処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

歓喜の歌

2008-02-02 23:46:27 | 映画

       

珍しくロードショー初日に観る。前の上映回には出演者の舞台挨拶があったようで、大勢の人達と入れ替わって場内に入った。

町の市民会館の主任が、大晦日のママさんコーラスの予約をダブル・ブッキングで受付てしまったために、公演を巡っての大騒動を描いた人情コメディ。

         

 芸達者たちの出演で、素晴らしい内容になった。満足感一杯になる。

この映画の成功は、キャスティングのうまさに負うところが多い。他の俳優では考えられないほどピッタリ。

         

 小林薫が演じる市職員・飯塚主任の、いい加減で場当たりで薄っぺらな人間性は、 誰もが持つ一面でもあり、何だか気恥ずかしいやら居心地の悪さを感じぜずには居られない。

でも最後、観終わったあとには、「人間ていいな!!」 「よし、頑張ろう!!」という思いになる温かい映画である。

日本の映画もなかなかやるじゃない! 捨てたもんじゃない!と実感。

新宿ガーデンシネマ。100点。

 

 

コメント (1)
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