BS3 NHKハイビジョン
1962年、アメリカが最もアメリカらしかった時代の青春群像を描いた映画。今となっては、走り回る車はどれもヴィンテッジ、次々流れる曲はオールディーズ。団塊の世代直撃の何と贅沢な内容なことか。
当時、ほとんどの出演者が無名だったが、リチャード・ドレイファス、チャーリー・マーティン・スミス、ハリソン・フォードは有名スターに、ロン・ハワードは映画監督にと、ハリウッドを代表する映画人になったモニュメント的作品。
ジョージ・ルーカスの第2作目の監督作品。自らの高校生時代をベースにしたという。プロデューサーは、フランシス・フォード・コッポラ。
挿入曲は、「ロック・アラウンド・ザ・クロック」、「悲しき街角」、「煙が目にしみる」、「リトル・ダーリン」、「ジョニー・B・グッド」、「ラブポーションNO9」など41曲。ルーカス自身の好みで選んだと言われているが、この舞台の1962年夏に最も流行ったフォーシーズンズの「シェリー」は入っていない。
そういえば、DJのウルフマン・ジャックが本人役で出ていて、アメリカのローカル・ラジオとDJに強烈な印象を持ったものだった。カッコよかったなあ。
1974年、アメリカ。