太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

火山の影響

2012-01-28 17:07:59 | ハワイの自然
アレルギー鼻炎の症状で、すっきりしない。



ハワイ諸島で最大の島、ハワイ島(オアフ島の4倍!)には、世界一活発といわれているキラウェア火山がある。

20世紀中に45回噴火しているらしい。

噴火といっても、ドッカーン!!と爆発するのではなく、さらさらの溶岩が山肌を流れてゆくタイプ。

活火山だけど安全な火山で、私が行った時は、国立公園の中にあるラバートンネル(溶岩が通ってできたトンネル)を歩いた。

どうやらココでは不思議な体験ができるらしい、と聞いていたけど、スペシャル鈍感な私にはなーんにも感じなかったなあ。




 (Hawaiian Volcanoes Beauty & Terrorより)

こんなふうに溶岩が海に流れて、海水によって固まって、少しずつ島の面積が大きくなってゆく。

ここ30年で、80万平方メートルも面積が増えているというんだけど・・



なぜ鼻炎の話から、キラウェア火山の話になったかというと、この鼻炎の元は火山だから、である。






一番右側のハワイ島の、緑色の部分がキラウェア山。

風向きと、火山活動の両方の条件が揃うと、火山から出るガスやらが、風に乗ってオアフ島までやってくる(矢印)

普段は風がよく吹くオアフ島だが、これも何かの気象事情で、ピタリと風が止まってしまう日がある。

そうすると、流れてきたガスやらが、霧のように停滞して、それが敏感な人たちの粘膜に悪さをするというわけ。

喘息の人は、ひどくなっちゃうこともあるらしい。



土地の人は、このことを VOG と呼ぶ。ボルケーノの VO と、霧(FOG)の G。

「喉が痛くて・・VOGだからさー」といった具合。


私は、症状が出る時と出ない時があるのだが、今日はどうやら出る日で、鼻炎日和。

朝、海で泳いできたら、ちょっとよくなったような。







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