国内外の賓客のための迎賓館として使用されてた『釣魚台』の燐寸である。2000年頃からは、一般客も宿泊ができるようになったとか。これは、それ以前のもの。その意味では、天安門マッチよりもレアになるか。
釣魚台の敷地は、南北1km、東西0.5km、総面積42万m²。湖水部分の面積は5万m²。建物の総床面積は16.5万m²。中華人民共和国成立10周を記念した建設事業の一つとして、大規模な増改築が行われた。文化大革命下、首謀四人組の一人であった江青の住居として独占的に使用された。
広大な敷地内には十数棟が点在し、どの建物も一つのホテルとして機能。主賓、お付き、事務方、会議室、接客室などが備わっている。
敷地内への出入り口には人民解放軍が立哨し誰何をする。登録されている車両ナンバーでないと、いかなる高官や党の幹部でも入れない。