桜やハナミズキの葉が紅葉し、山茶花 ・ 乙女椿がどっさり蕾をつけ、ヒイラギの花は満開で庭中えも言われぬ香りに満ちて。。。。季節は淡々と着実に巡っています。
ご無沙汰しておりました m(__)m
以前からご訪問くださっている方は、このブログが滞っているときは おおかたまたブログ主の内側であれやこれや進行中なんだろうと見当をつけてくださっていると思うのですが、今回もまったくそのとおり。
いろいろあり過ぎて 何からどう書けばいいものやら・・・・・
なのできょうはちょっと内面の話から離れて、ここしばらくの台所模様を。
その後マンデラ ・ エフェクトは音沙汰なしで、相変わらずカメラが使えないのが残念ですが (^_^;)
この初夏から秋にかけてハマっていたのが、緑茶料理とスープもの。
超男性的思考で台所のさまざまな方面の合理化を図った父、苦手な茶殻の処理を省こうと 茶葉を粉末にすることを思いつき、タイミングよく頂いたギフトカタログで緑茶ミルを見つけて手に入れたまではよかったんですが、定期購入の茶葉が消費量と釣り合わず溜まる一方という事情については なぜか合理精神が働かないようで知らん顔
かくなる上は 料理で一挙に大量消費するほかあるまいと乗り出した貴秋、「緑茶」 「料理」 でレシピを検索したら出てくる出てくる、おかげでこの夏は緑茶料理三昧でしたが、中でも氣に入ったのは 緑茶と青魚の取り合わせ。
緑茶の香りとほろ苦さが 青魚のクセをカバーし、実にいい塩梅。
緑茶粉を塩焼きにかけたり、ムニエルの粉に混ぜたり、パン粉焼きのパン粉に合わせたり、サケの冷製のタルタルソースを緑茶風味にしたのも 目先が変わって美味でした
また 緑茶塩もお氣に入りの一品。
粗塩を炒ってすり鉢で細かく摺り (すり鉢好きは相変わらず)、粉末緑茶と合わせて小ビンに入れ 冷蔵庫で保存します。
天ぷらや焼きナス、焼きしいたけ、冷やっこ、ふかしたじゃがいもや里芋などにぱらりとかけて、さらにパスタやスープのアクセントにもなるし、ピラフやリゾット、白ご飯にちょこっと振るのもよし。
あと、じゃがいものポタージュを緑茶風味にしてキンキンに冷やしたのも おいしかったなぁ。
加えて スイーツとなると、さらにアイデアが広がります。
緑茶ケーキに緑茶クッキーはもとより、緑茶ゼリーに緑茶ババロア、緑茶団子に緑茶わらびもち、緑茶寒天を入れたみつ豆なんかも作ったっけ。
亡き母が溜め込んでいた大量の粉寒天も合わせて消費できて助かりました (^^)v
そうそう、ほんのり甘味をつけた緑茶ミルクもお勧めですよ♪
“スープもの” とは、ポタージュスープやコンソメスープのことではなく、肉や魚を茹でてとれるスープ、すなわち茹で汁のこと。
ハムやソーセージが好きな父に 添加物入りのものは極力食べさせたくなくて、中性脂肪値ダウンも兼ねてせっせと作ったのが 鶏胸肉を使った鶏ハムや鶏チャーシュー。
この鶏ハムの肉を茹でた後のスープが 肉のうまみと香草や香味野菜の香りが溶け込んだ絶品で、これを漉してとっておき 後からポタージュのベースにしたり リゾットに使ったりしていましたが、あるときふと思いついたのが 最初からハムとスープの二品をいっぺんに作っちゃうアイデア。
胸肉 (中性脂肪対策で 皮は除いて別に使います) は 前の晩に塩、さとう、酒といっしょにビニールに入れて 軽く揉んでおきます。
翌日、肉が十分浸かるほどの水に ローリエの葉数枚と粒コショウ数粒、白ワイン少々、玉ねぎのスライス、皮をむいて1センチぐらいの輪切りにしたにんじんを加えて火にかけ、沸騰したら 寝かせていた胸肉をタコ糸で縛ってロール状にしたものを漬け汁ごと入れ、中火~中弱火で15分ほど茹でます。
茹で上がった肉は取り出して冷まし、残ったスープから ローリエと粒コショウを取り除き サツマイモの輪切りを加えて煮ます。
イモが柔らかくなったら火を止め、冷めたところで野菜ごとミキサーやブレンダーにかけてピューレ状にし、牛乳や生クリームを加え 好みの味をつけて出来上がり。
鶏ハムは、肉を柔らかくするために漬け込むときにさとうを入れるので、スープがほんのり甘くなります。
その甘味を生かそうと思いついたのが、にんじんやサツマイモ、玉ねぎなど甘味の濃い野菜を使ったポタージュ。
塩は控えめにして 盛り付けたときに真ん中に 飾りを兼ねてシナモンやクローブをぱらりと落とすのが貴秋流、熱々も冷やしたのも美味しいです。
パセリやミントをあしらうと スープのサーモンピンクに映えておしゃれですよ♪
鶏ハムのほうには マヨネーズに粒マスタードとしょうゆを混ぜたソースを添えるのがお氣に入りです
。。。。と こんなことを書いてたら あっというまに2000字超えちゃった (^^ゞ
スープの話がもうちょっとあるので、いったん切りますね☆