太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

焼き目恋しや

2012-01-20 12:39:53 | 食べ物とか
昨夜、読んでいた本の中で、焼いた餅を砂糖醤油で食べるシーンがあって、

それを読んだら、焼いた餅が食べたくてたまらなくなった。

朝になり、ウォーキングするついでにスーパーマーケットに行った。

この店は朝6時にオープンするのだが、一体誰がそんな早くに買い物をするんだろう?と思っていた。

私のように、突然なにかが食べたくなる人のためだったのか(うそ)。


郊外のスーパーでも、お餅やお出汁が買えるなんて、移住したのがハワイでよかったと思う。



買ってきた切り餅を焼く段になり、はて、何で焼こうかと迷う。

以前、実家から送ってもらった切り餅は、焼くものがないので全部お雑煮にして食べた。

でも今日は、どうしても焼いた餅が食べたい。


トースターは、パン専用の、パンを入れる細長い穴のあいたのしかない。

オール電化なので直火がない。カセットコンロもない。焼き網などあるはずもない。

直火といえば、バーべキュー用のグリル。


こんなの。

でもこれは男の領域で、私は使ったことがない。

一度やりかたを教えてもらったことがあるけど、小さなプロパンみたいなのが下にあって、その口をひねって、えーと・・・

なんとなくわかるけど、ガスというだけで怖いじゃないか。

うっかり者の私が、操作を間違えて、 ボン! ということになったら。

やめておいたほうがいいだろう、やっぱ。


以前、フライパンでやってみたことがあったが、下からの熱だけでは、なかなかうまく焼けなかった。

どうしようかとキッチンを眺めていたら、

あったあった!なぜ今まで気づかなかったんだろう!うちにはオーブンつーものがあった。



景色の一部になっていたんだな。

これなら上下の熱だし、きっとうまく焼けるはず。



温度は、摂氏でいうところの230度ぐらいにして、ホイルを敷いた上にお餅を乗せる。

醤油も、砂糖醤油も、海苔もスタンバイ。



10分後。





膨らんでる、膨らんでる!

なんかいい感じ。

餅!って感じ!



でも、ただ豪勢に膨らむばっかりで、いっこうに 焼き目 がつかない。

あまりこのまま放っておくと、中身と外側が完全に分かれてしまうし、「エエ、ままよ!」と取り出した。

味は美味しゅうございました。

食べるのに夢中で、写真を撮るゆとりなんかなかった。


美味しかったけど、かえすがえすも、焼き目がないのが残念無念。

あのまま辛抱して待っていれば焼き目がついたのだろうか、と思ってみたり、

温度設定に誤りがあったのでは、と思ってみたり、

一人で反省会をする、そんな午後。






にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村

ビギナーズラック

2012-01-20 09:59:13 | 絵とか、いろいろ
絵を描く時、こういうものを描きたいというイメージがあって描き始める。

そのイメージが、ぼんやりしていればいるほど、出来上がったものの満足度が高い。



同じテーマの絵をいくつも描くと、技術的にはいろいろ学ぶところがあるけれど、新鮮さ、インパクトといった全体的な意味では、

最初の作品を超えるものは、なかなかできない。


ビギナーズ・ラックという言葉がある。

賭け事でも何でも、1番最初にツキがあってうまくいく。

きっとそれと似たようなものなのかもしれないと思う。

イメージがぼんやりしているということは、成功のイメージも失敗のイメージもない状態で、だから手さぐりながらも思い切って筆が進める。

そういう時は、最初は気にいらなくても、描き進めていくうちにどんどん良くなる。


確固としたイメージがあると、それに近づける為にいちいちストレスを感じるし、うまくいかないと焦ってくる。

そういう時は、どんなに描き足していっても、いっこうに良くならないことが多いのだ。不思議だなー。



というわけで、ハイビスカス。










にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村