太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

平等院

2012-07-27 18:07:35 | ハワイの自然
我が家の裏手に、平等院がある。

日本の平等院には1度も行ったことがないが、裏の平等院には何度も行っていて、勝手知ったる隣りのお寺、である。

夜襲してくるクジャクも、どうやらココからやって来るようである。


京都 宇治の平等院は、1000年の歴史があるらしい。

ときの権力者、関白藤原道長が左大臣源重信の婦人から譲り受けた別業をその子頼通が、永承7年(1052)にこれを仏寺に改め、平等院とした。

と平等院のサイトに書いてあった。

しかも、世界遺産だったとは・・・・




堂々の世界遺産




こちらハワイ


うーん、似てないというわけではない。似てるけど、ちっちゃーー。

ちっちゃー!だけど、私はこのお寺が好き。

背景のコオラウの山並みも、のんびりした雰囲気も。

黒鳥が住み、パパイヤやマンゴー、ユーカリの木々が茂り、太極拳を教えていたり、

月に1度、土曜日にジャズのコンサートなどをやっている。

日系移民100周年を記念して、1968年に建てられたというから、それでも44年の歴史があるのだ。



訪れた人が勝手につく鐘の音が、1日に何度も聞こえてくる。

トロピカルな風景に、お寺の鐘。我が家に来た日本人が、みな最初は「ギョ!」とした顔をする。








ハワイには、出雲大社の分社もあって、

これはまた、もーっともーっと小さい。

思わず通り過ぎてしまいそうなぐらい小さいが、ちゃんと出雲大社。

日本を忘れたくない日系移民の気持ちを思うとき、

どんなにちっちゃくても、「ナンチャッテ平等院」「ナンチャッテ出雲大社」とは言えない気持ちになるのである。








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「LOVE」

2012-07-27 08:40:57 | 日記
ワイキキ水族館でのコンサート『KE KANI O KE KAI』も、今回を入れてあと2回となった。

この日のアーティストは、LEDWARD KA'APANA と、HAPA。


KA'APANA

彼は毎週日曜に、ハワイカイにあるコナブルワリーで生演奏をしていて、1度聞きに行った事があった。

スラッキーギターを自分の体の一部のように扱う。



HAPA


私は初めて彼らの演奏を聴いたのだったが、ハワイアンとロックと、いくつかの音楽をミックスしたようなスタイル。

ジョン・レノンの「LOVE」を、何十年ぶりに聞いただろう。

こんなにいい歌だったっけ?

全身鳥肌、それでもってジーンとした。



Love (John Lennon)



Love is real, real is love,
Love is feeling, feeling love,
Love is wanting to be loved.
愛は真実 真実が愛
愛は感じること 感じることが愛
愛は 愛されたいと思うこと


Love is touch, touch is love,
Love is reaching, reaching love,
Love is asking to be loved.
愛は触れること 触れることが愛
愛は伸ばすこと 愛に手を伸ばすこと
愛は頼むこと 愛してほしいと頼むこと


Love is you, you and me,
Love is knowing we can be.
愛はあなた あなたとわたし
愛はわたし達が愛になれるということを知ること


Love is free, free is love,
Love is living, living love,
Love is needing to be loved.
愛は自由 自由が愛
愛は生きること 愛をもって生きること
愛は 愛される必要があるということ



「愛は 愛してほしいと頼むこと」

愛して欲しくない人なんか、一人もいないんだよなあ。

みんなみんな愛されたくて、愛したくて、それなのに、愛さない理由や、愛されない理由にがんじがらめになって。

この世界に愛しかないことを知るために、愛じゃないようなものを体験するのだろうか。




ワイキキの夕日



人間というものが、みんな、なんだかとってもいとおしくてたまらない気持ちになった夜だった。







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「入船」

2012-07-27 07:45:58 | 食べ物とか
動物園の近く、カパフル通りに『入船』はある。

20年前、夫はこの近所に住んでいて、入船に時々行ったのだそうだ。

その店の前を車で通るたびに、ガーリック アヒ(アヒ=鮪)が美味しかったとか言うので、それじゃあ行ってみようということになった。

私は6年以上昔の夫のことは知らないから、

私が知らない、夫が好きなもの、好きな場所を体験するのは楽しい。





しかし、この店構えだ。

日本でいえば、場末の居酒屋ってな感じで、夫から聞いていなければ、入るのをためらう。




店内は思ったよりも広くて、インテリアは非常に居酒屋風。

とても明るくてハキハキした店員さんが笑顔で迎えてくれる。

巨大招き猫や、天狗のお面、なぜかナマハゲや、観光地の提灯が脈絡もなく並んでいるが、

しばらくいると、その混沌さ加減が心地よくなってくる。



マッシュルーム豆腐

たっぷりのニンニクで、マッシュルーム、豆腐、ブロッコリーを炒めてある。味付けは味噌と、黒豆ソースか何か・・・




ここ数日、食べたかった トンカツ を注文。

カラッと揚がったカツが2枚もあって、オリジナルのソースは、日本のソースを基本にした、まろやかな味。




夫が頼んだ BENTO。

野菜と海老の天ぷら、鶏の唐揚げ、鮪の刺身、照り焼き風の豚肉、そしてガーリック アヒ。



お米も、ちゃんと日本のお米に近い味だったし、

何より、どれをとっても美味しくて、とうとう二人で完食した。恐ろしい・・・・・・

トンカツ2枚・・・・


こんな見た目の店なのに(大変失礼)、お客が次から次へと入ってくる。

創業1980年と書いてあったから、かれこれ30年余り。

美味しくて、値段も割とリーズナブルで、しかもポイントカードまである。(非常に意外)

美味しい店のリストが増えてゆくのは、なにより嬉しい。




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