Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

清明さまの石

2006-03-30 | お出かけ
陰陽師で有名な、安倍清明の清明神社と言えば、まず京都を思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、実は福井県の敦賀市にもあるんです。清明が990年~994年のある時期に敦賀に住み、天文の研究をしていたらしんですね。んで、先日寿司を食べに行ったついでに寄ってみました。

京都の清明神社は、清明ブームもあって、みやげ物屋で賑わい、若い女性も多いです。正直、便乗商売?と思えるような店もあり、最近はちょっとやりすぎ?なんて思ってしまいますが、こちら敦賀の清明神社は一転。どこにあんの?って感じの場所にありまして、それはそれはこじんまりとした神社でした。

玄関はよくあるサッシのドアで、中をうかがっても誰もいない。とりあえずお参りしようと賽銭箱の上の鈴を鳴らしたら、その音に驚いて床で昼寝をしていたんでしょう、おじいさんがむくっと起き上がりました。おじいさんの気配に全然気づいていなかった私もびっくりいたしました。

中に入ると、およそ10畳くらいの小さいスペース。祭壇が中央にあり、その下に掘ってある場所があり、そこに清明が占いに使ったという「祈念石(きねんせき)」が。おじいさんが、どうぞどうぞ写真を撮ってください。というのでパチリ。この石をどんな風に使って占っていたのかは謎なんだそうです。

そういえば、私の知り合いに非常に霊感の強い人がいて、以前みんなでバーベキューをしようと空き地で炭を起こす作業をしていたら、「あの石は動かしちゃだめだな」と感じる石があったそうです。で、準備が終わり何気にその話をしたら、もう1人の別の男性が「あっ、あそこの石やろ?」と指差したんです。「そうそう」とうなずき合う二人。二人ともすごく霊感体質らしいんですよね。勝手に川原で石なんか拾っちゃだめなのかも知れないですね。それにしても清明はこの石をどうやって見つけたんでしょう?やっぱり感じるものがあって自分で拾ってきたんでしょうか。いやあ、清明さまほどのパワーの持ち主、石のほうからやってきたのかも知れませんね。

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