CD Club
1967年以降のサントリー・ウイスキーのCMソングが13曲。こうして並べて聴くと、かつての時代がまざまざと蘇って来る。
サントリーのCMは、山口瞳と柳原良平が活躍した草創の時代から現在に至るまで、質の高さと豊富さは誰もが認めるところだろう。
新たな作曲と演奏(歌唱)で創作したもの、既存の曲から選んだものと、その方法は様々だが、商品=ウイスキーに合わせたイメージ作りは見事である。
「夜がくる」は、あのアンクル・トリスと、今でも直結している。石川さゆりが歌う「ウイスキーがお好きでしょ」のフレーズは、いつでも合わせられる。ヨーヨーマの「リベルタンゴ」は衝撃的だったし、「踊り明かそう」では’ローヤル12年’が刷り込まれた。井上陽水の「いっそセレナーデ」は、CMのお陰で売れたのではないかしら。
1.夜が来る 口笛バージョン
2.ウイスキーが、お好きでしょ 石川さゆり
3.落ち葉が雪に 布施 明
4.シティ・コネクション 日野皓正
5.ダブル・ベース ロン・カーター
6.無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 バッハ
7.いっそセレナーデ 井上陽水
8.口笛吹きと犬
9.36414 ロン・カーター
10.踊り明かそう 映画「マイ・フェア・レディ」から
11.リベルタンゴ ピアソラ
12.無伴奏チェロソナタ バッハ
13.夜がくる サイラス・モズレー
アンクル・トリス<youtube)
ホワイト(ロン・カーター)<youtube>