太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

バジルペースト

2012-07-26 13:50:43 | 食べ物とか
ファーマーズマーケットで、フレッシュバジルの大きな束が1ドルという安さだったので買って来た。

夫と出会ってから、新たに知った味や、改めて見直した味というのはたくさんあって、

バジルもその一つ。


1番好きな食べ方は、生の葉をそのまま、冷やしたトマトとモツァレラチーズと合わせて食べるサラダ。

そのサラダを2回作っても、まだまだバジルは余っており、

古くなってしまうともったいないので、バジルペーストを作った。



日本にいた時、実家に行ったら、塀沿いに野生のバジルがわんさか生えていた。母が

「何の雑草かしらねぇ」

と言うので、夫と私はビックリして、あわてて全部刈り取って、もらってきたことがあった。






バジルペーストは、ビン入りのものも手軽に買えるけれど、香りの良さは手作りならではだと思う。

作っているときに、部屋中にバジルの香りが満ちて、すごくいい気分。

作り方は簡単。

全部を材料をフードプロセッサーにかけるだけ。



このまま、茹でたパスタにからませたり、ピザに乗せて食べたり、軽くトーストしたパンに付けたり、

マヨネーズと混ぜて、サーモンの切り身の上に塗って、オーブンで焼くのもとても美味しい。

松の実がなければクルミでもいい。

ただオリーブオイルだけは、エクストラ バージンオイルのいいやつを使ったほうが美味しくできる。



本当はバジルを栽培できたらいいんだけど、クジャクの大好物で、

金網をかけても何をしても、食べられてしまう。





バジルペースト(1カップ分ぐらい)



生のバジルの葉  2 1/2 CUP(計量カップに葉をギュウギュウに詰めて2杯分) (アメリカの計量カップだと2CUP)

オリーブオイル  120ml (アメリカの計量カップで1/2CUP)

松の実(クルミでもよい) 80g (アメリカの計量カップで1/3CUP)

にんにく  3かけら(みじん切りにしておく)

塩、こしょう



・バジルと松の実を合わせてプロセッサーにかける

・にんにくを加え、しばらく混ぜたら、オリーブオイルを加える。

・塩・こしょうを味をみながら加える。







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ドラマな展開

2012-07-26 08:52:29 | 日記
私は、人は自分で自分の人生のシナリオをあらかた決めて生まれてくると信じている。

それも、ロールプレイングゲームのように、

この時、これを選んだらこう、ああしたら、こう、というふうにバラエティに富んだ人生模様が用意されているのだと思う。



CDの棚の整理をしていたら、スーザン・ボイルのCDが出てきて、

懐かしくなって聞いてみた。

そしたら、彼女がオーディションを受けた時の映像が見たくなって、YOU TUBEで見てみた。

そういえばポール・ポッツという人もいたと思い出して、彼の映像も見た。

オーディションのときのポール・ポッツの歌声は、何度聞いても鳥肌が立つ。



で、思ったのだ。


スーザン・ボイルも、ポール・ポッツも、最高にドラマチックな展開を体験するために生まれてきたんだろうなあ、と。





もしスーザン・ボイルが、ジェ二ファー・ロペスのような容姿で、

もしポール・ポッツが、キアヌ・リーブスのような容姿で、

若くて、お金持ちで、幸せな家庭があったら、歌手にはなれたかもしれないが、あそこまでのドラマは起こらない。

ギャップがないとドラマは始まらないし、それが大きいほどドラマは盛り上がる。



少女マンガ主人公が、メガネを外したらすごい可愛かった、とか。(違う?)

お汁粉にはきゅうりのキューちゃん、とか。(全然違うか)



人に軽く見られてしまうような容姿で、若さもない、要するに、どこをとっても全然冴えない人物だからこそ、より人は感動するし、

何より、本人が一番感動する。

彼らがどれだけ感動しているか、映像を通してみても、魂ごと震えているのがわかるぐらいだ。

「あー、この瞬間のために、容姿を含みすべてを選んで来たんだな」

と私は思ったのである。



自分自身の人生を振り返ってみても、行き当たりバッタリに生きてきたように見えて(そう見えるらしい)

カッチリと帳尻が合うようになっている。

こう生きよう、こうなろうと思って必ずしもそうなるわけでもなく、

こうなりたくないと思っても、そうなることだってある。

私も、彼らほどではないが、多少ドラマチックな展開をシナリオに入れて生まれてきたようで、

だけど過ぎてみれば、なんだアレでよかったんだ、と納得することばかりである。



ドラマは、それをドラマだと知らずに演じているから、本人にはけっこうキツイ。

なんといっても、甘さに感動するには、思い切りしょっぱくならないと駄目なんだから・・・

もうこの先の人生にはドラマは必要ないからねー、平穏無事が一番、と私は私自身にクドクド言い続けている。








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