対局しているのは親友のKさんと往診して呉れている歯医者さん。
Kさんは私が42年間勤務していた職場に同期で就職して以来の親友です。
何故、歯医者さんが往診に来ているかというと、彼が難病の筋萎縮症に罹っていて歩行が困難だからです。
彼の病状はかなり進行していて、現在は飲食不能、胃に直接チューブから飲食物を注入している状態です。
囲碁の対局も、5-12とか7-6とか聞き取りにくい発声で彼が歯医者さんに伝えると、歯医者さんが黒石をその場所に置いてくれての対局です。
Kさんとは良く旅行にも出掛けました。
彼も絵を描くし、ハイキングとか温泉とか、ビリヤード、たまにはパチンコと、共通の趣味が多かったので、行動を共にすることが多かったのです。
彼の名前が女性にも共通に名付けられる名前だったから、私は決まった女友達が居て、頻繁にその女友達と、宿泊を伴った旅行に出掛けていると誤解されたこともありました。
私がもてなかったのは、彼の名前が原因の一つだったんです。
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ブログ「刷りばか日誌」写真エッセイコーナー担当のノラと申します。
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素晴らしい絵ですね。生命の力強さも感じました。
これからもよろしくお願いします。