Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

アジョシ

2013-03-13 | 外国映画(あ行)
★★★★ 2010年/韓国 監督/イ・ジョンボム

「ウォンビン、かっこいいです」

ウォンビンがカッコイイですねえ。
だから、ウォンビンファンだけが見ればいいじゃん。と
バッサリ切り捨てられるかというとそういうことも全くありません。
ファン以外の人も充分楽しめるエンタメアクションじゃないでしょうか。
隣に住んでるおじさんが少女を助けるために命を賭けて戦う。いいじゃないですか。
それで主人公がぱしっと決まってたら。

ただ韓国映画にはいつも言えることなんだけど、
警察の面々も悪い奴が多いでしょ。
で、ヤクザの連中ももちろんワル。
両社が入り乱れると、誰が誰だかわかんなくなるんだよねえ。
名前も覚えにくいしさ。
「警察が能なしで、みんなワルばっかり」っていう設定も飽きたなあ。
この辺がワンパターンなんだよねえ。

あとバイオレンスシーンも衝撃的でいいんだけど、
それもやり過ぎると、せっかくの主人公のアクションシーンですでにお腹いっぱいになってるんだよね。
ちゃんと暴力を見せる演出はいいと思うんだけど、やり過ぎるとこれも飽きるっていうね。