Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

贖罪

2017-01-28 | TVドラマ(日本)
★★★★☆ 2016年/日本 監督/黒沢清

(WOWOW)

女性週刊誌みたいな露悪趣味で上っ面だけの湊かなえの小説は本当に嫌いなのだけど、
黒沢清が演出すると、あら不思議!作品に品格が生まれます。これは凄い。
そして、小泉今日子がすばらしい。
黒沢のカメラに収まる小泉ですでに作品が完成しています。
セブンスの前田敦子とえらい違い。

イット・フォローズ

2017-01-24 | 外国映画(あ行)
★★★☆ 2015年/アメリカ 監督/デヴィッド・ロバート・ミッチェル

(WOWOW)

冒頭のシークエンスからして、撮影はすばらしい。
低予算でこの撮影クオリティには脱帽。
しかし、ラストの投げっぷりは好きではない。
ドストエフスキーの「白痴」の引用等、多くの暗喩が出てくるが
「わかるだろ?」という作り手の意識が「私には」傲慢に感じられた。

ジョン・ウィック

2017-01-19 | 外国映画(さ行)
★★★☆ 2014年/アメリカ 監督/デヴィッド・リーチ、 チャド・スタエルスキー

(WOWOW)

凄技アクション物なんだけど、妙なユルさが独特の世界観。
ホテルのコントみたいなくだりでノレるかノレないかに分かれそう。
なぜか、最後は銃を捨てて(ナゼ!?)取っ組み合い(笑)。
キアヌの超接近戦アクションは面白かったのだが。
そしてウィリアムデフォーの無駄遣い

黄金のアデーレ 名画の帰還

2017-01-17 | 外国映画(あ行)
★★★★☆ 2015年/アメリカ・イギリス 監督/サイモン・カーティス

(WOWOW)

ナチに奪われた絵画を取り戻せるのか?というメインの外側に、
ユダヤ人の逃亡、擬似親子の絆の物語、過去に向き合う男の成長などが
見事に配置された大変ウェルメイドな一本。
また主人公の気品を表すヘレンミレンの衣装がどれも素晴らしい。
彼女が経営するブティックに行きたい。

恋はデジャ・ブ

2017-01-15 | 外国映画(か行)
★★★☆ 1993年/アメリカ・イギリス 監督/ハロルド・ライミス

(Amazonプライム)

なぜか同じ毎日を過ごすハメになった男のラブコメ。
皮肉屋を演じたらピカ一のビルマーレイにピッタリの役どころ。
どうせ「退屈だと思ってた1日をスペシャルな1日にするべく生きよう」
という着地点だと思ってたら、その逆。
退屈な1日にも意味はあるという脚本がすばらしい。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

2017-01-10 | 外国映画(や・ら・わ行)
★★★★ 2016年/アメリカ・イギリス 監督/ギャレス・エドワーズ

(映画館)

エキスポシティIMAXにて観賞。フォースて何?な私だがIMAXの大迫力もあって、楽しめた。
お目当てのドニーイェンはもっと無双ぶりが見たかったけど、
それだと違う映画になっちゃうかw
それよりディエゴルナが出てるじゃん!
しかも、主役級の大活躍が嬉しかった。