毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

楽しんで巣作り♪

2010年07月13日 11時38分40秒 | 紡ぐ暮らし
この家に来てもうすぐ2週間。

いやぁ、あの大混乱が よくぞここまで片付いたもんだと


まだまだやりたいことはあるんだけどね。。。湿気とカビ臭さで困り果てた流し台下も、あの手この手で清潔感を取り戻させつつなんとか使いこなしたいし、

台所がひどく狭いので、隣の板の間も使って これまたあの手この手で物の置き場を作り、なんとか一通りの器や調理道具が置けるようにしたところまではいいんだけど、仕事の動きに合うように配置をもっと工夫しなくちゃ、とか、

のれんの足りないところにはのれん、風呂場の窓にはカーテンを縫って付けよう、とか、

靴箱のない玄関は、床が傾斜していて普通に棚は置けないから、壁にじかに棚板を取り付けようか、とか、


・・・・・・でも、大工仕事って中学の家庭科以来 とんとしたことないんだよね(^◇^;)



家の中でこの調子だから、外回りは氣になりつつもほっぽらかし

草取りして 前の家から連れてきたミントくんたちを下ろしたり、やはり前の家にひとり生えしてたトマトの苗を連れてきたのを 鉢に植えつけたりしたいのに~


でも、氣ばかり焦ってもしんどいだけだから、雨降りの日が多いのを口実に もうちょっと待っててね~ の日々


ある程度納得いくところまで持っていくのに ひと月かかりそうだわ、こりゃ。。。





今回の引越しの一連の作業で、ただの空っぽの入れ物であった「家」が “わが家”になっていくプロセスを つぶさに観察することができました。


最初に見たときは、かすかに前住んでた人の痕跡を残しつつ、どこか違和感ある空氣を漂わせ よそよそしかった「家」。

まずは 閉めきっていたいくつもの窓をがらがらと開け放ち、空氣を通して いのちの流れをよみがえらせる。

そしてお掃除。

以前、ある風水インテリアコーディネーターの方から、

「お掃除は一番手っ取り早い風水ですよ」

と教えていただいたことがあるのですが、ほんとうにその通りだなぁ、と。

ひと掃き、ひと拭きするたびに、家の空氣が少しずつ変わって 自分の氣になじんでいくのがわかる。

なにも置いてない空っぽの家は 大掃除も楽なことで、家中の埃を払い ふき取りながら わずかに残っている前の人の氣をきれいさっぱり払拭し、私の氣で塗り替えていく。

愛情こめて手をかけると、家が喜んで 私の氣を受け入れてくれるのが なんとなく感じられます(^^)


それから荷物を運び込み、使いなじんだ家具や道具を配置していく。

家中にますます私の氣が満ちて 親しみが増していきます♪


こうやって 工夫を凝らし 知恵を巡らせ 手を入れて 住み心地よくしつらえるほどに、
家が私仕様になっていくのがよくわかる♪

ただ住居として機能するようになるってだけじゃなくて、空氣そのものが“私の空氣”に変わっていくんですね



一ヶ月かけての 大掃除と荷物運びが同時進行の引越しというのは初めての経験だったけど、そのおかげで “わが家”とはなにか、どうやって「家」が“わが家”に変貌していくのか、がなんとな~くわかったような氣がします♪

自分のエネルギーをたっぷり投入してお手入れをし、弱点は知恵を絞り インスピレーションに頼ってなんとか克服し、その中で楽しく氣持ちよく暮らすことを絶えずイメージしながら せっせと巣作りに励む。

心をこめてお世話しながら「ここで楽しく暮らしたいの、どうか力を貸してね」ってお願いすれば、家は喜んで応えてくれる。

なんだかね、そんな氣がするんです



一時はどうなることかとず~んと氣が重くなったり、作業がはかどらなくて焦ったりしたこともあったけど、

おかげさまですっかり仲良くなれた“わが家”、いまや 私の氣を余すところなく受け入れ、私の心やからだや暮らし、私の持ち物を頼もしく護ってくれるわが城、わが砦、そしてなによりも 大切な安らぎの場なのです