「天幕」は外しておくべきですけれど…
日曜の朝、同居犬『柴犬コウ(本名:さくら)』のお花摘みにお供したオッカーが「〇×さんちのハウス潰れてた。」と第一報を報告してくれました。降り続く雪に「危ないなぁ。」と感じてはいたものの、よそ様のハウスであるから余計な口出しは無用であります。我が家とて、『第3ハウス』の天幕を外したのが先々週の金曜日であり、ギリギリまで張ったまま越冬するかどうか迷っておりましたから。(昨年、雪が極端に少なかったので感覚が麻痺しているのでありますよ。)翌週からの大雪の予報に大慌てで、『第3ハウス』だけは外し、『第4ハウス』は風が吹き抜けるから雪は積もらないと踏んで迎えた月曜日から一週間、ほぼ休みなく降り続いております。金曜日は雪も一服、土日の降雪を予想して、長男『ポン太郎君』に午後から休みを与え、備えたつもりですがこの通りです↓
2年間園地の積雪状況を観察してきましたのでね…
「何とか『第4ハウス』を死守せよ!」と『ポン太郎君』には指令を出しておりますが、毎日々々降り続く雪に、そろそろ疲れ(筋肉痛)も溜まってきましたよ。これで欲張って『第3ハウス』の天幕を外さなかったら、雪のやり場に困っていたところであります。ご近所の独居老人宅、自宅周りの雪、そしてハウス周りの雪を片付けていると優に午前中一杯掛かってしまう。出荷作業なんて出来るもんじゃありませんなぁ^^; 前日はムラ社会の助け合いなんて立派なことを語っても、災害級の雪が降り始めると、身の回りを守ることで精一杯でありますよ。(ましてや、倒壊したハウス所有者は、農家仲間の助言など耳を貸す人でもないようですし…。)80歳を超えて、農業従事されていますけれど、最近は「背負い式防除機」も体力的にキツイようで田んぼは荒れ放題…そろそろ、農業従事には限界が来ているのではないかとも思えるのですけれど…。(余計な他人様の節介ではある。)
お前は良いよなぁ^^;
いつかは自分自身も体力が続かなくなる時が来る。晩年、我が親父は、「田んぼが深く耕運されてしまって足が抜けない。」とあたかも代掻きが悪いようなことを言っていたけれど、『ポン太郎君』とともに補植作業をしてみて、親父の足腰が衰えて足が抜けないだけであると感じたものである。最期の年は、肺の病気であった影響もあるけれど、ひと畝、土寄せする作業に息が上がっておりましたよ。規模は確かに大きくなったけれど、後継者の居ない大規模農家の多いことよ…あと10年はとか、せめて親父の歳まではなどと区切りの時を思い描くお年頃…まだまだです。まだまだです…しかし体力がねぇ。