その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ハウス倒壊

2020-12-21 06:24:18 | 転職

「天幕」は外しておくべきですけれど…

日曜の朝、同居犬『柴犬コウ(本名:さくら)』のお花摘みにお供したオッカーが「〇×さんちのハウス潰れてた。」と第一報を報告してくれました。降り続く雪に「危ないなぁ。」と感じてはいたものの、よそ様のハウスであるから余計な口出しは無用であります。我が家とて、『第3ハウス』の天幕を外したのが先々週の金曜日であり、ギリギリまで張ったまま越冬するかどうか迷っておりましたから。(昨年、雪が極端に少なかったので感覚が麻痺しているのでありますよ。)翌週からの大雪の予報に大慌てで、『第3ハウス』だけは外し、『第4ハウス』は風が吹き抜けるから雪は積もらないと踏んで迎えた月曜日から一週間、ほぼ休みなく降り続いております。金曜日は雪も一服、土日の降雪を予想して、長男『ポン太郎君』に午後から休みを与え、備えたつもりですがこの通りです↓


2年間園地の積雪状況を観察してきましたのでね…

「何とか『第4ハウス』を死守せよ!」と『ポン太郎君』には指令を出しておりますが、毎日々々降り続く雪に、そろそろ疲れ(筋肉痛)も溜まってきましたよ。これで欲張って『第3ハウス』の天幕を外さなかったら、雪のやり場に困っていたところであります。ご近所の独居老人宅、自宅周りの雪、そしてハウス周りの雪を片付けていると優に午前中一杯掛かってしまう。出荷作業なんて出来るもんじゃありませんなぁ^^; 前日はムラ社会の助け合いなんて立派なことを語っても、災害級の雪が降り始めると、身の回りを守ることで精一杯でありますよ。(ましてや、倒壊したハウス所有者は、農家仲間の助言など耳を貸す人でもないようですし…。)80歳を超えて、農業従事されていますけれど、最近は「背負い式防除機」も体力的にキツイようで田んぼは荒れ放題…そろそろ、農業従事には限界が来ているのではないかとも思えるのですけれど…。(余計な他人様の節介ではある。)


お前は良いよなぁ^^;

いつかは自分自身も体力が続かなくなる時が来る。晩年、我が親父は、「田んぼが深く耕運されてしまって足が抜けない。」とあたかも代掻きが悪いようなことを言っていたけれど、『ポン太郎君』とともに補植作業をしてみて、親父の足腰が衰えて足が抜けないだけであると感じたものである。最期の年は、肺の病気であった影響もあるけれど、ひと畝、土寄せする作業に息が上がっておりましたよ。規模は確かに大きくなったけれど、後継者の居ない大規模農家の多いことよ…あと10年はとか、せめて親父の歳まではなどと区切りの時を思い描くお年頃…まだまだです。まだまだです…しかし体力がねぇ。

 

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転落事故

2020-12-20 06:50:52 | 転職

「日本語」って難しい^^;

朝一番に、オッカーのスマホにメール(ライン)が入ったらしい。「昨日、〇×のオジサンが雪下ろしをしていて屋根から落ちたらしい。」…元々、建設業界の方だから、落ちても足の骨折くらいかしらなどとお気楽に考えていたのだけれど、頭蓋骨骨折の重体らしい。こんな日に限って、オッカーは替わり番のアルバイト…気が気でないまま、職場へと出掛けて行きました。ならば代理で『おやじぃ』が…自宅では慌てているだろうから、本家筋に電話をかけて様子を尋ねると、叔母とともに午後から病院へ見舞いに行くと言う。完全看護とは言っても、一応の危機は脱したのであろうと素人ながらに判断し、その旨オッカーにメールした…。(夕方には、反応が出たようであります。)
急な大雪で、関越自動車道は1,000台以上の車が立ち往生し、我が在所でも屋根の雪下ろし作業中に雪とともに転落し、窒息死、骨折といったニュースが駆け巡る。雪には慣れているはずの雪国の住民であっても、降り始めは勘が戻らない。ましてや、高所作業をしていると足が思ったほど上がらない。若い時なら、反応できた身体が動かない。と体力の衰えを日々実感しておりますよ。よく「年寄りの冷や水」などとも申しますが、年寄りが動かないと屋根の雪下ろしをする若者が居ないんですから超高齢化社会で^^;


へぇ~「蓮田」ですかぁ?

昨年は、お隣が「キュウリ畑」でしたけれど、雑草の中に埋もれ、今年は春先から重機を入れて掘削していた水田…「合ガモ農法」でも始めるのかしらなんて思って眺めていたら「レンコン栽培」のようでありますなぁ^^;
きっとアイディアマンに違いない。移住されて来た人なのかなぁ?なんて興味が湧くのであります。釣りの遠征で、新潟県辺りでは目にしたことがありますが、我が在所で「レンコン栽培」をしている方を知らない。だから畦畔のネットを見たときは、「合ガモ農法」による有機栽培かと勝手に思い込んで来たのでありますけれどね。季節が巡るにしたがって高いネットは、風除け兼転落防止ネットなのかも知れないと勝手に想像を巡らせております。「何で収穫しないのかねぇ?」…レンコンは植え付けから収穫まで2~3年掛かるらしい。全く「レンコン」というもの自体を知らない。と同時に、我が在所ではそんな土地柄だから、天ぷら、煮しめ、きんぴらくらいしか料理方法しか思いつかないのであります。料理法を知らないということは、売れないだろうなぁと勝手に値踏みしておりますよ^^;
これで成功すれば、我が在所のパイオニアでありますなぁ…でも、『農場長』は手を出しませんよ。「アタシャ、ツライ、キツイ仕事」は遠慮する人だから^^; 「ネギ栽培が儲かるようだ。」なんて、先輩『清二さん』に勧められても、「アタシャ、鼻水垂らしながらネギの収穫作業はしたくないから。」と言い放った人間なのでね。「儲け」>「辛さ」という不等式が成立すれば少しは考えますけれど、結局のところ長男『ポン太郎君』に丸投げするのが目に見えてますからねぇ…高見に上らなけらば落ちることもありますまい。とは言え、雪が積もれば「屋根の雪下ろし」は雪国必須の作業であります。ヘルメットを被って、安全ベルトをして…命綱をつなぐアンカーが我が家には無いんだなぁ。(お粗末^^;)

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『バリアあり~』社会

2020-12-19 10:28:37 | 転職

「アジ」の過食は「黄色脂肪症」の原因とか?

「猫に鰹節」とは、猫の好物をそばに置くこと。転じて、油断できず、危険なことの例えであります。しかし、鰹節はマグネシウムを多く含むため、猫の尿路結石の原因になり得るとか…『おやじぃ』が除雪の疲れ直しに久し振りの「アジのたたき」で一杯を決め込もうと思ったら、青身の魚は、猫の体内脂肪を酸化して、「黄色脂肪症」を誘発してしまう危険があるんだそうです。(まぁ、食べさせ過ぎという程度の問題であろうとは思いますが^^;)「猫はお魚が好き。」って誰が決めたのでしょうか?我が家の同居猫『シロ♀』は、生魚はお好みではないようであります。煮干し(結石誘発)、スルメ(通過障害)の類は食べるようでありますけれどね。野良で育てられたから、食べた経験値が無い(でぶ九郎♂は何でも食べるけれど^^;)からかとも思っておりましたが、ウイスキーのつまみ用に買ったチーズは少量食べますから、姉弟猫でも「嗜好」の違いというものがあるのかも知れない。彼女は正しく『ギャル猫』なのである(笑)
という訳だから、「でぶにカラ皿、シロにアジ」危険を予見して、準備を怠らないことのたとえ…という諺にはならないだろうなぁ^^; 3日間の大雪注意報にハウス回りの除雪作業を行って、金曜日(18日は小康状態)は長男『ポン太郎君』に休みを与えました。疲れが表情に出ているし、土日はまた雪の予報でありますから、体力を回復させるためにもここいらで休みを取らせた方が良いという『農場長』の判断であります…『農場長』は?当然、老骨に鞭打って、除雪車の「置き土産」を束の間の晴れ間に排雪しております。


折角の排雪作業も屋根の雪が落ちて…

勤め人たちが出勤してから、小型除雪機で『お土産』を吹き飛ばす。車の通行量(住人の数)から言っても、十分な道幅であり、無駄なエネルギーを使っている必要もないのでありますが、雪が降り続き、屋根の雪が落ちると通行障害にもなることから、晴れ間を縫って「雪片付け」だけは済ませて置く。家に居る年寄りたちの仕事(運動)のようなものであります。昔は自家用車なんて無かったから、降る雪は『雪俵』で踏み固め、新雪は『雪かき』でかいて(掃いて)いた。子どもたちは踏み固めた「道」を歩いていたのだが、一歩踏み外せば膝まで抜かることしばしば^^; スノーダンプ(商標:ママさんダンプ)という大型の除雪道具が売り出されてからは、ようやく掘りに雪を捨てて消すという生活スタイルが定着した…これもまた、除雪体制の整備と自家用車が普及したことによるものとも思えるのですが。
さて、「ノーマライゼーション」という掛け声が叫ばれて久しいのでありますけれど、「雪国」の「バリアフリー」って何なんだろう?段差を解消するどころか、過去の積雪を勘案して、基礎の高い住居が立てられている。これに車椅子用のスロープを付けようとしたら、えらく長い距離が無いと勾配がきつくなる。ましてや、雪道を車椅子で往来することなど無理が生じてしまうのでありますよ。『バリアアリー』な世界だから、高齢者たちは足腰を鍛えて置かなければならない。障がいがあり、また、足腰が萎えてしまった高齢者には、求められれば手助けも必要な土地柄でありますよ。他人の屋敷前の雪片付けをしているのも、暮らして行くのに厳しい世界だからお互いさま…時には無償で、時には有償で。厳しい風土、環境だからこそ、無意識の中で「共助」の心は生まれて来る。関越道の通行障害に立ち上がった地元のスノーモービル屋さんがテレビに映し出されて感激もしたけれど…『バリアアリー社会』では、普段着の姿ですけれどね^^;

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猫はやらない。人ががんばれ!

2020-12-18 07:09:13 | 転職

「顔さわるな!手洗え!うがい出来ない^^;」

新型コロナウイルス感染症が報告され、いわゆる「第一波」と言われる感染症増高傾向が現れてから、我が家では漫画「いとしのムーコ」のポスターが掲げられております。(オッカーの仕業である^^;)
「手洗い、うがい、顔触らない!よく食べ、よく寝て、家に居る!」…ひらがな書きで、幼い子どもたちにも分かりやすい感染対策が描かれておりますが、最近のポスターでは、さらに「窓を開け、お家で踊ろう、笑う笑う、散歩はO.K.」が追加されて、バージョンアップしておりますよ。残念!猫は出来ないから、人ががんばれというポスターも出てますけれど^^;
そうねぇ…膝の上の『シロ♀』は、人の世の喧騒を余所に、手を舐め、顔を触り、うがいなど出来ない。(水は飲みますけれど^^;)夜遊びして、よく食べて、家で朝は寝てますけれど…。田舎暮らししていると、今のところ感染源(クラスター)は限られているようだから、ちょっとした心がけで蔓延は防げるような気もする。そんなに神経質にならなくても…社会心理学上では、これを「正常性バイアス」と呼んでいるらしい。自分だけは大丈夫という、何の根拠もないことにすがっている自分がいるのであります。
「無症状感染者」という「ベクター(媒介者)」を軽く見ているフシがある。「軽症者、無症状者…。」初めから重症者として搬送される訳でもあるまい…軽症者であっても急性増悪して重症化するという流れを若者も認識すべきであると思う。


雪との戦いは四日め…まだまだ^^;

関越自動車道で車が立ち往生している。以前なら東北地方(我が在所)辺りが大雪に見舞われた気もするが、最近、北陸地方を中心に豪雪に見舞われることが多いような気がする。(何の根拠もないのですが、雪雲、気流の蛇行が影響しているのではないだろうかなんて個人的には考えております。)私が初めて除雪業務に就いた平成15年の年は、11月30日夜半に降り始めた雪が、12月中、止むこと無く降り続きました。(時として、晴れ間もありましたけれど…)
今週月曜日から降り始めた雪は、積雪50㎝といったところでしょうか?一度、辛い経験をしていると、この程度の雪では動じない。ただし、ハウス2棟の天幕を張りっ放しでは、冬は乗り切れないことを改めて実感しております。セリやハクサイの出荷なんてどこへやら…毎日、ハウス回りの排雪に追われておりますよ^^;(まだ、笑顔でいられる!)これが、2週間続き、身体が疲れてくると天を見上げて睨み、さらに2週間降り続け、雪のやり場(捨てる場所)が無くなると、逆にひきつった笑い顔になって来る。どうやら人は、自分自身の力では到底叶わないと感じると、怒りが消え、笑う(苦笑)しかなくなるものらしい。コロナもまだまだ抑え込める。雪を片付ける体力も残っている。猫は、何もしないけれど癒しを与えてくれる…人ががんばるしかないのよねぇ(笑)⇐まだ、苦笑ではない(笑)

 

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行動規範

2020-12-17 07:35:15 | 転職

「なぜ若者ばかりが叩かれるの?」

「それはね!かくかくしかじかであるべきである!」という命題ないしその体系…これを「規範」と言い、道徳や倫理というものに対し、若者たちは無理解、無頓着とされるからだよ…実に空しい^^;
子どもたちが小さかった頃、家族サービスで出掛けた「夏休みのミステリートレイン」…並んだ人をかき分けて、我が子を先に乗車させ「椅子を取れぇ~!」って命じたお母さん。気持ちは分からなくもないけれど、そんな風に育てられた子どもたちは一体どう育ったのだろうか?高々1時間半ほどの乗車時間である。(行き先が分かっているミステリートレインというネーミングも不思議ではあるけれど^^;)途中辛ければ、席を譲り合うことを教えるべきだとも思えたのだが…。いやいや、そんな風にお人好しで席など他人に譲っているから、正社員という安定した席も逃してしまう子どもたちに育ててしまったのだよ…なんてね。
「若者たちの行動」が叩かれる。それでは、社会的地位があり、分別もあると言われる大人たちの行動はどうなのだろうか?「有力者に誘われると断り切れないものですよ。」とか「五人以上の会食を一律禁止している訳ではない。」なんてね。その場その場を凌げれば何とかなるだろうといった言い訳が横行する世相…例え一国の首相であったとしても、言行不一致であれば、西村担当大臣は一喝すべきである…過ちや奢りは誰にでもあるものだから、それに苦言を呈するのも臣下の務めであるとも思うのだが…。


尻尾は「尾骨神経」が動きを制御しているんだって^^;

そんなかんななんだから指示が徹底しない。「専門家の意見を聞いて…。」って、あなたたち一切聞いちゃいないじゃないか。世論の動きを見て、中止を決めた二階派の忘年会?笑える(失笑)…下手な女芸人のつまらない番組よりも笑える光景でありますよ。(結局のところ、緩んでいるのは国民ではなくて、あなたたちですけれどね…でも、国民の代表者だから、それを選んだ国民がゆるんでいる証拠ですかねぇ^^;)
さて、「尻尾を掴む」という言葉は、化けた狐や狸は、掴まえた尻尾で分かることから派生した言葉だとか…膝の上で眠る『シロ♀』の「尻尾を掴んだら」実に微妙な動きをいたしますよ。「尾骨神経」は、骨盤や腹部、陰部に至る神経にもつながっていて、強く引っ張ると障害を起こしてしまう可能性もあるようですよ。実に細やかな部分まで神経が通っている訳でありますなぁ…。
年を重ねた『古狸』が尻尾を掴まれても動じないのは、神経が通っていないからに違いない。場合によっては「秘書」という最大の尻尾まで切り捨ててしまう人たちですからねぇ。場合によっては、年金財政や老人福祉予算の足かせとなっている高齢者を、新型コロナウイルスで一掃しようなんて考えていらっしゃるのかも。(んな訳ないけれどね。)本来ならば、分別のあるような顔をして、若者たちを諫めるべきご老体たちが、自分たちだけは罹らないと高を括っていらっしゃる。「行動規範」を示すべきはあなたたちのはずでありますけれどね(笑えない)

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武士の情け

2020-12-16 07:12:30 | 転職

「灰色の世界」突入であります^^;

雪は一夜にして、畑のごみを包み隠してくれる。「白銀の世界」などというベタな表現があるけれども、それは降雪後に稀にお日さまが出て、雪原を照らした状況を指す言葉であり、気持ちはどんよりと鉛色に染まる。(これまた、ベタな表現ではある^^;)夜中に鋼板の屋根を打つ音が静かになったかと思うと、それは雪に変ったことを意味する。三好達治の「雪」という短い詩に「太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪ふりつむ」という下りがあるけれども、その情景は東北地方、あるいは信州あたりのものだと信じて疑わなかった…詩人「三好達治」は大阪出身なんですねぇ。(福井県に住んでいたことはあるようだけれど^^;)まぁまぁ、どうでも良い。重要なのは、朝、目が覚めると雪が降り積もっており、それを掃き出さないと仕事が始まらないと言う生活が約3ヶ月続くという現実でありますよ。ましてや、今年はハウス2棟に天幕をしたまま冬越しをしようとしているから、ハウス自体が雪の重みで潰されないように日々管理しなければいけない。そうでもしなければ、春先の作物を早出し出来ないと言う都合もあるから、「雪かき」も立派なお仕事になってしまいましたよ。「おやじぃを眠らせ おやじぃのハウスに雪ふりつむ」オチオチ寝ていたらハウスが潰れる。まぁ、少しは緊張感があった方が、生きている実感がして良いんじゃないかい…「おやじぃを眠らせ…そのまま目が覚めない。」なんてね。そろそろ、明日も必ず目が覚めるなんて、何の根拠もない命をあてに出来ないお年頃でありますから(笑)


長女『有季菜先生
』がケーキを買っがてきた^^;

そうそう、今を遡ること30年プラス〇年…彼女は「小雪」降る季節に病院3階で生まれた。体重1,354gの低体重児…帝王切開後、呼吸器が整っていなければ、NICUのある病院に転送もあり得るなんて術前説明を受けていたから、もし、命に恵まれなかったら、「小雪ちゃん」とでも名前を付けようかなんて感傷に浸りながら、病院の窓越しに降る小雪を眺めていた。『〇×看護学校』の学生さんが実習に来ていたのでありましょう…初々しい彼女たちがマニュアル通りに「お父さんそっくりですよ!」とお祝いの声を掛けてくれたけれど、おくるみ替わりのバスタオル越しに抱いた彼女は「オラウータン」の赤ちゃんそのものだった。(お父さんにそっくりなんてよく言えたものだ!)
その後、順調に…周りの子どもたちの体力に追い付くためには、必ず6ヶ月ほど遅れたものの、既にこの世に生を受け30余年が経っている。(婚期は6ヶ月以上遅れていると思えるのだが、そこは武士の情けである。)一方、彼女は、誕生を祝うケーキを自ら買い求めて来た。「仲間外れも可哀そうだから『おやじぃ』の分も買って来た。」とのことである。(オッカーならば『おやじぃ』の分まで買うことなどまずないだろう^^;)「武士の情け」とは、自分より力の弱い者に与える恩恵である…いつの間にやら、娘に「武士の情け」を掛けられる立場になってしまったか…。
菅さんが二階さんと高級ステーキ食べたって?良いじゃない。小一時間なんだから^^; 噛みつくのは肉にして…きっと、歯が無くても食べられるような肉なんだろうなぁ…こんなパワフルなご老体がコロナに感染する訳ないもの。何のエビデンスも無いけれどね(笑)

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巣ごもり突入^^;

2020-12-15 08:47:34 | 転職

外は「初雪」でありますが…

昨年は、ほとんど雪が降らなかったから、二年ぶりの積雪であります。さすがに雪国に暮らしていても、初雪後の車の運転には緊張しますし、雪かきをしなければならない生活は苦痛でありますよ。雪の無かった年を一度経験してしまうと、ふと、それが当たり前だったような錯覚に陥り、昨年は「花菜」や「ホウレンソウ」が出荷出来ていたなんて考えてしまう。それらは、もう雪の下であり、積雪下での生産出荷計画は見直さなければならないのでありますよ。(総て自己責任ではある。)
さて、国と都の擦り合わせ(責任のなすり合い)が遂に決着し、東京と名古屋を目的地とする「GO TO トラベル」が全国に先立ち事業停止されましたけれど、今度は愛知県と名古屋市でバトルしてるみたいですねぇ。今政界のドンが鎮座まします派閥の方は、「勝手に決めた。」なんて、まだ言っていらっしゃるようですけれど、稟議に掛けたところで決まらないという日本の有様では、国権の最高機関であるはずの「国会」なんぞ休会して、官邸(行政)がちゃっちゃと進めた方がスピード感があるのかも知れない。(国会議員の皆さん、ホントにそれで良いんですかねぇ^^;)しかしである、結局結論の出ない国会を開催しても、費用(議員歳費)が掛かるのならば、開かない方が節税につながるのかもなんて考え始めると、またぞろ国会不要論が噴出するかも知れませんなぁ(笑)


『でぶ九郎♂』は旅に出て2週間^^;

『男の性』と言いますか、同居猫『でぶ九郎♂』が『第2サティアン』を空けて2週間経ちました。決して「GO TO トラベル」の恩恵を受けている訳でもないのでありますが、勝手気ままに縄張りの拡張に励んでいるに違いない。「軒下三寸拝借しての渡世旅」変な物さえ食べなければ大丈夫でしょう…と彼の自己責任と諦めるしか仕方がないのでありますよ。
そうそう、「年末年始は行動抑制の最高のチャンスである。」なるほど、政策は長期休暇に入る年末年始にターゲットを絞り、初詣は、いつどこで行っても「御利益」に変わりはないと神社庁がアナウンスする。ちょっと待て、初詣することで「御利益(コロナ感染)」があるならば、初めから神様仏様にお願いすること自体が無意味なんじゃないの^^;(清浄無垢の一瞬を求めんがための礼拝であろうに…。)時短営業の飲食店、運転代行業etc.…目に見える営業活動にのみ目が向けられていますけれど、そこに納品している卸売業はどうなるの?ひとつ一つ、不況に喘ぐ業界に光を当てなければいけない。「GO TO」停止が目的ではない。ここからが行政の出番であるのだけれど、動き鈍いだろうなぁ…だって、自分の給料には影響ないし、残業代増えるだけだから^^;
あたしゃ「巣ごもり」で何とかこの冬を乗り切ろうと考えておりますが、小さな子どもたちがいるご家庭は大変だよなぁ…「ああ、退屈だぁ~!」なんて『シロ♀』にウルウル光線出されただけでも、遊びに連れてかなきゃ~なんて考える『おやじぃ』だから(笑)

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困ったときの神頼み

2020-12-14 07:27:42 | 転職

「尺三寸」の絵巻物がご神体とされますが…

なはは、ご神体は長い歴史とともに『チュー太郎』が食い破り、「十六童子」も悪ガキが遊んで捨てて11体…それでも、神罰は下っていないから、実に温厚な鎮守様に違いない^^;
夏の例大祭に「お賽銭」を数え、今日は「年越祭」であるから、さて、それからのお賽銭は?と蓋を開けると、一円も上がっていない。厳重に施錠管理されているから賽銭泥棒の仕業でもなし、夏祭り以降、集落氏子の諸人たちは、お参りもしなかったのかね?いやいや、悩みごと相談ごとのひとつもなく、我が民人たちは平穏無事に過ごせたに違いないのだと思うことにしよう…現に今日は、「年越祭」を何事もなく迎えられたではないか^^;
例年ならば、餅を搗いて集落の人々に振舞い、一年の無事を喜ぶところでありますが、今年は新型コロナウイルス感染症を理由に、餅は搗かず、餅も搗かないから「鏡餅」は、量販店のパック餅で済ませ、お神酒も頂かず、それでは余りにも神様に失礼かと思い、一年間の無事を感謝し、来る年もまた良い年であるように、無事故で過ごせるようにと、公民館敷地の四つ角に「お清め」として撒きましたよ。
さて、このように罪深き氏子たちに決して神罰を下さない鎮守様の「十六(十一)童子」を改めて覗いてみますと、白く剥げてしまったと思っていた童子に、微かに「彩色」された跡が残っておりましたよ。地元郷土史家の説によれば「奥津島神社(弁天様)」は、江戸時代に遷宮されているはずだから、その当時の童子が残っているのか由来不明…中央に鎮座するのは八臂弁財天(はっぴ…八本腕)のようである。


同居人に似て「でぶった!」

散々、悪さをして、今さら信心深いようなことを言っても始まらないのでありますが、歳を重ねてみたら、もしかして、お宝だったんじゃないかなんて思えて来た。(米沢藩の足軽屋敷ゆえ、八臂弁財天なのであろうし、毘沙門天像が置いてあり、瀬戸のお稲荷さんがあり、割れた瀬戸の仏像ありとやたらではあるのだけれど^^;)信じる信じないは別にして、このムラを300年に渡って眺めていらしたことだけは確かであります。そんな思いで境内を眺めていたら、子どもの頃にあった杉の木立がそのままであることに改めて気づくのであります。「平成」の改元時に植えられた杉の木でさえ、直径200mmを超える杉となっており、子どもの頃の思い出の杉は、それ以上に太かった思いがあるから、少なくても杉の木でさえ100年の時を過ぎているとも思えるのであります。
人ひとりの営みなど、儚いものではありますが、木々の息遣い、神社本殿の彫刻もまた、時を経てなお朽ちずに残っておりますよ。「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す。」なんて言ってもねぇ、名も無い民人として消えて行く庶民のひとりではある。昨日の雨が予報通り、雪に変りました。パイプハウスが倒壊しないように、これからは雪下ろしの毎日かと思いつつ、困ったことがあれば「神様あとはよろしく」とお願いしようとは思う。お賽銭ねぇ…うちの神様「お賽銭は?」なんて言ったためしがありませんから(笑)

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話のすり替え

2020-12-13 06:45:40 | 転職

あらら「目玉焼き」失敗しちゃったよ^^;

げげげっ!体重が5㎏増えている…オッカーに言ったら「自分で鏡見たことない?」ですと。ヤセの大食い、夏場になれば大汗かいて体重は減ると確信しておりますが、生涯において最も重いクラスに位置しております。それでも標準体重の範囲内であろうとは思いますが、何か洗い物(セリやカブ)をしていてもお腹がつかえて息切れするような気もする。歳を重ねてからの急激な体重増は百害あって一利もないと思ってはいるのですが、増えるものを抑える手立てがないのであります。結局、晩酌のお酒を控えること、友人『ノロ社長』宅で「おつまみ」…ホルモンを頂いたら、晩ご飯は控えめにすること、来年に向けて畑の除草なんぞで身体を動かすことと思ってはおりますが、如何せん身体が動かない。『で~ぶな肉体』はこうして作られるのかも知れない。
絶滅した恐竜が巨大化した理由のひとつとして、氷河期(気候の寒冷化)を変温動物が乗り切る手段として、体積当たりの体表面積を最小にして乗り切ろうとした進化の過程であるという仮説があるけれど、『おやじぃ』もまた巨大化して、厳しい山形の冬を乗り越えるための巨大化か?しかし、お腹周りだけが巨大化し、心臓を圧迫し、三大成人病への道を着実に歩んでいるという気もするのではあるけれど…。


雪が無いと「無用の長物」に見えますけれど…

地吹雪の中、道路パトロールをしていて吹き溜まりに突っ込み、引き返して、クネクネとうねる町道をスキースラロームの如く、夏場の記憶とスノーポールを頼りに脱出した経験があるから…ひと度、雪が降るとそんなことも日常茶飯事のこととなりますよ^^;
さて、著名なキャスターが「GO ТOとコロナ感染拡大は何の関係もない。」と私見を述べられたとか…発言の一部分だけ切り取って、都合の良いところ、都合の悪いところの取捨選択をして、評価するのも如何なものかとは思うのであるけれど、これもまた「エビデンスの無い発言」である。現象面(状況証拠)を並べて、その可能性を述べているに過ぎないと思えるのだけれど…ただし、私のようにほとんど読者のいないブログ記事と違って、私見と断りを入れたとしても、影響力の強い方の発言は気を付けるべきであるとは思う。「GO ТO」を感染拡大の象徴のように報道するから、こうした発言となるのであって、最も注意すべきは「人(ベクター)の移動によるウイルスの拡散」である。「風が吹けば、桶屋が儲かる。」的な落語をやっている訳ではないのである。12月12日山形県の新規感染者数は22人…全国的な新規感染者数からすれば少ない数であるけれども、対応できる病院、病床数は限られているから、山形県独自の判断基準では既にレベル4を発出しておりますよ。医療体制がぜい弱な(医療従事者は頑張っているはずである!)地方においては、これが現実である。少なくても感染学的には「人の移動が蔓延の一因となる。」のであれば、不要不急の外出は避けるべきである。「GO ТO」は、ひとつの標的であって、それを止めれば「感染拡大が収まる。」なんて、極端なことを学者は言っていないと思うけれどなぁ(笑)

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人格温厚の役立たず?

2020-12-12 09:14:36 | 転職

『落ちない君』のネーミングで売ろうかなぁ^^;

明日から本格的な寒気が流れ込みそうであります。(一週間ほど雪マークが続いております。)7月末から定植し、稼ぎ続けてくれた抑制キュウリも昨日総て刈り倒しました。(長男『ポン太郎君』のお仕事でありますけれど^^;)『おやじぃ』は、夏場の疲れがドッと出たのか『お昼寝』が止まらない。終盤の収穫物を直売所に出品し、お昼を食べると寝てしまう毎日であります。3月に種子を蒔き、4月に定植したトマトも実を着けてはおりますが、色付きが悪く甘くもない。日照と温度が重要な要素であることがそれだけでも類推できるのであります。ちょっと触れただけでポロポロと落ちてしまうのでありますけれど、それでも踏ん張っている「とまと」を『落ちない君』と命名して、お受験のお子様向けに売ろうかしら?「これを食べたら絶対落ちないのかしら?」と尋ねられたら「高望みさえしなければ、落ちないでしょう。」とお応えは出来る。「詐欺ではないか!」とツッコまれたら、「お金を取るだけの神頼みよりは、実(身)が付くだけ律儀である。」とボケよう^^;


政治の前に「科学」は無力なのか?

分科会の「尾身会長」もついに立ち上がったようであります。しかし、相手が聞く耳を持たなければ、何の意味も無い。『御用学者』などと謂れの無い中傷を浴びても、泰然としていらっしゃる…団体を率いる人物としては、ミスリードをしてはいけないという姿勢には頭が下がるのでありますよ。結果責任として「もう少し早く、そして強く提言をしてくれていたら…。」なんて、最終的にまた非難されることなどもう織り込み済みなのだとも思える。『8割おじさん』と揶揄された「西浦教授」の統計学的推計値は、「そんなこと起きなかったじゃないか。」と指弾される始末である。(本来、一定条件下…何も措置しなかった場合の推計値である!)一方、素人目には神戸大学の「岩田教授」の発言の方が、臨床現場の実態を把握されているように感じられるのは何故なんだろう…団体に属するということは、そういうことかなどと勝手に解釈してしまうのでありますよ。
経済(経世済民…世をおさめ、民をすくう。)とは、中国の古典に由来する言葉であり、「経済」を旗印に掲げられると異を唱えられなくなる。しかし、今の有様は「財界からの批判、金、票を気にして、責任の所在をなすりつけ合っている政治屋たち」という構図にしか見えないのは私だけだろうか?まるで、敗戦を承知の上で、この戦いはアジアを救うため、我が国の窮乏を打破するためと無益な戦いに突入していった旧帝国と何ら変わっていないとも思える。
飲食店の営業自粛は、当然、飲食店だけの損失ではなく、酒店、食材提供の産業にも及んでいるのであって、一部に止まるものでもない。聞く耳を持たないリーダーは、ただの『裸の王様』である。「過ちては即ち改めるに憚ることなかれ」とは、これまた戦時教育に利用されたといわれる「孔子」の教えだったような気もするが…。

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