Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

探偵はBARにいる

2013-10-03 | 日本映画(た行)
★★★ 2011年/日本 監督/橋本一
(DVDにて鑑賞)

「おもろなーい」


評価が分かれている映画って、私はどっち派になるんだ?という鑑賞前の楽しみがあるのだけど、
これは残念ながらハマらんかった…。
大泉洋は割と好きな俳優で、いちばん好きな作品は「ハケンの品格」。
篠原涼子を「とっくり~~!」と叫ぶのがすごく面白かったんだけど、
この作品の洋ちゃんはダメ。
とにかく探偵ってことで、すかした演技が鼻につく。
アンタ、イケメンでもなかろうに、何カッコつけてんの?と思っちゃう。
作品全体に漂うムードも、松田龍平が出ているからということでもないけど
松田優作の「探偵物語」を思わせるムードで、なんか大泉洋が浮いて見える。

あと、小雪ね。
どうもこの人、うまいと思えない。
謎の美女ですか…。で?って感じで、何も後に残らない演技なんだよね。
そしてこの人、とても女子受けが悪いのはなんでですかね。

のぼうの城

2013-10-01 | 日本映画(な行)
★★☆ 2011年/日本 監督/犬童一心 、 樋口真嗣
(WOWOWにて鑑賞)

「設定もセリフもよくわからずモヤモヤ」

評価が真っ二つのようですが。私はあまり面白くありませんでした。
まず、各武将の関係性がわからない。(そこ!笑)
ということに加えて、セリフが聞き取りづらい。
だから、何がどう動いているのか、わからない。
ラストカットでそれぞれの武将がどういう末路をたどったか、ナレーションされるのですが、
そこでようやく腑に落ちる始末。
主人公のでくのぼうは隠れ蓑で本当は策士だったのか、
それともやっぱりただのバカだったのかが不明瞭。
舟の上の舞踊は一世一代の博打であるのに、構成上の盛り上がりにも欠ける。
監督の演出にも疑問を感じました。
てか、犬童一心と樋口真嗣が監督って、業務を分担したのかなあ。
作風からして相容れない2人のようにも思うのだけど。