。漂泊といっても、自宅から歩いて1分の『第2サティアン』に逃げ込むだけなのだが…^^;
庭に咲く「ムラサキツユクサ」の色に子どもの頃から引かれるものがあり、色による性格判断をしてみると「紫が好きな人は繊細な感受性の持ち主で、美的センスがあり、そのことを自覚している…etc.(自分に都合の良い部分だけの抜粋)」…なるほど、国王は繊細な感受性の持ち主なのである。
              
王国の畑で国勢調査をしていると、目の前を脚の長い「ガガンボ♂」が飛んで行く。国王は、繊細な脚の長さを自慢する「ガガンボ」に劣等感を持っている。いやいや、国王の足は、大地をしっかり踏みしめるために短いのだ…と自分を慰めながら^^;
そして、彼がキクの葉に止まったと思った瞬間、婚姻を成立させてしまったのである。何という早業…驚愕のテクニック、やはり昆虫の世界でも脚の長いヤツはモテるのだろうか?
              
彼は交尾器(clasper)で、しっかりと♀の尾部を把握しているのであります。こうした早業では、性行動(sex behavior)の観察など出来る訳もない。こうして『夢屋国王観察日記』には、「ガガンボは、テクニシャンにして、彼女を落とすスピードは速い。」と記録されるところだったのですが…。
夕方、国王の執務室の窓から景色を眺めていると、スモモの葉先にガガンボが止まっており、その周りを一匹のガガンボ♂が盛んに飛び回っております。彼女もまた、一瞬にして落とされてしまうのか…などと得意の覗き見をしておりますと、何故かしら今日の彼は、彼女を口説き落とせない。彼女は尾部を上下に振りながら、むしろ求婚を拒否しているかのようであります。彼は何度も接近を試みるのですが結果は同じ。遂に諦めたのか飛び去ってしまいました。ナンパの失敗であります^^;(人…この場合、虫の不幸を見るのはウレシイ。)
おそらく彼女は、既に婚姻を終えた人妻だったのではないかと、貞節を守った彼女に称賛の拍手を送る国王でありました。

No.010 キイロホソガガンボ Nephrotoma virgata  昆虫綱 双翅目 ガガンボ科
「大蚊・蚊ヶ母(ガガンボ)」…蚊のお母さんという意味らしいが、蚊はカ科なのでチト違う。血を吸うわけでもないが、形態が蚊に似ていて、さらに大きいので、女子高生には嫌われるかも…。もう少し黒っぽい「キリウジガガンボ」の幼虫は、イネの根を食べると言われておりますが、王国内の田んぼで発見したら報告しましょう。大被害を聞いたことがないので、共存共栄種ということにしておきましょう^^;

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夢屋王国(国勢調査「と」)

2011-06-14 05:04:35 | 夢屋王国

「目に青葉 山ほととぎす 初鰹 (山口素堂)」
農作業はタイミングが重要であります。夜半から待望の雨が降り、カラカラの畑には恵みの雨。しかし、昨日、トラクターで中耕除草をしていなかったら、また1週間以上畑に入ることが出来なかっただろう…。日曜日、頑張りすぎて今日は身体が重い。そこで初鰹…鰹を肴に友人Tとまた飲んだ^^;
「泥のように眠る」という表現がありますが、缶ビール2缶で夕食もそこそこに茶の間に横になる。『オッカーザウルス』が、そっと毛布を掛けてくれる心遣いに感謝しながら、『夢屋国王』は金縛りにあったかように、今夜もその場に寝てしまうのであります。
大人しく寝ていれば良いのだけれど、早寝は早起き?を呼び、夜中にまたモゾモゾと活動を始めるのであります。
              
「親の顔が見てみたい。」これが、最近の『夢屋国王』の口癖であります。
昨日、『夢屋王国・国勢調査(み)』に分類した、未確認『非行物体』の親「トホシクビボソハムシ」は、同じ「クコ」の葉の上で「愛」を確認し合っておりました。
動物の求愛行動では、特有の行動パターン(sex bihavior)を取る
場合が多く、こうした行動を観察することも学問の一分野(動物行動学)となっています。何のために他人の恋路を邪魔するのか…害虫の生殖行動を邪魔(コントロール)出来れば、必然的にその子どもの数を減らすことが出来る。農薬(殺虫剤)を多用しない防除法が確立できるのではないだろうか…エッヘッヘ。『ノゾキ』の趣味も屁理屈で正当化してしまうのであります^^;
              
「トホシ(十星)」の語源となっている背中の星は八つまで確認できたのですが・・・残りは肩先に1対あるようです。「ナミテントウ」と同様に、斑紋の出現は個体差があるようです。「トホシクビボソハムシ」など知らないと豪語していた国王の目の前で、親子で同居していたとは…。国王の目もかなりの節穴であります。
「初鰹」…もう直に『夢屋王国』恒例の『Cucumber Bomb(きゅうり爆弾)
』の雨が降る季節が近づいております。

No.009 トホシクビボソハムシ(再掲) Lema decempunctata  昆虫綱 甲虫目 ハムシ科
国王の評価は昨日と同じ。ナス科のクコだけを食べるかなりの偏食家のようであります。お行儀の悪さは天下一品。が、それにも絶えることなく繁茂するクコの生命力は大したものであります。

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夢屋王国(国勢調査「み」)

2011-06-13 04:50:34 | 夢屋王国

晴れた日曜日の『夢屋国王』は忙しい。今朝も早朝から水田に追肥をし、集落の花壇に花を植え付け、嫌にならないうちに枝豆を定植し、トウモロコシに追肥をする。昨日のスローな一日は何処へ行ってしまったのだろう…^^;
畑には、今年も『二代目キャベツ』を6株ほど植え付けてあります。『二代目』とは、育苗ハウスを持っていない『夢屋国王』のオリジナル促成栽培法なのであります。秋野菜として定植したキャベツは、一部は降雪前に収穫し、一部は収穫せずに雪の下に保管する…『雪中キャベツ』として、1~2月頃に掘り出していただいております。結球部を切り取られたキャベツの茎は、雪の下で腐りもせずに春先、脇芽を吹き出します。この芽を整理(摘芽)して1個だけ残し、再度植え直したキャベツなのですが、この方法は、苗を購入する必要も無く、種まきした苗よりも早出しできる方法と自負しております。(ただし、画像の花は、トウ立ちして花が咲いてしまったものであり、6株中の1株…失敗作品なのです…。)
              
庭先に残っている「クコ」の葉。亡くなった祖母が、赤い実を焼酎に漬け込んでおりました。「クコ」の実は、血圧や血糖の低下作用があるらしく漢方薬として重宝され、最近ではドライフルーツとして料理にも使われたりしますが、祖母は薬効を知っていたのでしょうか?記憶をたどると、彼女は、生薬・草本に関する古本を所持していたようであるが、「ミミズ」の類まで解熱効果ありとして記載されていたような気がします。
「クコ」は非常に強い植物で、枯れた梅の切り株の脇から毎年枝を伸ばし、絶えることがありません。最近は、何やらナメクジに食害されて、丸坊主になっても毎年枝を伸ばします。
              
こんな感じなのですけれど…今日の『夢屋国王』は、ある異変に気が付きました。ナメクジと思い込んでいた生物に黒い頭と脚が3対…正体不明の昆虫(幼虫)だったのであります。「Wikipedia」には、「トホシクビボソハムシ」の幼虫・成虫に良く食害されると記載されておりますが、国王は「トホシクビボソハムシ」なる生命体を知らないのであります。「親の顔が見てみたい。」…また、「興味」というエネルギーがフツフツと湧きあがるのでありますが、全国の女子高生の皆さんにウケそうな気がしないので、当面、枝先に放っておくことにします。

No.009 トホシクビボソハムシ(未確認) 昆虫綱 甲虫目 ハムシ科
食害の痕跡が、何やら気色が悪く、お行儀も悪そう…『夢屋国王』は、昆虫なら何でも好きという訳ではないのであります。クコは栽培している訳ではないので、当分、このままで様子を見ることにします。

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夢屋王国(国勢調査「…」)

2011-06-12 05:04:26 | 夢屋王国

田んぼの畦道に「へびいちご」の赤い実が…。小さい頃から毒があると教えられて来ましたが、それは俗説で、実際には毒は無いらしい。毒は無いと言われても、小さい頃からの教えであるから容易に手を伸ばして口に運ぼうとは思わない。二日酔いの頭でも冷静に自制するのでありますが、記事ネタに困った時は、食感をご報告することにしましょう…^^;
申し訳程度の雨が降り、畑の野菜に少しばかり勢いが増したような気がする、そんな土曜日。
              
国勢調査を命じたはずの『アマ執政』を田んぼの水路で見つけました。
「陛下!育児休暇を取っておりましたぁ~。」(アマ執政)
「あんたら、そんなに育児に協力的でしたっけ?生みっぱなし、育児放棄の代表選手と思ってましたけど…。」(夢屋国王)
そういえば、雨で増水した代掻き後の田んぼの水面で、熱い抱擁を交わした「アマ執政」カップルが流されていく様子を見かけましたが、そんな時に限ってカメラを持っていない。ましてや人の恋路を邪魔するほど野暮な国王ではないのであります…^^;
              
彼が見つめる方向を辿っていくと、盛んに藻類を啄ばむ『おたまちゃんず』を発見したのであります。季節は巡っていくのであります。
二日酔いで半日を寝て過ごした国王の元に、友人の『貧乏父さん』が訪ねて来ました。早番の仕事を終えた父さんは、『夢屋国王』の執務室『第2サティアン』を見学に来たのである。約束は果たさなければならない。国王は自らレギュラーコーヒーを入れ、彼に国賓並みの歓迎の意を表したのであります。
近所に住む『第1サティアン』の所有者である友人Tは、「自動流しそうめん器」の開発を中断し、「水耕栽培キット」の開発に精を出していたのであるが、『貧乏父さん』の訪問を受け、「パーティやろう!」のひと声で、急遽、屋外バーベキューパーティの開催となりました。
『夢屋王国』には、王国なりのもてなしがある。少々、収穫には早いけれど、新タマネギのオニオンスライスとエシャレット、サンチュを振舞うことにした。
「君たち、オジンバラ伯爵たちには、オニオンスライスのつまみが丁度良いはずなのだが…。」(夢屋国王)
憎まれ口を浴びせながら、缶ビールをいただく。夕刻前の水田を眺めながら、日没まで優雅な時が流れる。渡る風が冷たく感じられれば、ローソクの炎でいただくビール。二日酔いはどこへ行ったのであろう…反省と後悔という文字を知らないオジサンたちの贅沢な時間であります。

No.00〇× 友人T Homo sapiens sapiens  動物界 霊長目 ヒト科
              
TUBEの曲が似合うとまだ信じている御年50の男。
IT関連企業(?)の支援企業役員…ブログにUpしてくれとせがまれた。
現在、花嫁募集中。最近、韓流アーティストに懲りだして、「KARA」という言葉を覚えたが、メンバーの顔と名前を知らない…^^;

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