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遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

【続】 競う米国と中国、日本は何をすべきか

2017-01-18 00:28:28 | 米国 全般
 「競う米国と中国、日本は何をすべきか - 遊爺雑記帳」 の続きです。

 中国は「最も強大な為替操作国」であり、不公平で不均衡な対中貿易の赤字を減らし米中貿易を均衡化させるとし、中国製品に45%の懲罰的な関税を課して輸入を規制すると言うトランプ氏。樋口氏は、対中経済・通商政策は至って明快で、中国との間に貿易摩擦が生じるのは避けられず、さらに強硬な政策を採る可能性があると指摘されています。
 安全保障政策では、中国の覇権的拡張の動きに対抗してアジア太平洋における米軍のプレゼンスを高める方向で、中国による南シナ海の軍事拠点化への反対を表明し、「航行の自由作戦」以上の有効な対応策が練られ、実行に移されるかが注目されているのだそうです。
 太平洋軍司令部が、中国による南シナ海の不法な人口島建設に対するけん制を提言するのを、オバマ大統領が抑えていたことは、諸兄がご承知の通りです。トランプ新政権では、軍出身者を要所に配備し、中国の軍拡に対抗し軍備の拡充を打ち出していて、オバマ政権との違いが鮮明になっていますね。
 極め付けは、「一つの中国」政策への、従来姿勢の再検討。中国が「核心的利益」として列挙するものの中でも最重要な、台湾併合策への攻勢。
 日本・韓国といった同盟国にも資金や軍事行動の提供を要請すると同時に、ロシアに接近して、対中包囲網を形成する方向に動いている様に見えます。
 米中の対立図というより、米中の他に、日本、ロシアも絡めた対中包囲網と見えます。そこへ、安倍首相が、フィリピン、オーストラリア、インドネシア、ベトナムを歴訪し、日米同盟との連携した、南シナ海での安全と平和への共同歩調を説いてまわり、賛同を得ました。

 欧州に関してもトランプ氏は、EU批判をし、離脱した英国をたたえ、独仏から批難を浴びて物議をかもしていますね。(笑)
 
欧州各国、トランプ氏の批判に反論 「忠告必要ない」 :AFPBB News

 トランプ新政権がスタートし、ツイッターのつぶやきではない、本物の政策がどのようなものなのか、まもなくベールが剥がされます。日本の備えは出来ているのでしょうか。安倍首相は先手 々 で動いておられる様ですが、岸田大臣率いる外務省にはかなり不安が募ります。




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