都立美術館から国立博物館までの3~400mの道のりが
3~4kmにも感じられるほど酷暑の行程でしたが何とか
博物館の一番奥手にある平成館にたどり着きました。
この暑さなのに館内は人で溢れています。
会期が終わりに近いからでしょう。
展示物を見るのに前の人の頭の隙間からやっと覗けるほどです。
お目当ての「縄文のヴィーナス」はしっかり見ることが出来ました。
縄文人の美的感覚の鋭さと、造形技術の高さには改めて敬意を表します。
力強く精緻な細工にも長けています。
日本の弥生時代にはローマではコンクリート造りのパンテオンが建造され
今も現存していることを考えると、その開きはかなり大きいのですが、
縄文時代に限れば、日本の土器の方が優れていると思いました。